表参道と呼ばれ一番歩かれている道とのことだが、徒渉が４度ほどありそのうち２回は木橋がないので、石の上を歩く。増水時と下りの注意力が切れた時は注意が必要。長い鎖場はなく、足がすくむ程の場所はないが、やはり下りに油断をしないように。
　ほとんどは樹林の中を歩くので、日焼けすることはない。そのため頂上付近に行くまで展望がきかず、雄大な印象はない。午後は、山の陰に日がかくれるので薄暗くなる。
　蚊やアブ・蜂は見なかった。
　避難小屋から上は、道がわかりやすかった。かえってそこより下がわかりにくかった。赤布がやケルンがあるが、徒渉してすぐ方向転換するところや、土の上から木の根の上に移るところで見失いやすい。また、沢で休むための道と登山道を間違えそうな所がある。山ガールや家族連れがいないことから、やはりそれなりに難しい山なのかと思った。圧倒的に男性の単独行が多かった。
　コースタイム通りに行ってこられたが、時間切れで引き返すことになるかと思いながらの山行だった。自家用車利用の人は、早朝に出発した方が良い。