八合目まではほぼ雪の上です。そこからは木道も出ており、アイゼンを外しましょう。アイゼンは12本爪推奨。
天気・気温
11:00の山頂の天候は晴れ、気温+2℃、風5~8m/s。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
だいぶ暖かくなり、下界では葉桜満開なんですが、大山寺付近ではこれからが見ごろとなります。
登山口近くでは、ミヤマ
カタバミ
カタバミ
や
エンレイソウ
エンレイソウ
が咲いていました。2合目の上ではキンキマメザクラがほころびかけていました。
登山道の状況
現在のだいせん夏山登山道の最新情報をお知らせします。
8合目までは80%が雪の上となります。
9合目から上は90%積雪のないところを歩きます。木道のあるところではアイゼンははずしましょう。
登山装備
・基本的に雪山装備です。山頂付近ではまだ降雪も予測されますので、ストック、ピッケル、アイゼンなどの冬山装備はお持ちください。
・アイゼンは必要です。12本爪があれば安心です。
・まだ今の時期に、運動靴では無理です。きちんとしたアイゼンの付けられる登山靴が必要です。
・風にさらされると一気に体感温度が下がってきますので、防寒の意味でもソフト生地のアウターか雨具の上下は持っていたほうが良いでしょう。
注意点
このところの問い合わせで多いのが「アイゼンは必要ですか?」
これは非常に難しい問い合わせなんですが、結論としては12本をお持ちいただけば安全に登れるということです。
登山口から8合目上付近までの間で雪の上を歩くことが約60%程度。しかも途中で所々積雪が全く無くなるので、着けっぱなしでは歩きづらいでしよう。面倒でも着けたり外したりになると思います。
登山靴で下り含めてカッティングの歩き方が出来る方は不要だと思いますが、寒気団が入り込むとトレース上はツルツルになり、登りでも難儀をしそうです。
従って登る日の天候と気温によって判断が違ってくると思います。不安な方はお持ちいただいたほうがいいでしょう。
8合目から上の木道については、9割方積雪はありません。もしアイゼンを着けて登られる方は、木道上では必ずアイゼンを外してください。登りよりも下りのほうが危険です。滑って転ぶと、場所によってはそのまま滑り台のように下ってしまいますが、面白がって滑っていると立ち木に激突なんてことにもなります。あるいはそのまま雪の無い登山道に落ちて打撲することもあります。
このような状態ですので、普通の運動靴ではまだまだ難しいと思います。
また何件かありました問い合わせですが、小学生のお子さんを連れて登りたいとのことですが、よほど山登りに熟練した方でないと、ゴールデンウィーク期間中は子連れ登山は難しいと考えてください。
余程の南風が吹いたり大雨が降らない限りは、まだBCスキーも楽しめそうです。
過去の事故の例をみると、自分はベテランだと自負される方ほど事故を起こす確立が高いようです。
山ではベテランというのは存在しません。どんな山でも初心者の気持ちで登ってください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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