花の状況は例年に比べ遅いようですダイセンオトギリが。二合目で咲き始めましたが、本来の六合目ではまだです。
天気・気温
11:00の山頂の天候は、くもり、13℃、微風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
現在のだいせん夏山登山道の最新情報をお知らせします。
天気図を見ると梅雨前線が少し太平洋上に下がり、大山付近は少しだけ気温が下がり、やや湿気の少ない日となりました。これで前線が北上してくると、天候が不安定になり、湿気も多くムシムシしてきます。
山頂からの展望も一応下界が見えて、最近では比較的に登山に適した天候だったように思います。
ただ今年は梅雨の間の曇りとか雨が多く、日射量が少ないためにお花の状況が例年に比べて遅いようです。
大山寺付近は「エゾアジサイ」が見ごろとなり、登山道も4合目辺りまできれいになってきました。
2合目を過ぎると「ツルアリドオシ」、「コナスビ」、「ヤマトウバナ」などが足元に咲き始めていて、「アクシバ」も小さなつぼみをつけています。
6合目では「ミヤマイボタ」が満開過ぎ。
たまたま2合目付近で「ダイセンオトギリ」を見つけましたが、本来の場所では(6合目から上)ではまだこれから。
5合目付近から上で「シモツケ」が見頃になりつつありますが、湿気であまりきれいに咲いていません。
山頂台地では「ネバリノギラン」が咲いていますが、「
イヨフウロ
イヨフウロ
」、「ナンゴク
クガイソウ
クガイソウ
」、「オオバギボシ」などもこれから。「
シモツケソウ
シモツケソウ
」もこれから。全般的に例年よりも遅いようです。しかしこれからの天気によっては一気に色が付いてくる可能性もありますが今週も天気があまり安定しないようです。
登山道の状況
現在のだいせん夏山登山道に大きな支障はありません。
登山装備
登山装備が必要です。雨具や虫除け対策必携。
注意点
今の時期の登山で注意することですが、まず服装です。
涼しいからと上着を着てスタートすると、必ず暑くなります。薄着でスタートして、寒くなったら上着を着ましょう。
今日の私の場合は、半袖ジップシャツのみで山頂まで登山しました。下山のときに雨具の上着を着ましたが、8合目で脱ぎました。
虫対策とか日に焼けるとかありますが、それよりも暑さでバテてしまうと登山どころではなくなってきます。
最近の傾向として、スタイリッシュになってきたのはいいんですが、その日の天候と気温にあわせてレイヤードを決めていかないと、「勘違い」のファッションで登っている方がおられます。
まずバテないために何を着るかを優先に考えたほうが、登山がさらに楽しくなりますよ。
水分の補給についても注意してください。
・特に今日などはあまり暑くないからと水分補給をしないと、筋肉疲労により足が痙攣を起こすことがあります。
・飲料水は最低でも500ミリのペットボトルで3本は持ったほうがいいと思います。
・ペットボトルを凍らせて持ってこないように注意してください。山頂まででもあまり融けないので、また氷だけ持って下りることになります。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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