やっとシモツケソウが開花。お盆前まで山頂付近のお花の楽園をゆっくりお楽しみください。登山装備が必要です。
天気・気温
11:00の山頂の天候 ガス 気温17℃ 5~8m/sの風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
九州の西方沖をゆっくりと進む台風12号の影響で、大山寺では強い風が吹いていましたが、今の時期にしてはありがたい風でした。
まず虫(ブト)が出ないのと、何よりも涼しいことが一番でした。
台風も含めて低気圧は時計と逆周りに風が吹き、高気圧は時計回りに風が吹きます。ネットで天気図などを確認すると、南または南東の風が強く吹くことが予測され、太平洋上から吹き込んでくることを考えると湿気を含んだ風ということが予測されます。
すなわち岡山県側の蒜山あたりから大山の東壁に吹き込んでくることがわかり、吹き降ろしてくる風の影響で、大山寺で強い風が吹くけれども山頂小屋付近では少し弱まるだろうとわかるわけです。
あとは大山で気をつけることは、冬に多いのですが、北壁で風が回り込むことがあり、よく天気図を見て見極めないと、事故に繋がることがあります。
この天気で登山するときに一番気をつけるべきことは、雨具でしょう。
危険なのはポンチョタイプ。これは風をはらんで体ごと飛ばされる危険性がありますので、避けたほうが賢明でしょう。
やはり登山ですから、雨具だけはお金を張り込んで、きちんとしたものを揃えたほうが後で役に立つと思います。雨具は雨を避ける役目と、風を避ける役目があります。晴れていても雨具は持参したほうが、山頂付近で防寒具として使えます。
ただ雨具を着ると通常の今の時期はかなり汗が出ますので、それなりの体力も必要です。ご注意ください。
●お花の状況
ようやく
シモツケソウ
シモツケソウ
が咲き始めました。
当然お花によって開花状況が違うわけですが、この
シモツケソウ
シモツケソウ
の明桃色とナンゴク
クガイソウ
クガイソウ
の薄紫色が同時に咲き揃うと見事なんですが、今年は少しタイミングがずれたようです。
お盆の前あたりまで咲き続けると思いますので、山頂付近のお花の楽園をゆっくりお楽しみください。
登山道の状況
だいせん夏山登山道大きな支障はありません。
登山装備
夏山登山装備が必要です。雨具(しっかとした登山用のもの)や虫除け対策必携。
暑さのピークはまだまだ続きますので、服装、持参する水分量、雨具などの
装備については充分にご注意ください。
必要な飲料水の理想を言えば健康飲料が500ミリのペットボトルで2本、お茶が1本、水が1本と合計4本あればいいと思いますが、個人差もありますので目安として考えてください。
特に小さなお子さんの場合は、新陳代謝が激しいので、良く汗も出るしその分だけ水分を摂らせないと下りで困ることになります。
注意点
体力のない方の単独の登山も危険ですが、登山知識の乏しい方ばかりの今の時期のグループ登山はもっと危険です。お気をつけください。
山頂の売店の営業については「チロル&白樺」(電話0859-52-2818)までお問い合わせください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
昨年の今頃の様子は?
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だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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