行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅0810⇒小野駐車場0840
この登山記録の行程
小野登山口0852⇒飯道神社・山頂分岐0953⇒飯道神社1000=参拝・修行1047⇒飯道山山頂1109=昼食1159⇒杖の権現休憩所1205⇒小野登山口1245
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休3日目の25日(土)は地元の飯道山(664m)に登ってきた。
嫁さんは一昨日の登山の筋肉痛とのことで久しぶりの単独行である。
飯道山は古くから山岳霊山といわれ、修験霊場だったらしい。
ここで修行をつんだ行者が甲賀忍者になったとの言い伝えがあるとのこと。
8時過ぎに家を出て30分程で小野登山口の駐車場に到着。
快晴である!
8時52分スタート。
しばらく線路沿いを歩き、分岐を標識に従って進んでいく。
ここから沢を左・右に見つつ永遠 舗装された林道を歩いていく。
たまに傾斜角は変わるものの登山靴不要の歩きやすいハイキング道である。
ちょうど1時間で飯道山山頂と飯道神社との分岐に出る。
ここを左へ飯道神社に向かう。
この辺りには昔の宿坊跡の石垣があちこちに点在してる。
鳥居をくぐるとちょうど1時間で飯道神社到着である。
ここにはトイレもある休憩スポットである。
この神社の左手 下側から行場巡り(甲賀らしく修験道 忍の道と書かれている)が出来る。
修行は大きく分けて5つあり、都度 標識があり古文書風に説明書きがなされている。
・天狗の岩
⇒大きな岩がそびえているがどうするのかはわからなかった
・平等岩
⇒大岩を鎖を頼りに登っていく(下りが怖い・・・)
・蟻の塔渡り
⇒足場不安定な岩の隙間を抜けていく
・胎内くぐり
⇒狭い岩穴を鎖を頼りに下へ降りていく(ここで神社にザックを置いてくれば良かったと後悔)
・岩上
⇒所謂 岩登りである
一周すると神社の裏側の丘に出てくる。
単独行で誰もいなかったので、少し慎重に回っても約20分の修行であった。
高度感は無く鎖やロープの新しく整備されており、アスレチック感覚で回れる。
ただし、ザックは神社にデポしておいた方が良いと思われる。
これで甲賀忍者の一員になれたのかな!?
何となくやりきった感に包まれながら折り返して頂上を目指す。
先程の分岐からようやく登山道となる。
一昨日の強風で折れてしまったのであろう木が、所々で道を塞いでいた。
分岐から20分弱(11:09)で山頂に到着。
山頂には二等三角点と一組だけテーブルベンチがある。
温度計も掛けられており、それほど寒いとは思わなかったが、見ると6度であった。
誰とも会わなかったのでテーブルベンチを独占してお昼にした。
途中のコンビニで買ったカップ麺とおにぎり。
滋賀での山行なのでカップ麺は当然 来来亭!!
久しぶりのコールマン シングルの登場である。
食べていると一人の登山者が登ってこられ、テーブルをシェアした。
聞くと貴生川駅からのピストンとのこと。
ご苦労様です。
山頂の眺望は北側が開けており、手前に円錐形の三上山(因縁の山である・・・)、琵琶湖の向こうに武奈ヶ岳を擁する比良山系が望める。
東側も少し開いている所があり、そこからは鈴鹿山系が望める。
お昼を食べてコーヒーを飲んで、1時間ほどゆっくりして下山した。
下りは杖の権現休憩所経由で林道に出て駐車場まで戻ったが、こっちのルートの方が少し急だったので、こちらで登れば良かったかな?
舗装林道を黙々と下り、12時45分に駐車場に戻った。
今回は山行の9割が舗装林道で登山というよりはハイキングであったが、行場巡りはなかなか面白かった。
会ったのも 人が3パーティーと鹿1パーティー(スタート早々 林道脇の沢で2頭のつがいを見かけた)だけだった。
久しぶりの単独行だったが、迷いようのないコースでもそれなりの緊張感を持って、聞こえるのは自分の息づかいと足音と、あとは自然が奏でる音。
自分自身と向き合える良い機会となった。
単独行もたまには良いものである!