行程・コース
天候
駐車場付近は雨、山の上は雪と強風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
「野坂いこいの森」の駐車場。20台程度は停められる。積雪期になると除雪がされていない場合があるので、その時は少年自然の家の手前にあるトイレの駐車場に停めるとよい。今回は、除雪がされていたので「野坂いこいの森」の駐車場を選択。
この登山記録の行程
野坂憩いの森・駐車場(14:22)・・・・テレビアンテナ(14:46)・・・冬道・・・一の岳(15:06)・・・二の岳(15:23)・・・三の岳(15:32)・・・野坂山・山頂(15:37)・・・三の岳・・・二の岳(15:57)・・・一の岳(16:08)・・・冬道・・・テレビアンテナ(16:21)・・・登山口(16:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
やはり登り始めはこの山。敦賀三山の一つ、野坂山(914m)。別名、敦賀富士。
どうしても元旦に山登りをしたいという山仲間。しかし、外は冷たい雨に、しかも登り始めの時間がどう考えても2時を過ぎると、、、山登りにはちと心配な条件だったので、同行することにした。
除雪がきちんとされていたので、問題なく「野坂いこいの森」の駐車場まで車で入る。まだ登山靴は修理から戻ってきていない。登山靴風の普通の靴は先日の赤坂山でまだずぶ濡れ状態なので、今日は長靴で挑む。
小雨がパラパラ。冬の雨は身体の芯まで冷たくなる。
悪天候の元旦とはいえ、野坂山であれば誰も登っていないことはないと思うが、すでに14:22。さすがに登山者はいない。往復2時間程度で下山しないと暗くなってしまうので、さっそく歩き出す。滑りやすい長靴なので、珍しくストックを使って登る。前回、12月9日に登ったが、雪の量はそれほど変わらない。若干、増えた程度か。それでも、水場を越えて少し行ったところから冬道が出来上がっていたので、そちらを選択する。テレビアンテナの鉄塔から冬道のアンテナ尾根に入り、一の岳まで直登する。この辺りから雨が雪に変わってきた。
一の岳の看板はすっぽりと雪の中に埋まり、若干、頭の部分が顔を出している。
ここから先は完全にトレースがなくなっていた。たぶん、午後の積雪で埋もれたのだろう。
一の岳から二の岳に向かう尾根が一番荒れていた。身体が持っていかれそうになるほどの強風で、細かい粒の雪が顔に容赦なく吹き付けてくる。
トレースがないので、雪をかき分けて歩くが、思ったより沈みこが少なく、楽に歩けた。こうなると、自由気ままに歩ける雪山は楽しい。悪天候にもかかわらず、スキップしたくなる楽しさ。好きな方向を選んで雪を蹴散らしながら力強く進む蒸気機関車のよう。
山頂はホワイトアウトの世界。看板を写真に収め、避難小屋に入る。
昨年は、持ってきたスコップでドアを掘り起こしたことがあったが、今回は除雪するまでもなくドアが開いた。野坂山の権現様に挨拶をして、今年の登山の安全を祈る。今年もいっぱい素敵な山に出会えますように。
一服してから、一気に降る。クッションになる雪の上を飛び跳ねるように降っていく。
駐車場に着いた時には、すでに敦賀の市内にもちらほら街灯が灯り始めたが、まだ明るいうちに下山できた。往復2時間20分。まあまあ。
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