七合目より上は10本爪以上のアイゼンが必要です。経験者と入山し、無理のない登山をしましょう。
天気・気温
13:00の山頂の天候は快晴、気温-4℃、無風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
本日は二十四節気の3番目で「啓蟄」。春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのこと。たしかにその通りで、風も無くぽかぽか陽気の一日でした。
登山道の状況
午前中はトレース上の雪も程よく締まっていて、登山道に入ったところでアイゼンを装着しました。山頂までトレースはしっかりとついていますから、新雪が降らない限りは迷う心配は無いと思います。
問題はやはり七合目から上で、傾斜が急な上に午後からもあまり緩まなかったので、アイゼンが無いと無理でしょう。
アイゼンはまだ10本爪以上が必要です。八合目から上の頂上台地の木道もまだほとんど出ていません。
登山装備
冬山で厳冬期雪山装備が必要です。10本爪以上のアイゼンが必要です。
注意点
山頂避難小屋も何とかこのままであれば中に入れますし、トイレも利用できます。
1ケ所だけ明かり取りの窓が出ていますが、中はほとんど真っ暗です。中に入る時はヘッドライトがすぐに取り出せる場所に入れておいてください。また中に入る前にアイゼンは外してお入りください。飴の食べかすが結構散乱しています。ホウキも置いてありますので、出来るだけ利用される方は掃除をして帰るようにご協力お願いします。
先週末土曜日から日曜日にかけて、遭難事故が続けて発生しました。
女性の方は残念ながら助かりませんでした。
もう一方の方は縦走路から滑落でしたが、一命は取り留めたようです。
今回の教訓は「決して無理をしないこと。絶対に、です。」自分の力量を過信しないでください。特に縦走路についてはそれなりの技術が無いと無理です。
登山については特に冬の場合は、登って下りてきて、多少の余力を残せる程度にしてください。必ず経験が豊富な方と一緒に入って、無理をしない登山をしてください。無雪期に比べるとかなりの体力と技術を必要とします。出来るだけ単独の冬山登山は避けてください。まだまだ大山は冬ですし、そんなに甘い山ではありません。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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