大山 | 大山プロガイド協会

登山道の雪は消え五合目から上で芽吹きが始まり、ショウジョウバカマが咲いています。悪天時の山頂は低温に注意。

六合付近まで満開となったダイセンミツバツツジ(2014.05.29 大山レークホテル )
六合付近まで満開となったダイセンミツバツツジ(2014.05.29 大山レークホテル )
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天気・気温

05/15(木) 11:00の大山寺の天候は雨、気温14℃。無風。 
14:00の山頂の天候は小雨、気温7℃ 風5~8m/s
鳥取市の天気予報
明日
雨時々曇
19℃
15℃
明後日
曇時々晴
16℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 12:00発表
松江市の天気予報
明日
雨のち曇
20℃
15℃
明後日
曇のち晴
17℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月29日 12:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

山頂の気温が+7℃とはいえ、雨に濡れた体には西風と相まって氷点下近くまで体感温度は下がりました。
登山道の雪は無くなって、沢筋に残るぐらいですが、さすがに山頂は寒かったです。

大山寺ではようやくサクラも終わり、春の花がたくさん咲き始めました。
登山口付近では ミヤマ カタバミ カタバミ タチツボ スミレ スミレ タチツボ スミレ スミレ 、イチリンソウ、ミヤマキケマンなどが目立ち、阿弥陀堂の下の参道では  ヤマブキ ヤマブキ が例年のようにきれいに咲きそろっています。

一合目前後からは、 イワカガミ イワカガミ が咲き始めて、 タムシバ タムシバ がそろそろ終わり。 オオカメノキ オオカメノキ 、チゴユリも咲き始めました。

新緑が見事になりつつありますが、五合目辺りから上は、まだ芽が開き始めたばかりです。

八合目の上の ダイセンヒョウタンボクがもう少しで終わり。ショウジヨウバカマが満開です。

登山道の状況

だいせん夏山登山道に、大きな支障はありません。登山道の雪は消え、残雪は沢筋に残る程度です。

登山装備

登山装備が必要です。
雨が降っている時の登山では、寒いからと余分に着込んでから雨具を着ると、汗をかいて大変なことになります。ただレイングローブとか、冬用のオーバー手袋などは今の時期は使えます。今日、お会いしたガイドさんは、冬用の手袋を持ってきていて、ちょうど良い加減だったとか。

注意点

今の時期から6月初めぐらいまで、平日に学生たちの集団登山が増えてきます。小学生から中学生の子供たちが一生懸命に登っていますので、一般の登山者の方たちには、ご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、よろしくご協力ください。

お知らせ

登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。

昨年の今頃の様子は?

今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02

だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15

米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

  • 山頂緊急避難小屋付近の状況
  • 3合目手前付近から積雪があります
  • 山頂台地の残雪
  • フキノトウがようやく顔を出してきました
  • 6合目避難小屋の様子
  • ポールの片付けを行う
  • 山頂より剣ヶ峰を望む
  • 少しガスが出ると、大山では、こうなります
  • 山頂碑の様子
  • 山頂より剣ヶ峰を望む
  • 6合目より見た日本海
  • 7合目の様子

大山プロガイド協会

現地連絡先:
090-7999-2931
電話番号:
0859-75-2300
連絡先住所:
〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内

地図で見る
http://chugoku-guide.wix.com/chugoku-guide

施設の詳細を見る

関連する山

鳥取県 / 中国山地中部

大山 標高 1,729m

 山陰地方のほぼ中央にそびえ立つ大山(だいせん)は、天平五年(733)に完成したといわれる『出雲風土記』に、火神岳(ほのがみのたけ)の名で登場する。我が国で最も由緒のある山の1つである。  中国地方の最高峰。大山隠岐国立公園の中心にあり、歴史、民俗、自然科学の面でも傑出したものが多く、名実ともに中国山地の王者である。四季を通じて探訪者が絶えないが、日本海に面した独立峰であり、気象条件、地質地形条件が厳しく、特に冬季は「寒気の吹き出し」の影響を、日本で最初に受けるので、標高に似合わず遭難事故が多い。中国地方の他の山々とは全く異質の山であることを銘記されたい。  一方、自然保護運動の先覚地でもある。全国のゴミ持ち帰り運動の発祥の地であり、数々の乱開発を追放した実績を持っている。現在は一木一石運動(登山者の手によって山頂に石を返す行動)が根気よく続けられている。  山体を形成する角閃石安山岩は軟らかくもろい。激しい浸食作用により、登山道の転変が多く、頂上と通称される弥山(みせん)への道は夏道ルートと行者谷ルート以外は閉鎖されて久しい。両ルートは6合目避難小屋の下で合流し、特別天然記念物ダイセンキャラボク純林を縫って頂上碑に達する。東側に三等三角点が、西に頂上小屋と、やや下って石室(いしむろ)と心字(しんじ)池などがある。いずれも往復5時間程度だ。  最高点の剣ヶ峰へは大神山(おおがみやま)神社から元谷(もとだに)小屋、ユートピア避難小屋を経る一般ルート(往復5時間)の他に大休(おおやすみ)峠からと、地獄谷振子(ふりこ)沢からのルートがあるが、一般向ではない。  元谷をベースに、大屏風(おおびようぶ)岩、小屏風(こびようぶ)岩、烏帽子(えぼし)岩、別山などの岩場がある。岩はもろく、登攀には高度の技術が要求される。南面の南壁はすべてガレ壁で、登降は勧められない。支峰の甲(かぶと)ガ山(せん)、船上山(せんじようざん)にはよい岩場があり、地元のクライマーに愛されている。  大山の名をより高めているのは、史跡の豊富さと荒らされていない生物相とにある。  『出雲風土記』には、大山を杭(くい)にし、弓ガ浜を綱にして島根半島を引いてきたと記され、大化改新(645)前後には修験者の大道場でもあった。以来、興亡栄枯を繰り返し、その遺構が全域に残されている。現存する大山寺と大神山神社の門前町が大山寺(だいせんじ)の集落。今は宿泊施設や飲食店、温浴施設などが参道沿いに並んでいる。 平成30年には、大山情報館が大山ナショナルパークセンターとしてリニューアルしたほか、観光案内所や県立大山自然歴史館も再整備され、大山周辺の情報提供の他、シャワールーム、ロッカー、Wi-Fiなど多くの新しい機能が利用できるようになり、大山登山が一層、便利になった。 冬は西日本最大の広さを誇るスキー場が賑わい、スキーやスノーボード、スノーシューなど、ウィンタースポーツのメッカとなている。

鳥取県 岡山県 / 中国山地中部

蒜山 標高 1,202m

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ユーザーの登山記録から