行程・コース
この登山記録の行程
リフト終点(11:00)・・・人形石(11:41)[休憩 2分]・・・梵天岩(12:38)[休憩 32分]・・・西吾妻山(13:39)・・・西吾妻小屋(13:48)・・・若女平(16:10)[休憩 5分]・・・白布温泉(17:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
リフト終点の北望台までは、ロープウェイと3本のリフト乗り継ぎで1時間ほどで到着した。周辺は雲に包まれ展望は望めないが、雨上がりで多少ぬかるむが歩きにくくはない岩場の道を進んでいくと、人形石の開けた空間に出た。そこからは西吾妻山に向かう緩やかな起伏が眺められた。梵天岩までは木道が整備された湿原の中を快適に進んだ。途中には水場もあり、この湿原で一日過ごすのも悪くないと思えるほどだった。ロープウェイ・リフトの所要時間を考慮していなかったため11:00からの歩行開始となり、梵天岩に着いたのは12:30を過ぎていた。この先、若女平経由で下る工程を考えるとあまりのんびりもしていられないので、早々に昼食をとり、西吾妻山に向かった。西吾妻山手前の天狗岩は大きく開けた場所で、ここもゆっくり過ごしたくなる場所であったが、先を急ぎ西吾妻山に進んだ。西吾妻山は木々に囲まれて道標があるだけの残念な山頂だった。写真を撮り、西吾妻小屋を経ての下山に入った。この時点では周囲に雲はあるものの、時々、隙間から青空も見え、このまま天気が持てば3時間の下山も苦ではないと思われた。西吾妻小屋から天狗岩に向かう道の途中で若女平への分岐に出た。天狗岩に向かう道は木道が整備されているのに対し、若女平への道は道標・ロープで明示されているものの湿原の沼地を歩く道で、環境保護的に入り込んでよいのか躊躇してしまうような道だった。その後の若女平までの道も、湿原を源頭とする沢を沢下りしていくような道が行程の半分ほどを占め、若女平コースを示す黄色の看板が随所になかったら、道を誤って沢に入り込んでしまったのではないかと心配になるほどだった。水の流れる道を下るので、濡れ岩・泥土など非常に歩きずらかった。またコースは明示されていたが若女平そのものを示す道標はなく、それらしい緩やかな広がりの場所で休憩をとった。ここまでくる間に、雲が厚くなったせいかあたりが暗くなってきた。若女平までの道は濡れ岩・泥土の連続で、林の中で薄暗い状態ではさらに下山に難儀していたと思われ、そこを過ぎての天候悪化に少しほっとした。若女平で休んでいるといきなりの強い雨で、ここから白布温泉までは激しい雨の中を下った。ここからは決して歩きにくい道ではないが、若女平直後の切り立った尾根や、その後尾根から離れる斜面歩きでは、足を滑らすと横は崖なので雨中歩行はかなりの注意が強いられた。全般的に、登りは乗り物を利用した快適登山だが、下山はかなり過酷だった。若女平の下山路は悪天候時はあまりお勧めできない。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |