谷川岳遭難防止条例に基づく危険地区への登山禁止は3月22日(火)~4月22日(火)。一ノ倉沢ではブロック雪崩が発生。
天気・気温
山と周辺の状況
今年は例年よりかなり少ない積雪量ですが完全な冬山ですので安易な入山は控えて下さい。
天候や気温の変化が大きく、3月に入り、地表面の温度が上がるにことにより、ブロック雪崩発生の危険性が高まっています。
※登山指導センター付近は駐車禁止です。
遭難や事故等の発生時、警察や緊急車輌の出入りがある為、駐車禁止とさせて頂いております。
・谷川岳ロープウェイ、観光リフト点検・検査により運休 6月6日(月)~30日(月)
登山道の状況
一ノ倉沢ではブロック雪崩が発生していました。他ルートも沢地形、雪庇など気温上昇に伴い崩落、雪崩の可能性が高まりますので注意が必要です。
●谷川岳遭難防止条例に基づく危険地区への登山禁止について●
融雪期を迎え気温上昇による雪崩の発生が予想され登山する事が著しく危険なため群馬県谷川岳遭難防止条例第7条の規定に基づき危険地区全域で登山を禁止します。
登山禁止期間 3月22日(火)から4月22日(火)まで(32日間)
この間も一般コースについては登山可能ですがルート、状況によっては雪崩の危険が高い事には変わりがないので充分注意して入山して下さい。
・マチガ沢をスキーやボードで滑走する方がいるようですが、危険地区の指定となっています。谷川岳遭難防止条例に基づき3月22日(火)からは滑走禁止となります。
天神平や西黒尾根などにトレースは今はついていますが、明日雨予報のため消える可能性があります。
天神平で150cmの積雪。
稜線は風が強く、トマの耳辺りで40~50cm位の積雪。
熊穴沢の避難小屋は屋根が出ており積雪200cm位、入り口を掘り出したので利用できるようになりました。
センター先のゲートは冬期閉鎖中で、それに伴ない一ノ倉沢のトイレも使用出来ませんのでご注意下さい。
一ノ倉沢までのトレッキングも今の時期はアイゼンなど雪山装備が必要です。
特に旧道は途中、沢筋に毎年雪崩が発生していますので注意して下さい。
登山装備
一ノ倉沢までのトレッキングも今の時期は、スノーシューやアイゼンなどの雪山装備が必要です。
特に旧道は雪崩発生区も多いので注意が必要。ビーコンも必携です。
アイゼン、ピッケルなど完全な冬山装備でお越しください。
一気に降雪した場合は、ワカンかスノーシューがあれば安心です。
車でお越しになる方は、スタッドレスタイヤ、チェーンが必要です。
注意点
装備やルートなどの確認をもう一度お願い致します。
今年は例年よりかなり少ない積雪量ですが、完全な冬山ですので安易な入山は控えて下さい。
冬山装備を万全にし、しっかりとした登山計画を立てて、遭難とならぬよう心がけてください。
谷川連峰の山小屋は冬期閉鎖中です。5月までは無人の冬期避難小屋ですのでご注意下さい。
熊穴沢の小屋は使用できます。
天気予報を確認し十分計画してから入山ください。
単独行を避け、登山カードを必ず登山指導センターに提出してください。
お知らせ
谷川岳指導センター(標高665m)
登山指導センターのトイレが使用できるようになりました。休憩舎は24時間利用できます。
登山指導センター事務所前の湧水も出ています。
昨年の今頃の様子は?
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谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽