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四国百山

五十崎神南山( 中国・四国)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

下東(8:45)新谷神南山(10:05)鞍部(495m/10:35)五十崎神南山(11:15)神南山(12:25)登山口(13:30)

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約1,026m
下り約1,026m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 東西に伸びる3㎞余の長い尾根上に3個の三角点が在り、西端が新谷神南山(男神南)で、東端のそれが五十崎神南山(女神南)と呼ばれている。
 南麓の肱川側から登って両神南山を一周しようと考えて国道197号線沿いの板野集落付近の登山口を探すが見付からず、安倍の民家の間を少し上がってみると、集落の奥へ伸びている道を発見する。
 民家の男性に聞くと「中腹にお寺が在って、昔はそこから林道を繋いで尾根の上まで行けたけど、今は林道が使われていないから、如何だろうねえ?」と言う。地形図を示して「ここに描かれている山道は如何ですか」と聞くと、「ああ、この道なら、もう無いよ」と言い、「新谷駅の方から車で林道を上がれば山頂に登れるそうなんですけど、下の方から歩いて登りたいんです」と食い下がると、「どうしても登りたいんなら、西の方の上町からの登山道が在る」と教えてくれる。
 「やはり『県の山』のルートしかないか」と西の方へ走り、神南山権現の道標から民家の間の狭い道に入る。車を停めて登山道の入口を探すが判らず、立話中の男性に聞くと「もう少し先に権現の道標が在るから、そこから登って行くんだよ」と、親切に駐車する位置まで教えてくれる。
 権現の道標からこんもりと若葉に覆われた神南山を見上げ、車道を歩いて上がり、駐車場の先の里宮の横から山道に入る。竹林の中を進み、標高200m付近で沢音を聞きながら歩いて標高500~600mの急斜面を一途に登ると林道と出合い、横断して緩い尾根を行くと左からの道を合わせて間も無く新谷神南山に着く。直ぐ先のピークには権現様(弥勒様)が祀られている(神 南山の元の名は神奈備山)。
 緩い頂稜を東へ進み強盗亀の岩屋を見て林道へ降りると、標高600mで左へ折れて下っている。直進する尾根に薄い踏跡が見えるので踏み込むと、茨や小木が茂って手痛い歓迎を受ける。登り返して林道へ戻るのも癪なので強引に進み、左から折り返してきた林道へ降り、495m鞍部のベンチまで歩いて2本目を立てる。
 案内板が立っているが、五十崎神南山は省略されており、標高は低いが男神南(新谷神南山)の方に重きを置いていることが伺われる。
 山塊の最高峰を目指して尾根の背の踏跡を行く。国土調査の足が入っており、藪も無く歩き易い。やがて幅広の廃林道となり、下草が皆無の檜林の下の暗い道を黙々と歩いて女神南に着く。コンクリート基礎の上に建屋や鉄塔の立つ五十崎神南山は山頂直下まで車で上がることも出来、「山頂に立った」という実感が薄い所だ。

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装備・携行品

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登った山

神南山

神南山

654m

よく似たコース

神南山 愛媛県

大洲盆地の東、展望の良い独立峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
5時間
難易度
★★
コース定数
18
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