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九州百山

岩峰越敷岳(甑岳)( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (1357 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 林道入口の駐車場にテントを張って眠る

この登山記録の行程

駐車場(545m、16:00/5:30)登山口(635m、5:45)緩木山(1046m、6:40)主稜線(1145m、7:40)越敷山(1060m、8:40~55)林道(715m、9:20)駐車場(9:35)

コース

総距離
約7.4km
累積標高差
上り約867m
下り約867m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 前方に、プリンを思わせる台形の山が見えている。道端で遊んでいる子供に「あの山は何と言うの」と聞くと納屋で仕事をしている父親を呼びに行くが、1人で元気無く戻って来て「お父さんは「祖母岳の筈だけど」と言っている」とボソボソと話す。「そうか。うん、有難う」と言って先へ進む。
 林道の入口に駐車場が整備され、数台の車が停まっている。大きな案内板を「これは判り易い」と眺めていると、数組のハイカーが戻ってくる。駐車場に車を乗り入れてテントを張ると女性が人懐っこく覗きに来て、「あら、素敵ね」と感心する。
 越敷岳への道を分けて左へ行くと分岐が幾つも現れ、どちらへ進むべきか迷いながらメインと思われる道を行って『登山口』の表示と出合う。左に入って沢状地形沿いに雑木林の中を歩いて尾根に取付き、急登して山頂直下50mで主稜線への縦走路を分け、朝の涼しい緩木山頂で一息入れる。
 祖母岳から越敷岳へと続く主稜線目指して緩く下り、小さい瘤を幾つか越える。最低鞍部1,015m付近は左手が開けて芽吹いたばかりの若葉が明るい気持ちの好い所でほっと気が緩むが、「稜線まで上がってから2本目を立てよう」と鞍部から急登して主稜線上の小鞍部状の所へ出ると南西面が開け、なだらかな東阿蘇の高原が広がる。
 一息入れて食事を取り、広く確りした縦走路歩きを楽しんで下ると、越敷岳の岩峰とそれに続く群山が見下ろされる。右手には緩木山が大きい姿を見せ、後方には祖母山が頭を覗かせているが、親父山の姿は見ることは叶わない。
 越敷岳手前の鞍部に分岐があり、ここから登山道が下っている。越敷岳への道は岩峰の北面を回り込むようにして付いており、山頂には石の祠が在って大障子岩が高く望まれる。祖母山へ続く尾根上には大きなP1,433があり、「八丁越から祖母山への縦走は結構なものだ」と眺めやる。
 越敷岳は甑岳とも書かれる岩峰で、群山への道は無く、鞍部へ引返して急降下する。沢の源頭部のゴロタ石の歩き難い道を下って林道終点の登山口へ降り、林道のカーブをショートカットして舗装道路と出合い、てくてくと歩いて駐車場に戻る。
 山中では誰とも出会わなかったが、駐車場には車数台が停まっており、これから出掛ける人の姿が見える。

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フォトギャラリー:6枚

装備・携行品

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登った山

緩木山

緩木山

1,046m

よく似たコース

緩木山 大分県

展望が素晴らしい縦走路を行く

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間40分
難易度
★★
コース定数
18
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