台風の影響はなく標高2000～1700ｍ辺りで木々が色付いています。雨後は路肩が緩むことがあるので注意。

天気・気温

山と周辺の状況

10/14
昨夜から台風19号による雨は激しくなりました。
今回はかなり警戒していたせいか、風も強くなかったこともあり、激しい雨もさほどのものには感じませんでした。

今朝の気温は5℃。
雨も上がり台風一過のスカっ晴れ！かと思いきや、ガスに包まれた真っ白な窓の外には雨もシトシト降り、風は昨夜よりも強くなっていました。
登山道の偵察に出ようと準備をしていたけれど、少し様子を見ることにしました。

雨が上がってから出発しようと思ったていましたが、信州側の麓になる南相木村に住むガイドさんに電話したところ、雨も風もなく穏やかでとのこと。埼玉側の秩父では青空が広がっているようなので、なかなか雨が止みませんがカッパを着て出発しました。


いつまで経っても上がりそうもないので合羽を羽織って小屋を出ました。

登山道の状況

【台風19号後の秩父側登山道の様子】
・千曲川源流　大きな変化なし。
大雨や長雨の時は標柱よりも遥か上流に移動する最初の一滴ですが、普段通り。標柱の下から流れが始まっていました。
・途中の登山道　小川の様になっている箇所もありますが、防水のしっかりした靴なら全く問題ない程度です。濡れた木の根に注意。
・2000ｍ辺り　カラマツも色付き緑と黄色のコントラストが綺麗。
・途中の橋　支障ありませんでした。老朽化しているため、近いうち架け替えが必要ですが
・約中間に位置するナメ滝　もちろん増水はしていましたが、台風の後にしてはおとなしめでした。
台風はたいした影響もなかった様子で、本当によかったです。
・1700ｍ辺り　木々の色付きが目を引くきました。対岸の山肌も色付き始めたカラマツが覆っていました。
あと10日もすれば信州側登山口、毛木平周辺はこのカラマツの黄葉で黄金色になります。
今回の台風も前回同様呆気ない通過でした。

登山装備

●秋山登山装備が必要です。寒くなってきています。防寒具は必ず持ってきましょう。登山中も手が冷える気温になりつつあり手袋はあると安心です。帽子などもあると良いでしょう。

注意点

明日の晩からも雨の予報です。タップリ水を含んだ山は多少の雨でも水が増えます。路肩も大分緩んでいます。
登山を計画される方は十分ご注意を。

●山行計画は時間にゆとりのある計画で、山中の行動は早出早着が原則です。
日没が早くなってきていて驚かされます。小屋へは遅くとも16時には到着するようにしましょう。15時を過ぎると気温がぐっと下がって行きます。

休憩中も身体を冷やさないように注意しましょう。すぐ羽織れるようなものを用意しておきましょう。

お知らせ

●宿泊はご予約下さい
飲料水は小屋で1リットル50円で販売しています。

昨年の今頃の様子は？

2023年営業は4/20～（小屋泊+テントとも要予約）。周囲はまだ冬、凍結残雪があり軽アイゼンなど必要2023.04.18

凍結のため西沢側からはチェーンスパイク、毛木平からは6本爪アイゼン必要。防寒具油断禁物2023.04.26

今朝-2℃。山の上はまだ冬の気温のため防寒対策必要です。「シャクナゲトンネル」はまだこれから2023.05.11

今朝5℃。日中日差し強くても朝晩冷え込むため防寒対策必要。「シャクナゲトンネル」そろそろ2023.05.18

2日前みぞれ。昨夜0℃。朝晩冷え込みあり防寒対策必要。「シャクナゲトンネル」開花中2023.05.25

甲武信小屋周辺の過去の様子

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