11/3初冠雪。雪はほぼ融けましたが落ち葉が積もり道の上の石や木の根、縁が分かりにくいので注意が必要です。
天気・気温
09:00 山頂 くもり時々晴れ 0℃ 無風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
一日遅れとなりましたが、初冠雪の様子です。
昨日は寒冷前線が通り過ぎ、予想通りに寒気が入り込んで気温が一気に下がり、早朝6時ごろより山頂付近で雪が降り始めました。
さほど積もるほどではなかったようですが、大山町役場付近から冠雪が確認できたらば初冠雪になるということで、お昼過ぎにようやく確認できたようです。
このときの山頂の気温がマイナス1℃。うっすらと白くなる程度だったようです。
今年の初冠雪は、平年よりも2日遅く、昨年よりも9日早いとのこと。
積雪量としてはわずかで一日経って登ってみると木道付近も日陰を除いて、ほとんど融けてしまっていました。
地元のことわざで、「3回積雪があると根雪になる。」ということがあるそうですが、これから一雨ごとにどんどん気温が下がってきて、山頂が真っ白になる日もあと少しだと思われます。
紅葉の状況ですが、大山寺付近がピークを迎えています。
山は2合目付近から上はほとんど終わり。葉が落ちてしまい、冬の様相です。
登山道の状況
主な登山道に大きな支障の連絡はありません。
登山道の危険な所、登りにくい場所は鳥取県により補修をされていますが、落ち葉が根っこや岩を隠していてることがあります。落ち葉の絨毯を歩くことはとても気持ちが良いですが、注意しないと足を踏み外す恐れがあります。
昨日、大休峠から大山滝に向かう途中で遭難がありました。
落ち葉のためと思われますが足を踏み外し、沢方向に転落し、頭部を負傷していたため、島根県警のヘリで吊り上げられるという事故が発生しました。
山の中は潜在的な危険が至る所にあります。基本を忠実に学んで、決して無理をしないようにしてください。
登山装備
きちんとした雪が降っても対応できる登山装備が必要です。
・初冠雪を観測しました。防寒装備はもちろん装備の油断のないようにしましょう。
・夕方に暗くなるのも、随分と早くなってきました。計画では早く下山できると思っても、途中で不測の事態があるかもしれませんので、ヘッドランプは必ずお持ちください。
装備は天候を良く見ながら準備をしてください。
山は行楽シーズンが終わりになり、冬山装備が必要となってきます。
無雪期の基本的な歩き方が出来てないと、軽アイゼンを持てば登れるほど大山は甘くないです。
注意点
一度雪が降り始めると、大山は行楽気分で登れる山ではなくなります。
道具さえあれば登れる山でもありません。
山頂の売店では土日はほぼ営業。飲料水、カップ麺、登頂バッジなどがありますが、出来れば100円玉などの小銭をお持ちください。11/23の情報では土日、祭日に開ける予定で11/23辺りまでの予定です。平日は開きませんのでご注意ください。詳しい営業については チロル&白樺までお問い合わせください。(電話 0859-52-2818)
●大山への登山届
以下のリンク先は「鳥取県警」の大山登山に関するページです。
インターネット登山届、大山登山届用紙、送付先、登山ポストなどの情報があります。
http://www.pref.tottori.lg.jp/policedaisen/
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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