山頂では西風が冷たく、体感気温は氷点下でした。5合目から下では新緑がキレイな季節です
天気・気温
15:00の山頂の天候:晴れ時々曇り。気温9℃。15~20m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
大山寺では爽やかな心地よい風が吹き、気持ちよく日向ぼっこをしながらお昼寝をすればいい加減の天候でした。
ところが6合目を過ぎた辺りから冷気を含んだ西風が強くなり、山頂での体感温度は氷点下であろうぐらいの寒さでした。加えて下山時には雷が鳴り、雨が降り始めるといった天候の1日でした。
大山寺付近の新緑が見頃で、登山道では画像のように5合目辺りから下のほうで綺麗になっています。6合目から上のヤマヤナギの群落でようやく花芽が出てきました(8合目辺りまで)。
山頂付近ではあと1週間はかかりそうです。
ほかにも、登山口から阿弥陀堂の間では
ヤマブキ
ヤマブキ
がきれいに咲き始めていますが、例年に比べると花の数が少ないようです。
3合目付近では「クロモジ」の花が満開です。まだ八重桜が咲いているところもあります。
今シーズンも学生登山がスタートし、5月末まで平日は中学生が団体で登ることが増えてきます。
年々学生登山が減ってきていますが、やはり自然の中での団体行動、助け合いながら自分の足で一歩つづ登るという登山は、できるだけ続けてほしいと思います。
登山道の状況
山頂避難小屋の裏手に残雪がありますが、登山道にはほとんど雪がなくなり、問題なく登れるようになっています。大きく崩れた場所や危険箇所はありませんが、階段状になっている丸太が滑りやすくなっていますので、雨の日など、濡れている場合はお気をつけください。
登山道の倒木はほとんど処理されています。
今年の雪と春になってからの風の被害は登山道に関してはありません。ただ元谷から治山道路を通って大神山神社に下るルートについては、倒木と大きな岩が道路を塞いでいますので、通れないことはありませんが、注意してご通行ください。
登山装備
今の時期に必要な装備として、しっかりした雨具は必需品です。またレイングローブもお持ちください。DIYセンターなどで売っているネオプレーン製の手袋などでも代用できます。
スパッツは私の場合は、大山の夏道で積雪時以外に使ったことはありません。
山頂含めて登山道の途中には水場がありませんので、持参する水は、多すぎるぐらい持ってください。目安は500mlのペットボトルで最低2本。合計3本はあったほうがいいと思います。
注意点
昨日の登山者だと思われますが、避難小屋の窓を開放したままでしたので、中に雨が吹き込み、板場が水浸しになっていました。ご注意ください。
山頂の避難小屋は通年使用可能ですが、登山スタートしてから雨が避けられる場所としては6合目の避難小屋と山頂避難小屋だけですので雨の場合などは非常に助かります。
ペットボトルを凍らせて持参する登山者がそろそろ出てくる季節です。あまり冷たい物は体の芯から冷やしてしまうので、避けたほうがいいと思われます。
また、山頂で氷が融けることはありません。逆に山頂で熱いお茶を飲むぐらいです。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドなど、「大山レークホテル」(TEL0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きのできる登山の歩き方であるとかをお教えします。
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