甲武信ヶ岳 | 甲武信小屋

小屋開け4月15日(火)。徳ちゃん新道入り口雪無し、縦走路分岐から積雪が一気に多くなり、木賊山2m。アイゼン・ストック冬装備必要。

甲武信小屋前の様子(2014.05.01 甲武信小屋)
甲武信小屋前の様子(2014.05.01 甲武信小屋)
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天気・気温

04/09(水) 晴れ、9:00の気温+1.6くらい、日中+0.3℃くらい。

        
甲府市の天気予報
明日
曇のち雨
21℃
14℃
明後日
曇時々晴
22℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

8日の三富の道の駅の電光温度掲示板は9:00で+10℃。
8日~9日と小屋明け前に小屋の偵察に行ってきました。
ルートは、西沢渓谷戸渡尾根の徳ちゃん新道ルートです。
8日は風が吹けば寒く、しかしこの日は太陽がずっと背中を暖めてくれて心地良かったです。
小屋は北面からずっしりとした雪がしっかり積もっていましたが、思ったほどではありませんでした。
2月の大雪から積雪がほとんどなかったことをうかがえる様子。

登山道の状況

以下の情報は8日~9日の状況です。
徳ちゃん新道入り口には雪は無く、春景色でした。
日当りのよい南面の戸渡尾根はここまでは雪はなし。
数少ない下り部分には必ず雪や凍結が残るこの時期は、ちょっとの距離でも結構イヤらしいので怖いと感じたらアイゼンを。
雪が吹き溜まる所には溜まっています。
頭上だった枝が胸元にきて道を遮る所もあり、ルートを誤らないように注意。
縦走路の分岐は、ここから例年積雪が一気に多くなります。今年は例年並みの積雪。
ザラメの雪面はズンと重く、踏み込む事は無かったです。
木賊山の標柱はアタマまで雪に埋まっていました。この辺りは2m弱の積雪。
よく締まった雪面にアイゼンを効かせて下れば、きれいな三角、甲武信岳と三ヶ月が見えてきます。
例年より少し多めの積雪です。

登山装備

GWに登山を考えている方は、いつもの冬装備はもちろん、アイゼンやストック(ピッケルよりも有効)は必携。
縦走ならワカン、ビバーク装備は必ず。

注意点

今回の戸渡尾根のコースはよく締まっていたし、歩きやすかった。
しかしいつもこうではないのが雪の道。無雪期よりもうんと多めの歩行時間を含んだ計画を!

お知らせ

小屋開けは4月15日(火)予定です。それまでは小屋は閉鎖、一部解放もしていません。
行程で避難小屋の利用を計画している方は破風山避難小屋を。それ以外はテント。

昨年の今頃の様子は?

2023年営業は4/20~(小屋泊+テントとも要予約)。周囲はまだ冬、凍結残雪があり軽アイゼンなど必要2023.04.18

凍結のため西沢側からはチェーンスパイク、毛木平からは6本爪アイゼン必要。防寒具油断禁物2023.04.26

今朝-2℃。山の上はまだ冬の気温のため防寒対策必要です。「シャクナゲトンネル」はまだこれから2023.05.11

今朝5℃。日中日差し強くても朝晩冷え込むため防寒対策必要。「シャクナゲトンネル」そろそろ2023.05.18

2日前みぞれ。昨夜0℃。朝晩冷え込みあり防寒対策必要。「シャクナゲトンネル」開花中2023.05.25

甲武信小屋周辺の過去の様子

  • 甲武信小屋 入山準備ため小屋入りしました。まだまだ残雪がたっぷりあり軽アイゼンなど必要です
  • テン場も8割位雪で埋まっています。
  • 国師ヶ岳方面分岐路には、トレースは有りませんでした。縦走はまだまだ厳しい時期です
  • 千曲川源流碑辺りは、足首位まで積雪あります。踏み抜きもあり時間がかかります
  • 毛木平から十文字小屋までは残雪ありませんが、標高1900m以上は残雪、踏み抜き、凍結と別世界です 油断禁物
  • 2023年の営業は終了となりました。シーズン中は多くのお客様よりお越しいただきまして、本当に感謝しております。
  • 遂に積もりました…一晩で8㎝程度。ベタベタの雪です。
防寒着やチェーンスパイクや軽アイゼン必須です
  • 13日の毛木平側ナメ滝 付近は凍結 チェーンスパイクや軽アイゼン必要です
  • 午前9時現在気温-7℃。急激に冷え込み、12日夜から断続的に雪がちらついております。又、冷たい風も吹いております
  • 初雪、初冠雪となりました。
  • いよいよ秋本番って感じになり始めました。
  • ヤマネ。今年は例年より遅く、9月に入ってから小屋に来始めました。

甲武信小屋

電話番号:
090-3337-8947
連絡先住所:
369-1901 埼玉県秩父市大滝3638-8 山中徳治

地図で見る
http://www.kobushigoya.net/

施設の詳細を見る

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