例年より残暑厳しく、まだそれほど冷え込みはありませんが、ここ何日かはかなり涼しくなりました。
天気・気温
山頂で11:00の天候は晴れ、気温15℃、無風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
「暑さ寒さも彼岸まで」とは実によく言ったもので、ここ何日かはかなり涼しくなりました。が、今年は例年に比べて残暑が厳しく、まだそれほどの冷え込みはありません。今年は山頂台地の「ダイセンキャラボク」をはじめとして、木の実が非常に少なく、また通常の今の時期にはたくさん見られる「ツキヨタケ」もほとんど見られません。どうも今年は樹木の「不なり年」が集中したようです。
実のなる樹木の習性として、枝の一部で実を形成しながら、同じ枝の一部では来年の花芽が形成されています。すなわち実がなりすぎると、どうしても来年の花芽が少なくなります。原因としては、まず樹木が生き延びるため、大きく育つためとか、夏の干ばつなども挙げられます。今年は残念ながらダイセンキャラボクの実は諦めてください。どうもヤマブドウも少ないような気がします。
登山道の状況
登山道に問題箇所は、とくにありません。
下山ルートについては、今年の砂すべりは非常に危険な状態になっています。このルートは無雪期に常時快適に下山できるというルートではなく、例年ですと5月頃から8月あたりまでの期間限定のルートです。
この時期を過ぎると徐々に危険になってきますが、今年の場合はすでにいきなり危険な状態になっていて、不慣れな方は登ってきたルートをそのまま下山することをお勧めします。
また砂すべりを下りても河原が非常に荒れており、通常のルートがかなり変更を余儀なくされています。
かえって時間が掛かってしまうことも予測されますので、宝珠尾根をそのまま下山されたほうが事故のリスクは少しでも避けられると思います。
登山装備
一般的な登山装備が必要です。
注意点
今日の登山スタート時の服装ですが、半袖のポロシャツ、7部丈の薄手のズボン、登山の基本は「寒いぐらいでのスタート」です。歩き始めて早い人ではすでに阿弥陀堂付近で上着を脱いでいる方を見かけました。暑くなったら脱ぐ、ではありません。お気をつけください。
水分補給については、やはり夏場よりは随分と少なくなりましたが、それでも500ペットで3本から4本はあったほうがいいでしょう。中に水を1本は必ず加えてください。転んだときの傷口の洗浄で使えます。実際には2本あれば足りると思いますが、途中で水場がありませんので予備は持ったほうが安心だと思います。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法であるとか、長続きの出来る登山の歩き方であるとか教えます。
昨年の今頃の様子は?
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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