行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
電車
その他:
笹子駅から笹一酒造の裏手を通る林道を道なりに進み、終点付近より沢沿いの山道に入る。
この登山記録の行程
笹子駅07:59 - 08:28林道終点08:29 - 09:56ヤグラ09:57 - 10:47鶴ヶ鳥屋山 - 11:43恩六二九石標11:44 - 13:24近ヶ坂峠13:25 - 13:47鍵掛峠 - 13:57大岩山14:08 - 14:22屏風岩(初狩)14:29 - 15:12初狩駅
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
鶴ヶ鳥屋山(つるがとやさん)。ちょっと舌を噛みそうな、珍しい名が付いたこの山は、同じ稜線に連なる清八山や本社ヶ丸に比べ地味な印象があります。これまで計画はしたものの、『地味→ローキー』という思考パターンで、何かと理由を付けては伸ばし伸ばしになってしまっていました。最近、鶴ヶ鳥屋山のレコをよく見かけるようになり、冬枯れの尾根歩きは面白そうということで、今回のチョイスとなりました。
今回のスタートは笹子駅で、往路は3年前に本社ヶ丸に登ったルートと同じになります。前回と同様、笹子駅から笹一酒造裏手を通る林道に入り、終点まで道なりに進みます。そこから舟橋沢沿いの登山道となり、何度か渡渉しながら進んでいくと、やがてつづら折りの急登に。途中で黒野田林道を横切り、やがて、登山道は本社ヶ丸から続く稜線、ヤグラと呼ばれるポイントにでます。ここまで、笹子駅からおよそ2時間ほど。
ヤグラを右に行くと本社ヶ丸で、今回は左に進みます。明るく気持ちがいい尾根歩き。冬枯れの木立の間からは、滝子山をはじめ、笹ガン、北アルプスなどが、花を添えてくれます。アップダウンを繰り返しながら進んで行くと、ヤグラからおよそ50分ほどで鶴ヶ鳥屋山に到着。山頂は冬枯れの木立に覆われ眺望はあまりありませんが、木立の間からは富士も!逆光で白くなってはいますが、やはり日本人、「よっしゃー!」気合が入りますね(笑)。
復路は、山頂から北東尾根を下って近ヶ坂峠、屏風岩を経由して初狩駅にでます。ちなみに、屏風岩は、『そこから見る鶴ヶ鳥屋山は素晴らしい』との情報があり、鶴ヶ鳥屋山をとことん楽しもうと今回のルートに加えてみました。登りもそうでしたが、下りもガッツリ歩き。特に、この日は気温が高く凍った地面が融けぬかるんでいたところもあり、何度も滑りそうになりました。
登山道は、途中で再び黒野田林道を横切り、最後は丸田沢沿いに下って近ヶ坂橋に出ます。近ヶ坂橋から初狩駅に向かう途中で、奥丸田橋で右に折れ、近ヶ坂峠に向かいます。近ヶ坂峠への取り付きは『老人ホーム志仁也』の横にあり、そこから近ヶ坂峠までは約20分ほど。
ご参考までに、近ヶ坂峠~屏風岩登山口までは「山と高原地図」で破線ルート。特に、近ヶ坂峠から向峠の区間は、登山道が山斜面をトラバースするように取り付けられていますが、途中、登山道がほとんどなくなっているところがあり、通過するのに苦労しました。ちなみに、向峠から近ヶ坂峠に行く場合にはこのトラバースルート入口は枝で塞がれており、尾根を通るようになっています。
屏風岩の眺望は圧巻そのもの。中央本線からいつも眺めている鶴ヶ鳥屋山の姿と違い、幾つものをピークを従え奥にどっしりと構える山容はなかなかの迫力。先々週登った丹沢の大室山を彷彿させるような姿です。
鶴ヶ鳥屋山、なかなかいいですね~。
フォトギャラリー:96枚
おはようございます。今日のスタートは笹子駅です。去年の11月以来です。ここから鶴ヶ鳥屋山に登ります。
駅のすぐ脇の舗装道路を登っていくと・・
丁字路にぶつかり、ここを道標に従って左に進み林道に入ります。熊さんがいるんですね・・・。
しばし道なりに・・・
ここが林道終点。ここから沢沿いの山道になります。
何度か渡渉をし・・
舟橋沢に沿って進んでいきます。
小さなナメ滝もありました。
舟橋沢からはなれ、つづら折りの急登に。アキレス腱が伸び切ってしまいます(汗)。
振り返ると、木立の間から見えるのは滝子山でしょうか。
標高があがるにつれ、明るくなってきました。
空が青い!
鉄塔の真下を通過!
途中で黒野田林道を横切ります。向かい側の法面の梯子を使って再び登山道に取り付きます。
振り返ると、あれはササガン尾根でしょうか。
ヤグラに到着~♪ここで、本社ヶ丸から続く稜線にでます。ここまで、笹子駅からおよそ2時間ほど。
気持ちいい尾根道です。
空も高い!
木立の間から見えるのは八ヶ岳でしょうか。
場所によってはこうした痩せ尾根も。
北アルプスも見えていますよ~!
~♪♪
こちらは三ツ峠山。山頂の電波塔が見えています。そして、ひょっこり顔を出しているのは
そう、富士です。「よっしゃー!」、気合が入ります。
こちらは、本社ヶ丸。その右側に見えているのは
北アルプスですね。
鶴ヶ鳥屋山山頂に到着~♪
眺望があまりないので空をとってみました(笑)。
でも、木立の間からは・・
そう、富士山です。
ズン!
ズンズン!
ランチには少し早いので、先に進みましょう。
最初は気持ちいい尾根が続いていましたが・・
この斜面は岩です。木や岩をつかみながら、やっとこさで降りてきました・・(汗)。(振り返っての一枚)
まだまだ、急坂が続きます。
途中で、再び黒野田林道にでます。登山道入口は先に見える切通しの手前にあります。
ちなみに、こちらが降りてきた登山道。
登山道入口。
唐沢橋・近ヶ坂橋分岐です。屏風岩に向かうので、近ヶ坂橋に進みます。
渡渉して
丸田沢沿いの林道に入ります。
そろそろ、この季節が近づいてきましたね。。。。
近ヶ坂橋にでました~!
ちなみに、こちらが下りてきた登山道です。
しばし初狩駅の方向に進むと、奥丸田橋で右に折れます。中央の左が屏風岩、右が大岩山です。あそこを通って初狩駅に向かいます。
近ヶ坂峠への取り付きは、右側に見える『老人ホーム志仁也』の横にあります。
近ヶ坂峠入口の道標
ここを進んでいきます。
『老人ホーム志仁也』の裏手で山道に取り付きます。
山道の途中から見える鶴ヶ鳥屋山。
入口から20分ほどで、近ヶ坂峠に到着~
近ヶ坂峠は、意外と明るいですね。こちらは丸田側。奥に見えるのは滝子山でしょうか。
こちらは金井。奥に見えるは丹沢山系の山だと思うんですが・・(@@)
鍵掛峠に向かいます。
途中で、尾根を巻くように付けられた登山道(「山と高原地図」で破線ルート)に入ってしまいました。斜面に付けられた道がなくなってしまっており、通過するのに苦労しました(振り返っての一枚)。
この先も登山道がなくなっています。。。
なんとか通過して出たところは向峠でした。
こちらが歩いてきた登山道(振り返っての一枚)。向峠から進む場合は枝で塞がれており、尾根の方を歩くことになります。
ちなみに、こんな道標もありました。
大岩山を目指して進みます。が、ここもなかなかの急登・・。。
山頂近く、大きな岩が行く手を阻んでいます。これが、山の名前の由来でしょうか。
大岩山に到着~!
標柱がなかったので、念のために。
鶴ヶ鳥屋山が真正面に見えます。綺麗な三角錐で、意外とかっこいいですね~!
屏風岩に向かいましょう。
こちらのようです。
屏風岩に到着~♪
標高は750m、結構、高いんですね。
おっと・・、屏風岩といわれるだけあって断崖絶壁。足の裏がジンジンします(^-^;。
山頂の様子
目の前には鶴ヶ鳥屋山がドーンと。幾つものをピークを従え奥にどっしりと構える山容はなかなかの迫力。先々週登った丹沢の大室山を彷彿させるような姿です。
こちらに見えるのは、滝子山でしょうか。
その横には、鶴ヶ鳥屋山と三ツ峠山。逆光になっているのが残念ですが。
こちらは・・、ひょっとして杓子山でしょうか
これで、今日のミッションはコンプリートです。さぁ、初狩駅に向かいましょう。
林道にでました
こちらが下りてきた登山道
よく見ると、左の木に小さな道標がありました。初めての場合、なかなか分からないかもしれませんね。
圧倒的な存在感の滝子山(初狩駅に向かう途中で)
初狩駅に到着しました~。ヒヤリとする道もありましたが、今日も無事に、お疲れ様でした。
[番外編]初狩駅の近くにある八幡神社に立ち寄りました。
面白い狛犬がいると聞いたもので。
鳥居の両脇にいるはずですが・・
あっ!、いました。なにやら不思議な顔つきをしています。阿形・・(@@)
ちなみに後姿はこんな具合です。
こちらは、吽形・・(@@)、姿は犬というより、なにやら海獣のようにも見えますが。謎は深まるばかりです。
後姿はこんな具合です。
奥には、「ザ、狛犬」という感じの狛犬もあります。阿形。
こちらは吽形。
折角なので、お参りもしました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
GPS機器 | 燃料 | カップ |
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