火打・妙高山 | 高谷池ヒュッテ

10/25降雪しヒュッテ前で4cmの積雪。チェーンスパイク必要。万全の防寒具装備で。営業10/29泊まで

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天気・気温

10/26(水) 10:40 晴
長野市の天気予報
明日
晴時々曇
29℃
10℃
明後日
曇時々晴
28℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月17日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候
10/26 今朝の気温-7℃ 日中も氷点下です。
10/26 10:40 晴ながら雲多め。-3℃。少し風があり、とても寒いです。火打山は雪で白くなっています。

最後の降雪は10/25

・記録
8/29 初霜観測
10/6 初雪 

■自然
冬到来。10/25は山荘前で5cmほど積雪。10/26は日当たりのよいところは融けましたが、残ったところでは4cmほどあります。

登山道の状況

■登山道の状況 10/26
10/25の降雪で、標高1700mあたりまで積雪しました。登山道では十二曲りくらいの標高です
10/26では、その標高あたりから上では、雪の影響があると思って下さい
凍結したり、ぬかるんだり、滑りやすくなるので足元にに注意して下さい
木道は霜が降りて滑りやすくなっています。
チェーンスパイクは必須です

■注意箇所
・長助池分岐~大倉乗越 滑落事故がありました。足元に注意

・妙高山登山道について。
妙高山へは、黄金の湯を通過するポピュラーな燕登山道をご利用下さい。
燕温泉~麻平歩道 通行止め。
妙仙橋、河原の湯方面の通行はできませんのでご注意下さい。
https://www.instagram.com/p/Cgycb_aOT1t/

・妙高山~大倉乗越をご利用する場合について。
ご自身の体力等を過信せず余裕をもった行程をお願いします。
また、燕温泉~麻平 間(河原の湯:妙仙橋)は通行できませんのでご注意下さい。

・火打山〜焼山間の登山道の通行止めが解除→ロングルートで経験者向き
場所ほか詳細は以下を参照
https://www.instagram.com/p/CgYNk4XvXwK/
本コースその他注意事項
高谷池ヒュッテ~焼山の往復は、1日がかりとなります。
登り下りの標高差が大きく、一日の行動時間が長くなるため、体力に自信が無い方は利用をお控えください。
登山道周辺に水場はございません。登山届を提出ください。

上級者の利用を想定しているため、階段、はしご等の施設は整備されておりません。
行程等 詳しくは「山と渓谷(9月号)」P116〜121をご覧下さい。
天候、ご自身のスキル・体力等を考慮の上検討願います。

また、新潟県HP 「新潟焼山に登山する方へ」 も参考にしてください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kankyotaisaku/1356917531601.html

・その他
林道妙高小谷線について(妙高側)笹ヶ峰ダム関連工事及び乙見隧道補修工事のため、現時点で、杉野沢橋までお車の通行はできません。
金山・天狗原山ルートの方はご注意願います。
お問い合わせ先
新潟県環境対策課・防災企画課 025-280-5511
糸魚川市商工観光課・消防防災課 025-552-1511
妙高市観光商工課・総務課危機管理室 0255-74-5111

■妙高山登山道一部 燕温泉~麻平区間 当面通行止め(最新情報を得て下さい)
燕温泉にある妙仙橋が昨年度の大雪で損壊しました。
吊り橋の2本あるワイヤーのうち1本がちぎれ崩落の危険があります。
そのため、妙高山登山道の一部、燕温泉~麻平区間を当面の間、通行禁止とします。
妙高山へは燕登山道(北地獄谷経由)をご利用ください。
妙仙橋近くの河原の湯(野天風呂)も利用できません。
燕温泉や黄金の湯(野天風呂)の利用に影響はありません。
妙高山登山の際は計画に余裕を持ってお出かけください。

■妙高高原スカイケーブル運行
8月6日(土)~11月6日(日)まで妙高高原スカイケーブルが運行しています。
期間によっては、土日祝のみの期間があります(注意要)。
また、強風・悪天候の場合は運休となる場合があります
妙高山登山にご利用される場合は、運行状況等をHP等で確認の上、ご利用下さい。
http://www.akr-sky.com

※スカイケーブルの始発時間は秋の登山開始に適した時間より遅いため注意が必要
特に、スカイケーブルを利用して妙高山を超えてヒュッテ泊の場合はおすすめできません。
また天候によっては運休することがあります。下山の利用時も注意が必要です

■火打山登山口(笹ヶ峰)直行バスが今年の運行は終了しました
https://www.instagram.com/p/CfTApxGucpW/

登山装備

冬山となりました。雪や凍結、氷点下気温や風に対応できる登山装備が基本です。
チェーンスパイクが必要です。
暖かい服装(フリースやダウン)はもちろん、手袋や帽子など防寒小物も必要です
靴や雨具は登山用の防水性の高いものが必要
また雨でなくても汗で濡れ汗冷えします。乾いた着替えの用意もお願いします。
日没早くライト必携

※小屋に乾燥室はありません
濡れた用具や雨具の管理は各自でしっかりとお願いします
靴が濡れた場合に備えて、古新聞を少し用意してくると良いと思います(使用後はお持ち帰りをお願いします)

※テント泊の方が低温に耐えられいケースが出ています。テントの方は万全の冬山防寒装備で

注意点

■お隣の黒沢ヒュッテは営業を終了しています。

■日没が早くなりました。
16時までに小屋入りして下さい。風が強い時には特に時間に注意が必要です。

■冬山となり、計画はゆとりを持って
日没も早まり行動時間が短くなっています。天候によってはさらに短くなります。
15時には小屋に到着する計画でお願いします

天気予報は複数の発信サイトを比較し、ひとつのサイトの判断に頼らず判断することが必要です。

妙高山経由で高谷池に来る場合
最近、多くの登山者において大変遅い到着、途中で引き返すなどの事態がおきています。
地図などの所要時間以上に行程時間がかかります。
計画を立てる際には、十分な行動時間を含み安全登山を心がけて下さい。

お知らせ

■高谷池ヒュッテ
高谷池ヒュッテに関するお問い合わせは妙高観光案内所まで
・妙高観光案内所 (電話0255-78-7588)
※11月3日〜3月31日 問い合わせのみ対応

・ホームページ
https://myokotourism.jp/

■SNSなど 
Facebook(ヒュッテ公式)
https://www.facebook.com/%E9%AB%98%E8%B0%B7%E6%B1%A0%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%83%E3%83%86-232360843570257/

・instagram(ヒュッテ公式)
https://www.instagram.com/kouyaike_hutte/

■2022年の営業と予約
宿泊営業 4/16〜10/29泊まで 売店も10/29夜まで

宿泊は予約が必要 個人はネット予約をお願いします。
※10名以上の団体様は電話予約をお願いします。(電話0255-78-7588)。

■水分、行動中の食料はなるべく持参下さい(日帰りとテントの方、小屋泊も)
小屋営業終了が近づき売店商品が少なくなりました
水はペットボトル(いろはす555ml)を販売。
飲料、食品も終売となった品が多くなりました。

■ヒュッテからのお願い
ご宿泊のお客様は、事前に「宿泊者カード」をご記入の上、受付されるようお願い申し上げます。
氏名、住所、年齢、性別、携帯番号のみで構いません(ご同行者様含む)。

■テント場(野営場)について
※テント場は今年30張(2人用テントを想定しています) 予約制。予約はお早めに。

■最近、忘れ物の問い合わせが増えています。
冬に近い天候となり装備不備は大変危険です。

昨年の今頃の様子は?

昨日降雪。積雪少なくてもまだ雪山です。アイゼンやストック必須。道迷い注意(GPSなどで確認)2023.05.09

融雪進むもヒュッテ前は雪野原。まだ雪山です。アイゼンやストック必須。道迷い注意(GPSなどで確認)2023.05.17

富士見平から上は雪の世界。まだ雪山!アイゼンやストック必須。道迷い注意(GPSなどで確認)2023.05.24

富士見平から上は雪の世界。道迷い厳重注意(GPSなどで確認)。まだ雪山!アイゼンやストック必須。2023.06.02

台風の雨で融雪が進みました。登山道の約2割程度にまだ残雪があります。防寒具は必要です2023.06.06

残雪少なくなりましたがチェーンスパイク程度の用意を。最低気温5℃。高谷池はまだ半分凍結2023.06.13

高谷池ヒュッテ周辺の過去の様子

  • 初霜です。木道がとても滑りやすくなっています。足元に注意ください
  • まだまだ雪上のテント場  7月中旬にはぬかるみになるかも・・・
  • 標高1800m付近シラビソの森から雪の量が大幅に増加します。
  • 雪の重さに耐えていました。奥に見えるは白馬方面。
  • テントサイトは雪上です 
  • 今朝の高谷池ヒュッテ
  • 雪の階段から火打山
  • 過去の画像になりますが、富士見平を過ぎて、高谷池ヒュッテ
が小さく見え始めるトラバースは通行注意。冬山装備必携です
  • 今年は例年より残雪が多く、一定の登山装備と登山スキルが必要
  • 今朝の火打山
  • 今期小屋閉めいたしましたので御礼を兼ね、小屋閉めのご報告をさせていただきます。
  • 完全に雪山となりました。黒沢橋で積雪20センチ。くれぐも雪山装備でお越しください(要前爪アイゼン)

高谷池ヒュッテ

電話番号:
0255-72-0021
連絡先住所:
〒944-8686 新潟県妙高市栄町5-1

地図で見る
http://www.city.myoko.niigata.jp/kouyaike/2287.html

施設の詳細を見る

関連する山

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火打山 標高 2,462m

 妙高戸隠連山国立公園に属している「頸城三山」の最高峰である。活火山の焼山とコニーデ型の妙高山に挟まれているので、山名が示すように、かつては同系の火山と思われていたが、山体の基盤は新第3紀層の堆積岩と迸入したひん岩で、海生動物類の化石も発見されている。  江戸時代の『越後野志』に、「難波山の南、妙高山の北にて両山の中間に在り、数峰の嶮巌並び列れり、宛も燧石を並べ立つるが如し、故に名付くと云う」との記述がある。昭和30年代に山頂の三角点標石を立て替えた際に、鎌倉時代の作と見られる銅製の十一面観音懸仏が2体発掘されたというから、遠い昔には信仰登山が行われていたのであろう。  妙高山の賑わいに比べると登山者は少ないが、ヒュッテがある高谷池(こうやいけ)周辺の標高2000mを超える高層湿原は植生が多彩で、北アルプスの白馬岳周辺を除けば新潟県内で唯一のライチョウ生息地でもある。  笹ヶ峰の国民休暇村から富士見平経由の南面コース(笹ヶ峰から4時間30分で山頂)が一般に利用されているが、北東面の矢代川流域や、能生谷の渓谷遡行、積雪期のルート開拓などを地元の山岳会が行っている。

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雨飾山 標高 1,963m

妙高山群の西端に隆起する山で、北陸本線の糸魚川から大町に至る大糸線の根知(ねち)駅、中土駅から入山する。姫川沿いの街道から仰ぎ見る雨飾山は、海谷山塊の岩峰、駒ヶ岳を近景として、猫ノ耳と呼ばれる双耳峰を聳立させており、昔から「塩の道」を往来する旅人に親しまれてきた。山麓の住民は毎年5月5日に風祭りの登拝行事を続け、頂上の石祠に御神酒を捧げて風除け、豊作を祈願してきたといわれる。 登山の対象としては、昭和の初めごろから注目されてきたものの、雨飾温泉から薬師尾根道の伐開が昭和37年、小谷(おたり)温泉からの道は同44年、姫川温泉から横川林道経由の道が同52年と、一般の登山者に解放され、注目されだしたのは近年のことである。 山容は第3紀層を貫く閃緑ひん岩でドーム状を呈し、南面の布団菱と称する乳灰色の巨大な岩壁は壮観で、前沢奥壁とともにロッククライミングの対象とされている。 一般路は雨飾温泉、小谷温泉コースが、いずれも約4時間で登頂できる。また、昭和47年に雨飾温泉から海谷の鋸岳への登山道が新設され、同岳の南鞍部から雨飾山への巡回道もでき、登山者の関心を呼んでいる。 雨飾温泉へのアクセスは、糸魚川駅から登山タクシー「雨飾山登山タクシー(予約制)」が出ており、片道1000円(2019年現在)と利用しやすい。

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 連聳する火打山と活火山の焼山を合わせて、「頸城三山」と称する山塊の代表といえよう。越後富士とも呼ばれる秀麗な山容と、赤倉、池ノ平、関、燕などの温泉群、そして山裾に展開する多くのスキー場が県内外の耳目を集めて、関東、関西方面の観光客にも知名度が高い。信越本線の妙高高原駅や関山駅から各温泉へバスの便がある。  古名を「越の中山」と呼び、「名香山」とも書かれたのが、仏典の須弥山に付会して「妙光」から「妙高」と改名され、信仰の山として開かれた。江戸時代の文献に「義経記に妙観音岳と書く、信越の境に在りて高山なり、峰に祀廟あり阿弥陀仏を安置す。木曽義仲の護念仏なりという。毎年六月二十三日に諸人登山して香花を奉る」とあり、現在も上越市周辺では講中をつくり、ナンボイサンと称する信仰登山が続けられている。  雄大な裾野の広がりは第4紀のコニーデ複式火山によるもので、外輪山の神奈山、三田原山、赤倉山に囲まれた中央火口丘の真山は「日本岩」が屹立する溶岩原で、約400mの距離がある平頂となっている。  登山コースは東面の燕、赤倉、池ノ平温泉や南西面の笹ヶ峰牧場からと多様で、各登山口から4~5時間で頂上に達するが、燕温泉から北地獄谷、天狗堂跡経由の道が多く利用され、富士登山と同じく、深夜からライトを頼りに登って、頂上でご来光を拝む登山者が多い。  かつては妙高山から大倉乗越を経て火打山、焼山へと縦走する人も多かったが、焼山が昭和49年の夏に爆発して3名の登山者が遭難した。以後も噴火の危険があるとして中腹以上の登山が禁止されている。したがって登山者に好まれた三山縦走はできなくなったが、火打山への縦走は可能である。  頂上には勝軍地蔵が祭られており、阿弥陀堂は強風で倒壊したのか、北地獄谷の岩壁のテラスに残骸を見たことがある。  外輪山の神奈山は、燕温泉に覆いかぶさるような大断崖を屹立させているが、東方の関温泉から幕ノ沢とハルイ沢の中間尾根に開かれた登山道があり、大倉谷を隔てた妙高真山の巨体を眺めながらの登高が楽しく、大倉新道を経てたどり着く黒沢池ヒュッテは、火打山と妙高山へ登る拠点となっている。  登山とは別に、山麓を巡るハイキング・コースも多いので、赤倉や池ノ平の温泉に浴して、シラカバ林の道をたどったり、国民休暇村のある笹ヶ峰牧場でのキャンプ生活は、自然の息吹きに包まれて、野鳥や植生観察を楽しめる。

ユーザーの登山記録から