短い秋の到来です。お花は減ってきていますが、八合目でタンナトリカブトが満開近くなっています。
天気・気温
山頂で11:00の天候はガス、気温17℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今日は登山するのに天気予報が完璧に「雨」でした。しかし天気図と高層天気図の両方を見比べると、下山までは何とか雨がもちそうだったので、登ってきましたが、下山した15:00ごろからバケツをひっくり返したような夕立となりました。
大山の秋は短く、もう1ヶ月もすると初冠雪の便りが聞こえてもおかしくないぐらいの気候になってきました。
今日の大山登山者は天気予報が悪くと平日ということもあり数も少なく、延べで30人ぐらいでした。
お花情報ですが、さすがに咲いているお花も減ってきました。
山頂付近でゴマナ、
イヨフウロ
イヨフウロ
、
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
がそろそろ終わり、八合目付近でトモエシオガマ、イタドリがもう少し。ただその中でもタンナ
トリカブト
ヤマトリカブト
が満開近くになっていて、きれいに花を咲かせています。
登山道の状況
登山道に問題箇所は、とくにありません。
下山ルートについては、今年の砂すべりは非常に危険な状態になっています。このルートは無雪期に常時快適に下山できるというルートではなく、例年ですと5月頃から8月あたりまでの期間限定のルートです。
この時期を過ぎると徐々に危険になってきますが、今年の場合はすでにいきなり危険な状態になっていて、不慣れな方は登ってきたルートをそのまま下山することをお勧めします。
また砂すべりを下りても河原が非常に荒れており、通常のルートがかなり変更を余儀なくされています。
かえって時間が掛かってしまうことも予測されますので、宝珠尾根をそのまま下山されたほうが事故のリスクは少しでも避けられると思います。
登山装備
一般的な登山装備が必要です。雨具、防寒対策も必要です。
注意点
山頂での注意点ですが、比較的に今日の場合は暖かかったようですが、これからはどんどん気温が下がってきます。しかし、登山をスタートするときは必ず薄着でスタートしてください。歩き始めて30分もすると、まだまだ汗が吹き出ます。
山=涼しいまたは寒い、というイメージで登山をされるようですが、
それは山頂(標高1709m)付近の話であって、登山口(標高750m)あたりはじっとしているといい加減なんです。上着は不要です。半袖1枚で歩き始めてください。六合目あたりから上着を羽織るぐらいで充分です。山頂では雨具が防寒具として代用できますので、無駄に荷物を増やさないようにしましょう。
手袋は登りでは不要ですが、山頂であるいは下山の時は重宝します。軍手で構いませんが、雨の場合は軍手は濡れるとつらいですから、ご注意ください。
お知らせ
今年の大山は何故かNHKの取材が立て続けで、先日からNHK鳥取で「若手の登山ガイド」、BSジャパンで「にっぽん百名山」9/11はつるべの「家族に乾杯」と放送されました。「家族に乾杯」は9/17に大山の続きが放映されます。
NHK松江では9/16の08:00から「小さな旅」で大山が紹介されます。
同じ番組がNHK米子では9/20の11:05から放送です。全国放送ですが、地域によって放送日時が違うようなので、9/16と9/20についてはテレビ欄をチェックしてみてください。
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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