行程・コース
天候
曇りのち晴れ(頂上到達時はガスと強風)
登山口へのアクセス
電車
その他:
東京6:36(上越新幹線)~7:53上毛高原8:00(バス)~8:45天神平ロープウェイ8:55~9:10天神平
この登山記録の行程
天神平9:20・・・9:38天神峠9:43・・・10:13熊穴沢避難小屋10:17・・・11:35肩の小屋分岐11
:40・・・11:45谷川岳トマノ耳11:50・・・11:55肩ノ小屋(休業中、昼食)12:20(往路を戻る)・・・13:17熊穴沢避難小屋13:18・・・13:55天神平
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
・天神平上部の天神峠迄のリフトはGW直前の4/29から運行するとのことで、最初の急登を短絡する思惑が外れた。
・残雪期であるが、出発地点の天神平はスキーゲレンデであり登山開始から雪道で早速12本爪アイゼンとピッケルを装備して出発する。
・約20分で天神峠に到着。いきなりの急登にエネルギを使い、上着を1枚取る。
・先に見える谷川岳山頂はあいにくガスに覆われていた。
・暫くはガスに覆われていない裾野部分登山ルートでは先行する登山者何パーティかは望見出来る。途中、最大の難所(?)である露岩の熊穴沢ノ頭を通過するが、アイゼンが岩に反発する。
・出発地の天神平から50分で熊穴沢避難小屋に到着。この時期では小屋の屋根だけ出て、建家本体は雪の中である。
・夏道が数箇所出ており、それを避けるためにGW前の22日に山行設定したが、年々雪解けの時期が早まっている。日本列島は、年を追うごとに春や秋を飛ばして冬と夏しかなくなってきていると感じる。アイゼンと岩の擦れる音が耳障りだ。
・次のポイントである「天狗の留まり場」標識は見当たらず「天神サンゲ坂下」の道標が雪解け箇所に見受けられた。今回の積雪ルートは西黒尾根の方に寄っているのだろうか?
・そこから間もなく肩ノ小屋と南方頂上であるトマノ耳中間の道標に至った。既に強風とガスで周囲は殆ど見えない。グローブを外すと直ぐ凍傷になりそうな状況で、フェイスマスクを取り出し被る。
・10分程で頂上トマノ耳に到着。強風に耐えながら登頂証拠写真を撮る。
・5分程度で頂上から下り、冬季休業中の肩ノ小屋に到着。戸は解放されていると聞き、面倒だが快適さを求め、登山靴を脱いで小屋の中で昼食タイムとした。
・寒さから解放された快適な時間を過ごし、25分後に小屋外に出るとだいぶ明るくなってきた。
・燃料補給で気力を取り戻し下山の途にかかる。下山開始から暫くして晴れ間が広がり始め、次第に近くの山や下山ルートが明瞭になってきた。
・更に数分で遠方の山々の眺望も開け始め、眼前に大パノラマが展開するに至った。
・休憩時間も殆ど取らずに下山し、荒れた雪路に手間取っている数パーティを追い越し、予定コースタイムより1時間半ほど早く天神平登山口に13:55到着した。
・アイゼンを外すなど最低限の武装解除で直ぐロープウェイに乗り込み、車中で防寒服上下や装備をしまうことで時間効率化を図る。
・麓の駅からバスに乗車し水上駅に若干早着したので、SLレトロみなかみ号出発に間に合い乗車する事が出来た。のんびりと懐かしい汽車旅を楽しむ。・・・が、渋川を過ぎたところで、車内の乗客から「車掌さん!人が倒れた!」の声。自治会長が一時も躊躇する事もなく飛んで行き、当の若い急病人の救護開始。流石心得のある方は違う! 車掌に口へ詰め物するハンカチ取寄せ指示する等テキパキと初期診断の一方、列車も群馬総社駅で臨時停車した。暫らくして救急車到着し、現場診断の後搬送され、漸く列車が運行再開した。
・高崎で快速電車に乗換え、東京への帰途についた。
フォトギャラリー:11枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | 医療品 | 非常食 | 行動食 | カップ | バラクラバ |
オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル | ゴーグル |
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