3合目付近では「クロモジ」の花が満開です。6合目付近ではようやく「ヤマヤナギ」の芽が開き始めました。
天気・気温
15:00の山頂の天候:雨。気温10℃。5~6m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日の夜から降り始めた雨が朝になっても止まず、予報では午後から雨が上がる予報だったので、雨中の登山となりました。
登り始めは雨具を着て暑いぐらいで、多少濡れたほうが気持ちいいぐらいでしたが、6合目を過ぎて8合目辺りまで登ると、非常に冷たい西風に吹かれ、一気に体感温度も下がってきました。
大山寺周辺ではいろんな花が咲き始めていますが、ここではまだ八重桜が咲いています。
登山口から阿弥陀堂の間では毎年のように「
ヤマブキ
ヤマブキ
」がきれいに咲き始めていますが、どうも例年に比べると、花の数が少ないようです。
この2、3日の低温で生育が遅くなっているようですが、3合目付近の新緑がきれいになりつつあります。
3合目付近では「クロモジ」の花が満開です。また6合目付近ではようやく「ヤマヤナギ」の芽が開き始めました。やや遅れ気味か例年通りの開花状況のようです。
今シーズンも学生登山がスタートし、5月末まで平日は中学生が団体で登ることが増えてきます。
年々学生登山が減ってきていますが、やはり自然の中での団体行動、助け合いながら自分の足で一歩つづ登るという登山は、できるだけ続けてほしいと思います。
登山道の状況
山頂避難小屋の裏手に残雪がありますが、登山道にはほとんど雪がなくなり、問題なく登れるようになりました。
大きく崩れた場所、危険箇所はありませんが、階段状になっている丸太が滑りやすくなっていますので、雨の日やあとなど、濡れている場合はお気をつけください。
登山道の倒木はほとんど処理されています。
今年の雪と春になってからの風の被害は登山道に関してはありません。
ただ元谷から治山道路を通って大神山神社に下るルートについては、倒木と大きな岩が道路を塞いでいますので、通れないことはありませんが、注意してご通行ください。
登山装備
今の時期に必要な装備として、しっかりした雨具は必需品です。
山頂の避難小屋は通年使用可能ですが、登山スタートしてから雨が避けられる場所としては6合目の避難小屋と山頂避難小屋だけですので雨の場合などは非常に助かります。
他にあると便利な装備としては、レイングローブ。これも防寒対策になります。
ただ価格が高価なので、購入となるとちょっと考えてしまいますが、DIYセンターなどで売っているネオプレーン製の手袋などが意外に安くて使えます。
スパッツについては異論もありますが、大山の夏道においては個人的にはあまり積雪時以外に使ったことはありません。
まず、いくらゴアテックスでも蒸れるということ。また夏山登山道においては足元が汚れるほどの泥濘地がないということです。
晴れている日でも雑誌のモデルのようにスパッツを付けている登山者がおられますが、使用用途をよく再考してみてはどうでしょう。ないほうが快適に登れますよ。
注意点
昨日の登山者だと思われますが、避難小屋の窓を開放したままでしたので、中に雨が吹き込み、板場が水浸しになっていました。ご注意ください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
昨年の今頃の様子は?
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だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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