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柳生街道・芳山(石仏を訪ねる旅)

芳山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れのち薄曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 近鉄奈良駅で下車後、春日大社を目指す、春日大社の前を右へ進み公園の通りを横切り左へ進むと滝坂の看板があるので従えば山道に入る。

この登山記録の行程

近鉄奈良駅(8:35)・・・春日大社(9:00)・・・寝仏(10:00)・・・夕日観音(10:10)・・・朝日観音(10:20)・・・首切り地蔵(10:30)・・・春日山石窟仏(11:00)・・・峠の茶屋(11:20)・・・芳山(12:10)・・・芳山石仏(14:30)・・・地獄谷石窟仏(15:20)・・・首切り地蔵(16:00)・・・近鉄奈良駅(16:30)

コース

総距離
約20.1km
累積標高差
上り約1,081m
下り約1,082m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいつもの友人と予定が合ったのでどこに行くか考えていたら柳生街道は行ったことがないようなので一緒に行くことにしました。
その周囲の山を調べていたら芳山と言う山があり、登山途中に芳山石仏と呼ばれる奈良時代後期の石仏がある事を知った私は前回の柳生街道で夕日観音様にお会い出来なかった事もありサブタイトルにもあるように石仏巡りも兼ねて芳山に行って来ました。
それではコース案内です。
近鉄奈良駅で下車したら一路春日大社を目指します。
ここまでは迷う事なく来ることができるはずなので詳細は割愛します。
朝の早い時間帯は観光客もほとんどいないためストレスなくサクサク進めます。
春日大社に着いたら参拝して友人が御朱印をもらっている間、静かに待っていましたが何気に授与所の上を見ると限定の文字が・・・友人がもらった御朱印を見て自分の御朱印帳のものを見比べると明らかに違うので私も御朱印をいただきました。
その後、若宮神社や夫婦大國社を参拝したらその前の道を進みます。
境内を通り抜けて道を渡ります。
ちなみに春日大社に興味の無い方は破石町と言うバス停までバスを利用すると良いでしょう。
道を渡り突き当たりを左に曲がったらあとは真っ直ぐに進んでください。
右側に旅館があり、その先の道が二手に分かれています、左上はハイキングコースではありますが柳生街道ではありません。
ここはよく間違える場所で正解は右下の道を進むのですがトイレの手前にある周辺図がややこしくて上の道へ引き返す人がいるくらいなので注意してください。
ちなみにトイレを過ぎて少し進んだ先に滝坂の道を示唆する看板があるのでそこまでは辛抱してください。
集落を抜けると山道に入るので一安心です。
ここが滝坂の道となり、柳生街道と呼ばれる道です。
道は一本道なので周囲の景色を楽しみながら進みましょう。
しばらく進むと左側に寝仏があります。
寝仏を過ぎて少し進んだ先に夕日観音様の看板があります。
前回来た時は寝仏から一緒に歩いたおじさんに「夕日観音はもっと先や」と間違えた情報を教えられてかなり進んでしまい時間をロスしたせいで夕日観音様に会えなかったので今回は慎重に見に行きます。
足場がかなり悪くなっているため、夕日観音様に近づくのは自己責任でお願いします。
看板から直登すると目の前に三体地蔵様がいらっしゃいます。
三体地蔵様から左側に進むと道を見失いました。
友人が上を見て来ると言い残し上へ進みますが私は何故か?心がざわめきます。
こう言う時は山の神様が違うよと教えてくださってることが今迄多々あったので静かに祈ります。
すると今迄気づかなかった道が左下に見えて何故かここが正解と言う気持ちになったのでそちらに進むといらっしゃいました。
優雅でそれでいて威厳があり、慈愛に満ちたとても素晴らしいお像に感動して友人を大声で呼び戻し、2人でしばらく見とれていました。
ちなみに街道からでも双眼鏡かカメラの望遠で見ることができるので無理に上ることはありません。
我々も慎重に街道まで戻って先へ進みます。
朝日観音様にご挨拶して首切り地蔵様まで到着した我々は休憩します。
ここは以前来た時は東屋のように屋根があったはずなのですが今はベンチになっています。
おそらく今年の台風の影響なのでしょうか?確かに各山のあちこちで爪痕を見ました。
休憩を終えたら次の目的地である春日石窟仏を見に行きます。首切り地蔵様から少し進んだ先に分岐があります。
右に進むと山道なので右に進むと良いでしょう。
私は唯一真っ直ぐの道を進んだことがないので石畳を真っ直ぐに進みました。
出た先は奥山ドライブウェイのゲートの前でした。
ここにはトイレがあるので利用すると良いでしょう。
ゲートを右に進みます、ちなみに左へ進むと若草山の方へ行くことが出来ます。
少し進んだ先に春日石窟仏の道標があるので従い上へ進みます。
すぐに春日石窟仏に到着するので見学していると前回来た時は無かったロープが前回来た道に張ってあります。
別に崩れているわけでもないので⁇となっているとそこから男性が上がってこられました。
この方は地元の方で理由を聞くと観光客も来るようになったけど靴がサンダルやヒールで足を怪我すると文句を言って来るので封鎖しているとのこと、我々の格好を見てあなた達は大丈夫だから下から行っても良いよと言っていただいたので下の道から次の目的地である峠の茶屋を目指します。
ちなみに来た道を引き返すと奥山ドライブウェイを歩くことになります。
この道なら素敵な石畳の道を進むことが出来ます。
しばらく進むと奥山ドライブウェイを横断しますがほとんど車が来ることはありません、しかし一応車道なので気をつけてください。
渡った先にゲートが設けてあり、通行止めの看板があります。
その横にダンボールで作った看板があり、手書きで歩行者は通行可能と書かれているので進みます。
しばらく道なりに進むと道が崩れた箇所があります、ここも台風の影響を受けたようです。
気をつけて通行してください。
そこから少し進んだ先に峠の茶屋があります。
帰りに寄って行こうか?と友人に言って先へ進みます。
少し進んだ先の右側に立派なトイレがあります。
ここをよく覚えておいてください。
我々は良いお天気の中、気持ち良く進んで行きます。
のどかな風景に癒されながら進みますが⁇どうもおかしい?道標があるので見ても円成寺方面の案内しか無く、肝心の芳山は記載されていないためガイドブックを取り出します。
ところが失敗したのが前の日の夜にベットで読んでいたために横着して他のガイドブックを持って来たので肝心の芳山や二尊石仏が載っていないのです。
仕方がないので来た道を引き返し峠の茶屋周囲を見て回りますが登山口がわかりません。
それらしい道は何ヶ所かあるのですが決定打に欠けるのでコンパスを出そうとしているところに高齢の登山者が来られたので事情を説明して登山口を教えてもらいましたが肝心の二尊石仏は知らないとのこと。
おかしいなぁ?コースの途中にあるはずなのでこの方が知らないことが不思議でしたが石仏に興味が無ければ気にしない方も多いので教えていただいた道を進みます。
このルートは芳山への直登ルートなので正直、面白味に欠けますし二尊石仏が見たい方はこのルートでは見ることが出来ませんので後から紹介するルートからトライしてください。
登山口は口では説明しにくいくらいわかりにくいので写真をアップしておきます。
一応、地獄谷石窟仏への分岐がある場所(道標があります。)と峠の茶屋との中間くらいなので左側の山手を注視していればわかると思いますが後から紹介するルートの方が絶対安心です。
このルートは初心者にはわかりにくいので上級者同行でお願いします。
山岳会の設置された小さなプレートを見落とすとどこにでも迷い込みます。
地図とコンパスは必須です。
里山とはいえそれなりのアップダウンもありますので気をつけてください。
道を外れないように注意して進むと道が丁字路になり、左へ少し進んだ先が芳山山頂となります。
山頂には標高看板があるだけで眺望は望めませんが広いので休憩には適しています。
我々はここで昼食をいただきました。
休憩も終わったので友人と周辺を二尊石仏探しに奔走しますが手がかりがありませんでした。
どうしても見たかったので最悪予定を変更してでも探そうということになり、あちこちを探して回りますが何故か?ここでも違うと心がざわめきます。
友人と話し合いとりあえず神社まで戻ろうということになり先ほど覚えておいてくださいとお願いしたトイレまで戻ります。
このトイレの向かい側に神社がありますのでとりあえず参拝します。
道はどれか?と考えていると神社の前の道が奥の方へ続いているのでとりあえず行って見ることにしました。
ここで昨夜見ていたガイドブックの詳細が急に頭の中に浮かび、この先にゲートがあるはずと思い出した私は友人にゲートがあれば正解のルートだと思うと告げます。
すると少し進んだ先にゲートがあったので先へ進みます。
このゲートは獣避けなので開けたら閉めましょう。
しばらく道なりに進むと道標があります、どうもこの辺りがわかりにくいのでここ最近設置されたようで真新しい立派な道標が二尊石仏までしっかりとあるのでここからは道迷いの心配はありません。
ちなみに道標には芳山石仏と書かれているので気をつけてください。
道は元々芳山山頂への道なので結構急な坂道になります。
神社から普通の人でも20分もあれば着くことが出来ます。
やっと逢いたかった二尊石仏を友人と飽きもせず眺め写真を撮ります。
この石仏の前の道が芳山山頂に続いている私が歩きたかったルートになりますが直登したおかげで芳山の南峰も行くことが出来たので結果オーライです。
芳山には行ったので我々は来た道を引き返して地獄谷石窟仏を見に行きます。
先ほどの道標まで戻ったら地獄谷石窟仏の方向に進んで行きます。
ここからは道が結構急なアップダウンの繰り返しとなるので疲れた方はそのまま来た道を引き返してください。
最初は景色を眺めながらのんびり歩けるのですが一旦、谷底まで下りるので急な下り坂を下りて行きます。
谷底に下りたら2回ほど橋を渡ってそこから下りたぶんだけ上ります。
山の中腹から小さなアップダウンを繰り返し山を巻くように進むと地獄谷石窟仏に着きます。
結構歩き倒したのでここで石仏を眺めながら休憩しようかと思っていたら学生さんの団体がいらっしゃいましたのでとりあえず写真を撮ってそのまま進みます。
道は一本道なので迷うことはありません。
しばらく道なりに進むと奥山ドライブウェイに出ますのでそのまま渡って対岸の道標に従い進みます。
下り坂を下った先に大きな池があります。
ちなみにこの池を右へ進むと春日石窟仏へ左に進むと首切り地蔵様へ行くことが出来ます。
池のほとりにベンチがあるのでそこで休憩してから首切り地蔵様まで戻ります。
ここからは来た道を戻り、春日大社の境内を通らせていただき近鉄奈良駅まで戻った我々はそのまま京都まで戻り、いつもの温泉で疲れを癒して飲みに行きました。



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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

芳山

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