積雪は例年より少な目ですが、寒の戻りの降雪や、風による体感温度の低下が想定され、まだまだ冬山装備が必要です。
天気・気温
12:00 山頂 曇り 気温-1℃ 10~15m/sの風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
高気圧にすっぽり覆われ、大山寺付近では穏やかな落ち着いた天候でしたが7合目を過ぎた辺りから南西の風が強くなり、山頂付近では晴れ間がなくて、体感温度はマイナス10℃ぐらいの寒い天候でした。
積雪が少ないといいながら、まだ寒の戻りで雪が降ることはありそうですし、風に吹かれると体感温度は氷点下になることもあります。装備はまだまだ冬山装備で登ってください。
大山のスキー場も営業が終了したせいでもないでしょうが、今日の場合は登山者の約半分はボードの若者だったようです。気の毒ですが積雪が少ないために、どこからでもドロップできるという状態でなく、ルートを選びながらの滑走だったようです。
登山道の状況
積雪は例年よりもかなり少ないです。
ただ13日(日)から14日(月)にかけて湿っぽい重たい雪が降り、登山道にへばりついてます。
通常のトレースがしっかり踏み固められ、さらにその上に重たい雪が降って踏み固められ、という状態です。
朝方は結構冷え込んでいたために、本日は早々にアイゼンを装着しました。
ルートは無雪期の状態の登山道とほぼ同じと見ていいと思います。
いわゆる積雪期だけの直登ルートは残念ながら今年はほとんど無かったようです。
6合目の避難小屋も埋まりませんでしたし、山頂碑が埋まらなかったというのは過去にはあまり記憶に無いぐらいです。
登山装備
冬山装備で登ってください。
10本爪以上のアイゼンが必要です。
注意点
大山は登りながら日本海を見ることが出来る、すなわち大陸からの寒気団がまともに吹き込んでくるために、一度荒れ始めるとなかなか山頂まで到達できないことが多々あります。
無理をしないで時間に余裕を持って登り、焦らないで下れるように登りの段階で時間調整を考えてください。
また春になりつつあるとはいえ、出来るだけ単独登山は避けて雪山経験者の方と一緒に登るようにしましょう。
●山頂避難小屋
1階の窓を埋め尽くしていた雪も随分と減ってしまったので小屋内が真っ暗というほどではありません。
しかし床に落し物をするとまだ見えないぐらいですので、ヘッドランプはすぐに取り出せるところに入れておいてください。
お知らせ
この他、登山道の状態とか装備品などわからないことがあれば遠慮なく下記までお問い合わせください。
また雪山の登山も含めてスノーシューなど冬の登山ガイドの依頼については
やまびこ荘 (電話0859-52-2725)までお問い合わせください。
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