雪はだいぶ減りましたが、まだ95%が雪の上。4合目付近から6合目辺りまで抜け穴が多いので要注意です
天気・気温
11:00の山頂の天候:薄曇り。気温4℃。微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
雪の量はだいぶ減ってきました、というのは登山口周辺(大山寺)での話で、登山道はまだしっかりと残っています。
昨年よりも量は多いと思われます。
登山道の状況
登山道は、まだたっぷり雪が残っていますが、地面が出てきたところもあります。登山口から山頂までで、地面が露出している場所は以下の通りで、
●2合目付近から標高1000m過ぎあたりの約30m程度。
●5合目手前から標高1300m標識手前辺りの約50m程度。
●草鳴社ケルンあたりから約50m程度。
以上に加えて、8合目より上の木道が約3割程度は出ています。
地面が出ている場所が登山道全体のまだ5%程度。残り95%はまだ積雪があり、アイゼンは必携です。アイゼンは、10本以上であれば、まず大丈夫。6本および8本では、下るときに踵に爪が無いために非常に怖い思いをするときがあります。
ただしこれも当日の天候及び気温次第で、今日のように気温が高ければアイゼンはなくても大丈夫でした。
しかし、山頂付近では、まだ(間違いなく)降雪があります。気温が下がるとアイスバーンになりますので、アイゼンが必要となります。
8合目から上の山頂までのルートは木道含めてアイゼンは不要です。傾斜が緩いため、また木道の保護のためにアイゼンは外してください。
なお、4合目付近から6合目辺りまで抜け穴が多いので要注意です。
また8合目を過ぎてから左のルートを登ると非常に危険です。本来は地面ではなく、雪がたまっているだけの状態ですので、トレースがあっても通らないようにしてください。
8合目からまっすぐに約30mほど登ると標高1600mの標識があります。そのルートが正解でので、左のトレースを行かないようにしましょう。
また山頂の石碑の後ろも亀裂がすでに出来ています。一気に崩れ落ちる可能性もありますので、石碑から後ろ側に行かないようにしてください。
登山装備
登山道の95%はまだ積雪があり、アイゼンは必携です。10本以上の爪が安心で、6本および8本では、下るときに怖い思いをするときがあります。
服装については、これも当日の天候次第ですが、厳冬期ほどはもう必要ないでしょう。逆に登っていると汗が出ますので、上半身は薄着で寒くなったら上着を着るようにしてください。
下半身はまだ雪がありますので、レインウェアのズボンとスパッツで十分と思われます。手袋は厳冬期用と薄手と両方持っていたほうがいいでしょう。
注意点
6合目および山頂避難小屋はいずれも中に入れます。避難小屋に入る際は、ライトが必要です。特に山頂の小屋では、ライトをすぐにザックから取り出せる場所に入れておいてください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内