冬山となり標高1300m辺りから積雪があり冬山装備が必要。8合目から上の木道ではアイゼンをはずしましょう
天気・気温
10:00の山頂の天候 晴れ 0℃ 無風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
冬型の気圧配置が緩み、高気圧に覆われた安定した天候でした。
11/17月曜日ぐらいから天候が崩れてきて、冬型の気圧配置になりそうですので、また降雪が予想されます。
一雨ごとにどんどん寒くなりますので、冬山装備をお持ちいただいた方が無難だと思います。
子供づれの登山者の方を何組か見かけましたが、もう大山は冬山です。運動靴で登るのは難しいと思います。転んで怪我をしてからでは遅いので、よくご注意ください。
登山道の状況
だいせん夏山登山道の最新情報。
11/13の降雪以降に多くの問い合わせがありましたので、積雪の状況をお知らせします。
5合目まではほとんど問題なく歩けると思います。
標高1300m辺りから一気に登山道に積雪が出てきて、新雪が踏み固められて、滑りやすくなっています。
6合目から上については登山道に固まった積雪があります。
アイゼンが必要かどうかについては、微妙なポイントです。
まず一律に積雪があるわけでなく、岩が露出したところも多々あります。
そこをアイゼンで歩くと逆に非常に滑りやすく転倒の原因になります。
軽アイゼンをつけて歩くということは、傾斜の緩い雪渓などでは便利ですが、積雪が少なくきつい傾斜を歩くことは下駄を履いて歩くことと同じだと考えてください。
今日の場合は何人か居られましたが、10本以上のアイゼンを装着した方がより安全であるということです。ただし装着するタイミングをよく考えてください。
特に8合目から上の木道を歩く時は、今の状況であれば、必ずアイゼンは外してください。
踏み固められて雪が凍ってますが、桟木がありますので、それを利用すれば滑ることはまずないと思います。
すなわち桟木が見えるぐらいしか積雪がないということです。
逆にアイゼンをつけていると歩きにくいと思います。
10本以上のアイゼンをタイミングを見て装着するのが、今の時期は正解だと思います。
登山装備
冬山登山装備が必要です。
装備さえ買えば登れるほど冬山は甘くないです。
冬特有の装備であるアイゼン、ピッケルなども、使い方を熟知して体の一部として使用しないと「猫に小判」です。お店の人に聞いたからでは通用しません
注意点
山頂避難小屋のトイレは一ヶ所のみ使用可です。
冬対策として3基あるトイレのうち、水洗の2ヶ所を閉鎖、非水洗の1ヶ所のみ開放しています。ご注意ください。
●大山への登山届
以下のリンク先は「鳥取県警」の大山登山に関するページです。
インターネット登山届、大山登山届用紙、送付先、登山ポストなどの情報があります。
http://www.pref.tottori.lg.jp/policedaisen/
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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