昨日からの雪で1m近く積もり合計2m近く積雪。五合目までトレースあり、その上はノートレースです。
天気・気温
山と周辺の状況
昨日からの雪が1m近く積もり、合計で2m近くの積雪となっています。道路には圧雪がありますので、融雪道路以外の道路ではスタッドレスあるいはチェーンがないと立ち往生しますのでご注意ください。
毎週金曜日はDBSクルーズで韓国からの登山客が来らましたが、足ごしらえの装備が、チェーンのアイゼンのため、五合目または六合目までしか登れませんでした。。
今日の場合は昨日からの新雪がかなり積もっていて、ほとんどが四合目でUターンでした。
登山道の状況
1/10現在のだいせん夏山登山道の最新情報です。
昨日からの降雪で大山橋付近でも大量に積雪しています。
トレースがないと、登山口がどこかわからないほどです。登山届けを出すポストも埋まっています。阿弥陀堂も雪で真っ白、一合目から雪がたくさんある状態で、一合目の道標の頭がかろうじて出ている程度。二合目はかろうじて道標の頭が出ていますが、注意して見ないとわかりません。三合目の道標は完全に埋まってしまっています。四合目も同様です。
四合目の上から五合目まで久しぶりにラッセルを強いられました。特に五合目前後は抜け穴が多く、ひざでテンションを掛けて足を置くとズボッと抜けることが多々ありました。
五合目から上はトレースがありません。
六合目から上は厳しいと思われますので、不慣れな方や、単独でのラッセルは避けたほうが無難でしょう。
登山装備
厳冬期雪山装備必携です。
アイゼンは当然10本以上のものをお使いください。
またピッケルも使い方を熟知した上でお持ちください。
格好だけで持つのであれば、ストックを持って六合目までで止めた方がいいでしょう。
注意点
・アイゼンやピッケルなどの厳冬期用の装備が必要ですが、持っているだけでは冬山は登れません。
ショップで店員さんに使い方を教わったぐらいで、雪山に登れるほど甘くはありません。
必ず各都道府県の山岳協会であるとか、経験者が豊富な山岳会で
講習を受けてから経験者と共に冬山を楽しんでください。
・大山は大陸からの季節風をまともに受ける厳しい山です。積雪期は不慣れな方が簡単に登れる山ではありません。ご注意ください。
年々雪山初心者が増えてきつつありますが、大山の冬は非常に厳しいこと、特に六合目から上は別世界かと思うぐらいに激変します。
各団体の雪山教室や、各都道府県の山岳連盟の講習会などを受けてから、雪山を熟知した方と一緒に登られた方がいいでしょう。
●山頂避難小屋
・入り口ももかなり埋もれています。
まだ1階からは入れますが、1階と2階の窓が積雪で埋まっていますので、小屋内はほとんど暗くなっています。
ヘッドライト等をすぐに取り出せるところに入れておいてください。
・アイゼンは必ず外ではずしてください。
●車の方は、スタッドレスタイヤや、チェーンの冬対策が必要です。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
昨年の今頃の様子は?
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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