行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒5:14→山手線→東京5:33~42→総武本線→千葉6:20~58→内房線→館山8:46~9:00→〃→九重9:06
復路:大川14:19→館山日東バス→千倉14:36~42→内房線→館山14:55~15:01→新宿さざなみ2号→秋葉原17:00~03→目黒17:27
この登山記録の行程
九重駅9:08→稲村城跡入口9:12→中郭9:24→主郭64m9:29~32→車道下降点10:02→笹藪→工場跡地10:21→竹藪→大貫街道10:38→道無し→大貫浅間山110m10:49→大貫古道に合流10:58→古道標11:06→浅間様11:10→音落ヶ岳139m11:18~30→古道出口(階段)11:39→トンネル通行止で戻る→安房グリーンライン11:48→畑集落分岐11:57→高塚山方面入口(163番電柱)12:09→日枝神社からの道に合流12:39→大川三角点205.8m13:02→龍護山160m13:16→高塚山216m13:24~35→大聖院(高塚不動)13:45→大川バス停13:49→道の駅ちくら潮風王国13:55~14:03→大川バス停14:10
合計4時間41分(大川バス停迄、15.6km)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
1月27日(土)は、関東は雪が降ったせいであまりに寒いので、雪の無い暖かい山に行こうと、千葉の先端館山の音落ヶ岳から高塚山まで縦走して来ました!
と思ったら、朝ちょっとトラブって電車1本乗り遅れて、千葉駅でコーヒータイム。結局1時間遅れで九重駅を9時8分スタート。
音落ヶ岳は稲村城跡から道が続いているので、まず稲村城跡に登ります。
稲村城跡は里見八剣伝で有名な里見氏の住居跡で、国の史跡にも指定されているため、要所要所に標識があり、非常にわかりやすいです。
その標識に従い、まず音落ヶ岳方面の道が分岐している中郭まで行き、そこから主郭をピストン往復します。駅から約20で到着。主郭は見張らしの良い広場になっていて、東京湾の向こうに富士山が良く見えます。
しばし展望を楽しんだら、中郭に戻り、南に向かう道に入ります。この道は里見氏の稲村城と白浜城を結ぶ軍用路で、その後も地元の生活道路として使われていたらしく、広くてしっかりした道です。ただ現在はほとんど使われてないらしく、落ちた木の枝や堆積した落ち葉などたまり、フカフカ過ぎて、なだらななのにマトモに走れません。
ちなみに今日通った他の道もだいたい同じような感じ。
途中廃林道を併せ、ひたすら南に進むと、左手に車道が近づいてきたところで、道はその車道に一旦下ります。
でもここ、そのまま直進する道もある見たいで、テープがあるので行ってみたらこれがエラかった!
最初の藪っぽい道はなんとかなるとしても、途中で酷い笹藪に遭遇。強引に抜け出て工場跡地の広場に降り立ち、その入口から再度山道に入ると、今度は荒れたら竹藪が行く手を阻む。倒れた竹を踏み潰しながら、それでもなんとか先に進んで行くと、短い距離なのに40分近くかかってようやく車の通る大貫街道に出た。ああ疲れた。
でもこれで終わりではなかった。大貫街道を渡り、整備された大貫古道ハイキングコースに出るまで、さらにヤブこぎは続く。
ちなみにこなヤブこぎの途中に、大貫浅間山という山頂に冨士大神の石祠があるピークがあります。
そして、1時間遅れでこんなんで最後まで行けるんだろうか?と思い出した頃、やっと「古道ノ径3」と書かれた標識のところで大貫古道ハイキングコースに合流。もう11時だ~!
ここ絶対に車道に下りて、正規ルートで小松寺から登り返した方が早いです。
ハイキングコースに出たはいいけれど、この道も最近はあまり人が入ってないようで、落ちた木の枝と落ち葉の堆積でフカフカバリバリで、極端なスピードアップ期待出来ません。それでも道なき道よりはマシで、多少は速く進んで行くと、まず笠を被った巡礼者が描かれた「古い道標」が出てきます。その先に浅間様の石祠。
そして最後、古道ノ径8の標識の先でトラロープにつかまって急坂を登ると、ようやく音落ヶ岳139mに11時18分、九重駅から2時間10分かかって到着しました。
山頂には乙王の墓があります。良く知らないけれど、伊予ヶ岳の天狗伝説と関係がある方らしいです。ここで今日最初の大休憩。
音落ヶ岳山頂は、西側と北側が刈り払われていて、東京湾の向こうに富士山と、愛宕山から嶺岡浅間に続くの山々が良く見えます。
音落ヶ岳から先は、10分ぐらいで左の林道に下りて小松寺に戻る道の分岐と、そのすぐ先に右の林道に階段で降りる分岐が出てきます。で、右の階段を降りたら、その先のトンネルが通行止で通れなかったので、再び階段を登り、崖の上の道を辿って、安房グリーンラインに出ました。
畑集落で旧道に入るまで少しの間、この広い車道を行くことになります。
古道はこの畑集落を抜けたところで再び山道に入り、安房白浜に抜けるのですが、そっちに行くと、今日は真っ当な山を1つも登ってないことになるので、今回は多少オリジナリティーを出して、畑集落から房総半島南端最高峰の高塚山216mを目指して見ます。畑集落から割りと真っ当な道が通じているらしいので、道迷い遭難せずにたどり着けそう。
ということで、畑集落のまん中辺りで、地図を見ながら左の道に入り、「163」番と書かれた電柱のところで、右の細道を下り、すごい深い渓谷を橋で渡ってひと登りした民家に突き当たる手前で、笹藪の間から山道に入ります。この山道は入りたてこそ頼りないですが、尾根に上がるとがぜん広くて立派な道に様変わりします。
ただ下のフカフカバリバリは相変わらずだけど。
南国の木漏れ日がまぶしいマテバシイの林の中を、この道をひたすら緩やかに登って行くと、40分ほどで日枝神社から高塚山に登る登山道に合流します。合流点には、標識とベンチがあります。
高塚山は千葉の山ではメジャーな部類ので、ここからさらに道が良くなることを期待してたんですが、予想に反してバリエーションルート並みに逆戻り。
それでも標識がしっかりしているので、問題なく行けるのですが、最後にまた時間がかかってしまった!
大川三角点205.8mは、縦走路を外れて標識に×が書いてある方に少し進んだ先にあり、予想に反してベンチなんかもありました。結構人が来てるみたい。でも展望は無し。
次の龍護山160mも縦走路から外れたところにあるピークで、山頂に小さな神社があります。でもここも
展望無し。
道は、龍護山を過ぎて急坂を登った先で、高塚不動から登ってくる立派な参道と合流します。そしてひと登りで風神と雷神の像が有名な高塚山不動奥の院がある高塚山山頂216mに到着です。13時24分着。
1時間遅れで出発して、途中ヤブこぎしてどうなるかと思ったけど、なんとか予定の30分遅れぐらいで着いたー!
高塚山山頂は海側が刈り払われていて、太平洋の眺めが良いです。それを見ながら最後の休憩。
後は麓の大聖院まで一気に駆け下りて、大川バス停(※旧七浦小学校前バス停)でバスの時間を確認した後、まだ若干時間があるので、「道の駅ちくら潮風王国」まで行ってみることに。
ここは、ばんやや和田浦WAOとかと同じような中に海産物の生け簀とかがある道の駅で、東京が寒すぎるせいか駐車場がほぼ満杯になるぐらいお客さんが着て増した。
でも、バスの時間が迫ってるので、飯食う時間もなく、ひとまわりしてあまおうのソフトクリームを食べただけ…。
しかも、帰りは行きと違ってバスと電車の接続が良すぎて、途中で弁当もビールも買えず(特急の車内販売も無し!)、何も食べられずに東京まで帰ってきてしまった。
ふうりん 音落ヶ岳 - 小松寺
http://windbell94.blog.fc2.com/blog-category-42.html
里見氏城跡 稲村城跡 | 館山市役所
http://www.city.tateyama.chiba.jp/syougaigaku/page004279.html
南房総いいとこどり「大貫の古道ガイドツアー」地図
ps://www.mboso-etoko.jp/top/photo/Lphoto/201506111029134652.pdf
房総丘陵 九重・稲村城
http://bosohills.otodo.net/kokonoed.htm
房総丘陵 七浦高塚山(②-4 畑から)
http://bosohills.otodo.net/nanaura.htm
房総丘陵ガイドマップ、第103、104、106、107、108図
(安房白浜へエスケープできるように第111、122図もあった方が良い)
http://bosohills.otodo.net/bousoumap.htm
館山日東バス 千倉~白浜線時刻表
(※七浦小学校前バス停→大川バス停にH28年4月名前変更注意!)
http://www.tateyamanitto.co.jp/jikokuhyou/sirahama-tikura.pdf
道の駅ちくら 潮風王国
http://shiokaze-oukoku.jp/
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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