朝晩の冷え込みを肌で感じられるぐらいに温度差がはっきりしてきました。水分補給と着衣に注意。紅葉はこれからです。
天気・気温
11:00 山頂の天候 ガス後晴れ 気温7℃ 風速5~7m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
高気圧が大陸から張り出してきて、朝晩の冷え込みが肌で感じられるぐらいに温度差がはっきりしてきました。
いつの間にか夏が終わり、今年は夏がどうなったの?というぐらいに涼しくなってきました。
気圧配置にもよりますが、およそ標高が100m高くなるごとに、気温が0.6℃から0.7℃下がってきます。
従って登山スタートのころの大山寺の気温よりも山頂はおよそ6℃から7℃ぐらいは低いということになります。
またこれら加えて体感温度があって、風速1m/s吹くごとに体感温度が
1℃下がっていきます。
今の時期は、この風がどのくらい吹いているかによって、心地よいのか、ものすごく寒いのかが決まってきます。
今日の場合は、やや肌寒かったけれども陽が射してくると同時に心地よい風になり、下界の景色がよく見えるようになったため、最高の秋晴れ登山となりました。
北海道の旭岳では初冠雪が例年よりも9日早く観測されたそうですが、今年の大山の紅葉と積雪量はどうでしょうか?
今年は夏らしさを感じられないまま過ぎ去ってしまった感があるのでせめて短い秋をしっかり楽しみましょう。
登山道の状況
だいせん夏山登山道に大きな支障の連絡はありません。
登山装備
きちんとした秋山の登山装備が必要です。
・「登山は寒いぐらいでスタートする。」が鉄則です。
一方、非常に気温が下がってきますので、それなりの装備を持たないと事故に繋がる恐れがあります。ご注意ください。
・夕方に暗くなるのも、随分と早くなってきました。計画では早く下山できると思っても、途中で不測の事態があるかもしれませんので、ヘッドランプは必ずお持ちください。
注意点
今の時期の注意する点としては、まず水分です。
あまり汗をかくこともなくなってきましたが、やはりジワッと汗をかいてますので少しづつでもいいので水分補給を忘れないようにしてください。下りで足がツル原因のひとつに水分不足があります。ご注意ください。
次に注意する点は、やはりスタート時の服装です。
寒いぐらいの服装でスタートしてください。登りながら暑いと思ったら、まず帽子を脱いでみましょう。5合目を過ぎる辺りまでは林の中を歩くので、日に焼ける心配もないと思います。
前回も書きましたが、登山で大事なことはレイヤードです。
登山の道具もそうですが、服装にもそれぞれ意味があります。単なるカタログ登山者にならないように、もっと個人のオリジナリティーを出してもいいと思います。
日没が早まっています。装備の油断は禁物です。
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何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
昨年の今頃の様子は?
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