10月31日に初冠雪、11月4日に再び降りました。すぐに融雪しましたが、大山は冬山だと考えて登山してください
天気・気温
山と周辺の状況
いよいよ「立冬」とはいえ、11月初旬とは思えない暖かさです。
ただ、この時期は周期的に天候が変わり、雨が降ると翌日は西高東低の冬型の気圧配置になることが多いようです。
7日の場合は、山頂でも風がやや強いぐらいで穏やかでしたが、気圧配置によっては雪が降ることもありえますので、装備については充分にお気をつけください。
10月31日に初冠雪で、すぐに解けましたが、2回目は11月4日に降りました。この雪も谷筋に少し残っている程度ですが、時期としてはいつ降って根雪になってもおかしくない時期です。
紅葉状況ですが、標高800m付近から下が見頃となっています。
大山寺から観光道路を米子市内に下っていくと、きれいな紅葉が見られます。
登山道は3合目付近までわずかに残っている程度です。
登山道の状況
初冠雪以来、雪の問い合わせが非常に多く入ってきますが、まずよほど降らない限りはアイゼンは不要です。
少ない積雪でアイゼンを履いていると岩場などでは危険です。
登山装備
初冠雪以来、雪の問い合わせが非常に多く入ってきますが、まずよほど降らない限りはアイゼンは不要です。
少ない積雪でアイゼンを履いていると岩場などでは危険です。
またそれ以前に、アイゼンワークをしっかり習得してから雪山に入らないと引っ掛けて転倒する恐れもあります。
4本爪とか6本爪のアイゼンを履けば雪山は安全に歩けるとは思わないでください。特に新雪の時はキックステップ、カッティングの技術がないと危険です。
雪山に入る時はしっかりしたリーダーについて、雪山の基本技術を学んでください。
これからの時期は今よりさらに昼間の時間が短くなってきますので必ずヘッドライトはお持ちください。
今日のように暖かい日にスタートからアウターを着て歩くとすぐに暑くなって汗をかき、アウターを脱ぐようになります。
既にこの時点で登山の基本が間違っています。
このアウターを腰に巻いたりすると枝に引っ掛けて転倒する危険があります。必ずザックに入れてください。
もう大山は冬山だと考えて登山してください。
また同行するリーダーの資質もよく見極めて登山してください。
自分の技量をわきまえて、安全で楽しい登山を心がけてください。
注意点
ユートピア避難小屋にはトイレはありません。
携帯トイレの使えるスペースがありますので、必ず携帯トイレをお持ちください。
●今年も山頂避難小屋の売店には平日に日本山岳ガイド協会の上野ガイドがいますので、声を掛けてみてください。
営業は11月までは無休ですが、諸事情により予告無しに休むことがありますので、ご了承ください。
平日は日本山岳ガイド協会の上のガイドが常駐していますのでご利用ください。
ご利用にあたっては必ず小銭をご用意を。
営業に関するお問い合わせは
チロル&白樺(0859-52-2821)まで。
お知らせ
その他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに
関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会正会員 登山ガイド 久保昌之
電話 090-7999-2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山
電話 0859-75-2300
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