一気に開花し、非常に賑やかになってきました。お盆近くまでは楽しめるかもしれません。
天気・気温
山頂で11:00の天候は晴れ、気温18℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
昨日はさすがに7合目辺りから吹く風は実に爽やかで、登山時の汗がスーッと引いていくような涼しさが何とも言えないぐらいに快適でしたが、7/31については山頂での気温が22℃、快晴で無風状態でした。
気温だけ見ると涼しいのですが、陽の当たる所はもっと暑く、湿度が高いために山頂の避難小屋周辺も「エー?!なんでこんなに暑い」というぐらいの暑さで、山頂で暑いと思うのは今シーズンで初めてでした。
今年の大山では、梅雨明け前後から雨が少なく、過去にあまり経験したことがないぐらいに非常に暑い日が続いています。
お花は全般的に梅雨明けまでは涼しい日が続き、開花が遅れ気味でしたが、それ以後は暑い日が続いているため、一気に開花し、本来の今の時期の花も開花してきて、非常に賑やかになってきました。お盆近くまでは楽しめるかもしれません。
今、咲いている花は三合目でヤマジノホトトギス、八合目下でダイセンオトギリ、ミヤマホツツジ、八合目でアカバナ、八合目上で
シモツケソウ
シモツケソウ
、標高1600mで
ダイモンジソウ
ダイモンジソウ
や
シモツケソウ
シモツケソウ
、九合目下でナンゴク
クガイソウ
クガイソウ
、山頂手前で
オカトラノオ
オカトラノオ
、山頂でエゾアジサイが満開なほか、キュウシュウシュロソウやアオヤギソウ、ホソバコゴメグサなどです。
登山道の状況
登山道に問題箇所は、とくにありません。
下山ルートについては、今年の砂すべりは非常に危険な状態になっています。このルートは無雪期に常時快適に下山できるというルートではなく、例年ですと5月頃から8月あたりまでの期間限定のルートです。
この時期を過ぎると徐々に危険になってきますが、今年の場合はすでにいきなり危険な状態になっていて、不慣れな方は登ってきたルートをそのまま下山することをお勧めします。
また砂すべりを下りても河原が非常に荒れており、通常のルートがかなり変更を余儀なくされています。
かえって時間が掛かってしまうことも予測されますので、宝珠尾根をそのまま下山されたほうが事故のリスクは少しでも避けられると思います。
登山装備
一般的な登山装備に加えて、今の時期は防虫対策が必要です。
注意点
特に注意すべきは飲料水を充分に持参することです。
500ペットで最低でも4本はお持ちください。特に夏休みに入ってからは小さなお子様連れが増えていますが、下山時も含めて充分な飲料水を持ってないと、熱中症になる恐れもあります。
またあまり我慢して歩いていると、注意が散漫になり、思わぬところで怪我をする恐れも出てきます。
お子様連れで登山される方は、飲料水については充分にご注意ください。
同時に服装についても、とにかく涼しいスタイルで登山スタートしてください。日に焼けることを気にされる方も、五合目辺りまでは樹林帯を歩くので、長袖でなくて、半袖1枚で歩いてください。
最近は非常にカラフルで、機能的に優れた素材の服がたくさん発売されています。
その機能を充分に理解した上で、コーディネートしてください。絶対に厚着は避けることです。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。
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