1/22朝までの降雪でトレースはほとんどなくなりました。寒気の影響で気温が低く雪は固まらずラッセルの傾斜も厳しいものがあります。
天気・気温
14:00 5合目 雪 気温-6℃ 8m/s前後
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
登山道の状況
今週1/20には登山者数名のうち、2名の方がラッセルで8合目まで到達するもそこで断念。
1/21はある程度ラッセルが残っていたため、2名含めて何名かが山頂まで行けたようです。
ところが1/22日朝までに新雪が約20cm程度降ったため、1合目でも積雪80cm。トレースがほとんどなくなりました。5合目までは2名の方が5合目までラッセルを頑張ってくれました。胸までのラッセルでそこから先へ登ってみましたが、旧行者谷への分岐付近(標高およそ1330m)までで諦めました。
気温が低いために前日のトレースに新雪が吹き込み、さらに固まらないために非常にラッセルも傾斜がきつくなると厳しいものがあります。
来週にかけて寒気団が南下してくる予想ですので、平日の登山については、ある程度のラッセルは覚悟してこられたほうがいいと思います。
登りですのでスノーシューを持ってこられても最終的には体力勝負です。あまり意味が無いとは言いませんが、6合目まででスノーシューを使わざるを得ない状況であれば、時間的に山頂到達までは厳しいものがあります。ご注意ください。
1/22の場合は6合目まで到達できませんでしたが、そろそろ6合目も狭くなりつつあるようです。
無理だと思えば5合目でゆっくり休憩したほうが、6合目の稜線よりは風も避けられますし、多少は平たい場所が取れます。
登山装備
雪山登山装備が基本です。10本爪以上のアイゼンが必要です。
注意点
悪天候が続いているので、時間的に余裕を持つことはもちろん、決して無理をしないようにしてください。
小屋の使用上の注意点が入り口にも掲示されていますが、体についた雪をよく落としてからアイゼンを小屋の外ではずして小屋内に入るようにしましょう。
トイレも非水洗が1ヵ所だけ使えますが、掃除をしようにも水が凍っていてなかなか清掃が出来ませんので、できるだけ注意してきれいに使用するように心がけてください。
今週は寒気団が居座りまだまだ積雪が見込まれます。
また来週も予想では断続的に寒気が入り込むようですので、登山の際は天気予報によく注意して無理のないように登山計画を組んでください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、
「大山寺 やまびこ荘」(電話0859-52-2725)までお気軽にお問合せください。楽しい登山の方法、長続きのできる歩き方などを教えます。
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