行程・コース
天候
霧のち晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路)箱根登山バス・小田原645発→仙石725着、
復路)箱根登山バス・宮城野1532→大平台1540着・箱根登山鉄道乗換
この登山記録の行程
金時神社入口(0750)…分岐(0845)…金時山(0905)/休憩(0.20)…分岐(0936)…矢倉沢峠(0953)…火打石岳(1122)…明神ヶ岳(1215)/休憩(0.30)…宮城野分岐(1320)…宮城野BS(1410)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
金時山箱根側登山口は公時神社にあります。無料駐車場とトイレが神社入口にありますが、国道138号沿いのゴルフ練習場の駐車場の方は有料なのでお間違いなく。
気温が上がり夜半に降った雨も手伝って、森の中を行く登山道には靄がかかって幻想的な雰囲気でした。所々に氷が残っていて軽アイゼンを付けて歩きました。金時山へ続く登山道は所々急登があります。標高差500mくらいを2kmくらいで一気に登るので汗が吹き出します。山頂は靄に包まれて展望なし。金太郎茶屋に入り常連さんと思しき年配の方の話に耳を傾けながら甘酒で体を温めました。常連さんの中には毎日のように金時山に登る人もいるようです。記名帳を見ると三千回以上登っている人もいて俄かには信じられない思いでした。
金時神社分岐を明神ヶ岳方面へ行きます。矢倉沢峠付近で靄がとれて富士山を背景にした金時山が見えました。南の方角には仙石原や遠く芦ノ湖も見えました。稜線を行くハイキングコースはまだ雪が10~15cmくらい残っています。トレースはついているので迷うことはありません。雨を吸った雪はグサグサで、歩くたびに足元が沈むので体の重心が定まりません。結構、時間がかかります。それでも明るく差し込む日差しの中に箱根一帯の展望があり、富士山と金時山の大きな景色を背負いながら歩く爽快さは何物にも代えがたく、山歩きの醍醐味です。
明神ヶ岳では西風が強く10~15m/sくらいはあったでしょうか。風は冷たく、風の当たらない笹垣の根元に小さくなってうどんを作りました。宮城野方面はこの時期にしては多くの登山者とすれ違いました。軽装でアイゼンを付けていない人も多くいました。
宮城野分岐から宮城野BSへ降ります。途中から別荘地の脇を通ります。この付近の道は深く抉れて暗くジメジメしていて、あまり良い印象はありません。宮城野に出るとホッとします。宮城野温泉会館は町外の人は大人650円で、ナトリウム・カルシウムの無色透明な温泉です。汗で汚れた体を湯で流し、帰りは宮城野BSで箱根登山バスに乗車できます。
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