天神尾根では、雪がしっかりと残っており、登り出しはまだまだゲレンデの脇です。 肩の小屋は今週28日からオープンします。
天気・気温
山と周辺の状況
例年より多くの雪が残っています。
登山指導センター先の国道291号線のゲートは5月末まで冬季閉鎖中です。徐々に除雪が進んでいます。
日中の気温の上昇は、雪崩の危険性が高まることになります。また、ルート上には雪庇やクラックなどがあり、踏み抜きにも注意してください。実際に、姿が見えなくなるほど落ちている方も目撃されています。十分にご注意ください。
登山道の状況
天神尾根では、雪がしっかりと残っており、登り出しはまだまだゲレンデの脇です。尾根上を歩きますが、一箇所ロープをつかって下ります(要注意)。
熊穴沢避難小屋はようやく屋根が見えてきたところです。入口はギリギリ確保されている状態です。肩の小屋は今週28日からオープンします。
西黒尾根では、上部には大きな亀裂が入っていたり、ラクダのコル付近も雪がついていたり、いなかったりで不安定です。慎重にルートを選んでください。
白毛門では、標高1000m付近から上部は雪ですが、雪が剥がれかけているところもあるので、ご注意ください。
笠ヶ岳の避難小屋はしっかりと出ています。朝日岳の水場は利用できません。
登山装備
残雪期になりますが、新雪や凍結面もあり、安全に登山するには10本爪以上のアイゼンとピッケルが必要になります。
注意点
最近は登山者よりもバックカントリースキー、スノーボードでの入山者が多く見受けられますが、マチガ沢などの危険地区は、谷川岳遭難防止条例に基づき4月27日(金)までは滑走も禁止されていますので注意してください。
危険地区以外に入山の方も登山カードの提出をお願いします。
お知らせ
登山指導センター先の国道291号のゲートは5月末まで冬季閉鎖中です。
【重要】谷川岳遭難防止条例に基づく危険地区への登山禁止について
谷川岳は融雪期を迎え、気温の上昇による雪崩の発生が予想されており、登山することが著しく危険です。このため群馬県谷川岳遭難防止条例第7条の規定に基づき、登山禁止地区での登山を、3月23日(金)~4月27日(金)まで(36日間)禁止いたします。
昨年の今頃の様子は?
ロープウェイは4月17日から24日まで点検運休中。ベースプラザも休業のため駐車場も利用できません2023.04.18
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽