積雪が少ない上、融雪も進み、冬季ルートも限定的な状況ですが、それでも冬の大山。単独を避けてこの時期の経験者と同行を。
天気・気温
11:00 山頂 ガス 気温-2℃ 10~15m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
太平洋上の高気圧の後ろ側になり、天候としては落ち着いているものの6合目の稜線に出るあたりから南西の風が強く吹いていました。
先週の春一番が吹き荒れた後に15日から降り続いた新雪に今後の期待を掛けていましたが、この新雪も今日一日でだいぶ融けてしまい、大山寺周辺も新雪が降る以前の状態に近くなってしまいました。
登山道では冬限定の直登ルートが何ヶ所か出来るのですが、今年はほとんどそれもなく、無雪期のルートそのままを歩く状態です。
8合目より上の木道も部分的に露出しています。
山頂碑も今年は積雪に埋まることがなさそうで、いかに今年の積雪量が少ないかがお分かりいただけると思います。
もちろん6合目避難小屋も埋まっていません。
今後の降雪に期待はしたいのですが、可能性としたら難しいかも。
天気予報では土曜日が雨、日曜日がお昼前まで雨。
(レポートを書いている現在土曜日の午前1時は暖かい雨です。)
山頂避難小屋も1階から問題なく入れます。頂上大地および各沢の状態については直接お問い合わせください。
登山装備
厳冬期雪山登山装備が基本。10本爪以上のアイゼンが必要です。
注意点
装備品はアイゼン含めて厳冬期用をお持ちください。
出来るだけ単独登山は避けて、経験者の方と一緒に登るようにしてください。
現在のところ積雪が例年よりもかなり少ないとはいえ、大山はまだまだ冬山です。出来れば初心者の単独登山は避けてください。経験者に同行してもらい、そこから基礎を積み上げていってください。
いきなり知識だけでは冬山単独は無謀です。
●小屋の使用上の注意点
小屋の使用上の注意点が入り口にも掲示されていますが、体についた雪をよく落としてからアイゼンを外で外して小屋内に入るようにしましょう。
トイレも非水洗が1ヵ所だけ使えますが、掃除をしようにも水が凍っていてなかなか清掃が出来ませんので、できるだけ注意してきれいに使用するように心がけてください。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないことがあれば遠慮なく下記までお問い合わせください。
また雪山の登山も含めてスノーシューなど冬の登山ガイドの依頼については
やまびこ荘 (電話0859-52-2725)までお問い合わせください。
昨年の今頃の様子は?
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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