いつの間にか秋の花に移行しました。蒸し暑くなったり、予想以上に寒くなったりする時期です。装備に注意。
天気・気温
10:00の山頂の天候 ガス 気温15℃ 無風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
だいせん夏山登山道の最新情報をお知らせします。
太平洋上に秋雨前線が停滞しており、はっきりしない天気でした。
いつの間にか夏が過ぎ去ってしまい、朝晩が涼しくなり秋の気配が感じられる日が続いています。
これからの時期は秋雨前線が現れてきますが、日本海上にある場合は南からの湿った空気を呼び込んでくるので、雨が降りやすくなり、降らなくてもじめじめして蒸し暑い日が多くなります。
ところが太平洋上に発生した場合は、北からの寒気が入ってきますので、山頂は予想以上に寒くなります。
今日の場合は後者で、風がなかったから良かったものの、風に吹かれると体感温度が一ケタ台になり、ものすごく寒くなります。
しかし注意していただきたいのは、登る時はまだまだ汗が出ますので、
薄着でスタートしてください。
私の場合は、半袖のジップシャツ1枚だけでした。
6合目辺りからガスに覆われ、景色は望めませんでしたが、今年はこのような状態が非常に多く、日照時間が例年の2割程度だったそうです。
天候もそうですが、お花もいつの間にか夏から秋の花に移行してしまった
感じが強いです。
大山寺周辺では、まず目立つのは「アカソ」、「
ツリフネソウ
ツリフネソウ
」、「ヤマゼリ」などでしょう。
登山道の途中の花も「オオカニコウモリ」、「
ソバナ
ソバナ
」などに加え、夏の花が少し残っている程度です。
山頂で「キュウシュウコゴメグサ」、「ゴマナ」、「
イヨフウロ
イヨフウロ
」、「
ネジバナ
ネジバナ
」などが咲いており、「エゾノヨロイグサ」もまだ少し咲いています。
これからの時期は山頂付近の「ダイセンキャラボク」の赤い実が目立つんですが今年は少なく、探しながら歩いて数個程度。
雌雄異株で実のならない木もありますからよく観察してみてください。どうも今年は実がなる木でいうところの「裏年」のようです。
あと2ヶ月もすれば、初冠雪の便りが聞かれる時期になってきましたので、服装、装備については充分に注意してください。
夕方に暗くなるのも、随分と早くなってきました。
計画では早く下山できると思っても、途中で不測の事態があるかもしれませんので、ヘッドランプは必ずお持ちください。
登山道の状況
だいせん夏山登山道に大きな支障の連絡はありません。
登山装備
登山装備が必要です。
服装、持参する水分量、雨具などの装備については充分にご注意ください。
天候により雨が降りやすく蒸し暑くなったり、低温と風で体感温度一桁台の気温まで下がることもあります。
日没が早くなりヘッドライトは必携です。
注意点
体力のない方の単独の登山も危険ですが、登山知識の乏しい方ばかりの今の時期のグループ登山はもっと危険です。お気をつけください。
山頂の売店の営業については
「チロル&白樺」 電話0859-52-2818までお問い合わせください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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