7合目から上で冬ルートのポール設置が進んでいます。天候は冬型に戻る予報。視界不良時の無理は禁物です。
天気・気温
12:00 山頂の天候 くもり後晴れ 気温-6℃ 無風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今年の冬の天候はとにかく気温が低いということですが、今日の場合は寒気団の合間で冬型がやや緩み、風がないためにさほど寒いとは感じませんでした。
この落ち着いた天気は明日までしか続かないようで、また冬型に戻りそうです。
昨日まで少しですが新雪が降っていたため、今日の登山者が約50名程度ありました。そのうち1割程度の方がアイゼンなしでカッティングで登っていました。当然その日の雪の状態によりますが、今日のような雪質で新雪があれば、カッティングのいい練習にもなると思います。
このカッティングがマスターできない方は、アイゼンを装着して歩くのも難しいと思いますので、しっかり練習してみてください。
昨日の冬至から一日過ぎました。日本では慣習的に「一年中で最も昼が短く夜が長い日」でした。正式に天文学的には半月ほど相違しますが、目安として覚えておけばいいと思います。
登山道の状況
だいせん夏山登山道で特に注意するところはありませんが、7合目を過ぎると、冬ならではのルートも出来つつあります。
わかりにくい場所には指示ポールが立てられています。まだ積雪が少ないためにポールの設置は完全ではなく、まだまだ調整中のようです。ポールの設置間隔ですが、あまり詰まっていると、悪天候でも山頂まで登ってしまい、逆に危険な場合があります。吹雪いていて次のポールが見えない時は、それ以上無理に登らない方がいいと思います、
登山装備
雪山登山装備が基本です。
・アイゼンは10本以上のものをお持ちください。その日の積雪の状態によって、その時に判断すればいいと思います。
注意点
装備、服装の注意点については、完全に冬山装備ということを忘れないでください。特に大山は独立峰であり、大陸からの寒気団の影響をダイレクトに受ける山です。したがって冬の厳しさを甘く見ると事故に繋がりますので、無理をしないようにしましょう。
装備さえ揃えれば登れる山でもありません。
装備を扱う技術がないと、いざという時に自分の身が守れません。
必ず経験者と一緒に登るか、厳しいときは途中で引き返すことも考えてください。
●山頂避難小屋
・冬でも開放されていますので入れますが、扉が凍って動かない場合があります。
・中に入って休憩される方は、出来るだけ体に付いた雪を落として入ることと、入り口付近の雪を履き出してください。ホウキとスコップを置いてあります。
次に使用される方が気持ちよく使えるようにご協力ください。
●大山への登山届
以下のリンク先は「鳥取県警」の大山登山に関するページです。
インターネット登山届、大山登山届用紙、送付先、登山ポストなどの情報があります。
http://www.pref.tottori.lg.jp/policedaisen/
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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