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筑波山から羽鳥道経由で真壁のひな祭りへ!

筑波山、羽鳥道、真壁のひな祭り( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:目黒4:54→山手線→秋葉原5:17~30→つくばエクスプレス→つくば6:28~55→つくバス北部シャトル→筑波山口7:41

復路:桜川真壁庁舎13:33→桜川市バス→筑波山口14:00~25→つくバス北部シャトル→つくば15:11~25→つくばエクスプレス→秋葉原16:10~22→山手線→目黒16:46

この登山記録の行程

筑波山口バス停7:42→筑波山神社8:18~22→ケーブルの線路が見える場所8:45→男女川8:58→御幸ヶ原9:18→男体山山頂9:26→女体山山頂9:51→御幸ヶ原10:00~05→ユースホステル跡地10:20→男の川10:35→八坂神社11:08→羽鳥道標識11:13→薬師堂11:17→分教場跡11:25→筑波登山道本道11:39~50→旧真壁駅12:14

合計4時間32分(旧真壁駅まで、14.4km)

コース

総距離
約16.1km
累積標高差
上り約986m
下り約983m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

2月10日(土)は季節限定企画として、筑波山の「羽鳥道」を通って「真壁のひな祭り」を見に行って来ました!

筑波山裏の足尾山〜きのこ山山麓のにある真壁町は長い間、ひな祭りの期間以外は電車もバスもない陸の孤島だったんですが、合併先の桜川市が割りと最近、筑波山口~岩瀬駅間のバスを復活させてくれたので、ひな祭り期間以外でも気軽に行くことが出来るようになりました。

でも行くならやっぱり有名なひな祭りの季節でしょうということで、筑波山から加波山まで縦走して帰りに寄る計画を立てたんですが、ずっと寒くて北斜面の雪は溶けてないだろうし。となると時間の計算もできないしということで、今回は最短で多少見所がありそうな「羽鳥道」を通ることにしました(※筑波山山頂直下は地元じゃないので踏み跡無いと迷う危険性があるのでユースホステルコース)。

ということで、つくば駅からつくば市のつくバスの北部シャトルの6時55分の始発に乗って、筑波山口バス停を7時42分スタート。

まあひな祭りに行くのが目標ならば、もう少し遅く来てケーブルの始発に乗った方が効率的なんですけどね。それじゃあまりに楽すぎるので。

筑波山口バス停は、元は筑波鉄道の駅なので、バス停脇にホームが保存してあります。

その前を通って、左に大きく回って行くと、筑波山神社の標識が出て来るので、後はそれに従って街中を登って行けば何ら問題無し。

8時18分に筑波山神社に到着しました。

一応参拝したら、神社左手のケーブルの駅の横から、最短の御幸ヶ原コースにとりつきます。

気になっていた雪は標高500mぐらいから出てきて、足元は当然踏み固められているからツルツル。でも上りなんで、アイゼン無しでダブルストックで問題なく登りきることが出来ました。

そして御幸ヶ原には神社から1時間弱で、9時18分到着。休まずそのまま男体山に登ります。

男体山山頂から富士山が見えるかなと思ってたんだけど、この日は春霞がかかっているような天気で、晴れてはいてもあまり遠くまでは見えず。残念。

そして男体山の下りで、本日初めてチェーンスパイクを着けました。無いと降りられないっていう訳じゃないけれど、着けといた方が効率的でしょうというということで、

続いてそのままの足で御幸ヶ原を横切って女体山へ。

こちらはロープウェイの山頂駅がすぐ下なので、杖もチェーンもアイゼンも無い観光客がヨタヨタ多数歩いていて、距離短いんだから駅から山頂までの間、完璧に除雪してやればいいのにと少し思った。

やってやれない距離じゃないんだから、後は自己責任はちょっとまずい。

そんな中を華麗なステップで小走りに通り抜け、女体山山頂まで行くも、相変わらす景色がイマイチだったのでまたすぐ退散し、御幸ヶ原の端の方で一服した後、10時5分、いよいよ北面のユースホステルコース突入します。

雪は予想通りビッシリ残っていて、でもトレースはしっかりあり、しかも雪に厚みがあるため、石や木の根っこなどの凹凸をきれいに覆い隠してくれていたお陰で、無雪期よりも快適に下ることが出来て、15分でユースホステル跡地に下ることが出来ました。

その先の林道も除雪されてはおらず、車の轍の上をチェーンスパイクを着けっぱなしのまま下り続けます。

そして、ここから先は除雪してあるかなと思っていたキャンプ場へ通じる林道も除雪が入っておらず、そのまま男の川の橋に到着。見ると羽鳥道の正しいルートである川沿いの道にもしっかりトレースは着いていて、やっぱこっちにチャレンジしてみるべきだったかな~と思うも後の祭り。

ここから八坂神社あたりまでは、林道とショートカットルートになっている山道を行ったり来たりしながら進みます。

雪は思っていたよりはるかに下まであって、結局標高200m前後まで、チェーンスパイクを外さずに進めました。

林道の右手に八坂神社が出てくると、古い筑波山の登拝路らしき石仏やら神社やらが次々に出てきます。

まず、八坂神社から5分ほどで今日初めての羽鳥道の標識!そこから集落の中を通る旧道に入ると、薬師堂やら分教場跡などが出てきます。

もう少し良く調べて行くと、脇道に入ったところに古代に歌垣やってた神社とか古墳みたいな天神塚とか、さらにいろいろあったみたい。

でもそれらは全部通り過ぎて、羽鳥道の起点である「筑波登山道本道」と彫られた石の標識がある場所に11時39分到着。筑波山口バス停からほぼ4時間ってとこ。雪が結構あったから、まあこんなもんでしょう。お疲れ様でした。

石の標識の道を隔てた向かい側にある中学校入口の植え込みに座って、トレッキングポールとかスパッツとか、全部後片付けして、ついでに防寒着も着て、あとはりんりんロードという筑波鉄道の線路の跡がサイクリングロードになっている道をブラブラ歩いて真壁町の中心街を目指します。

おお、旧真壁駅が単なる公衆便所になっていた!

その公衆便所でとりあえず用を足して、ひな祭り開催中の真壁の街中へといよいよ入って行きます。

真壁のひな祭りは、各家々が所有しているひな人形を家の前に飾るのがメインのわりと素朴なイベントで、それに職人さんが作ったオリジナルなものとか、小学生の作品なんかが加わります。

観光客は、1ヶ月近く前でしかめ今年は寒いということで、まだそんなには多くなく、でもこれから週を追うごとに増えて行って、かなりごった返すようになるみたいです。

交通規制も入るけど、そのかわりにつくば駅からの直通バスも運航されるみたいです。

おっ!行列の出来てるコロッケ屋があった!

でも並ぶの面倒なんで、その裏手の「一平」という店でラーメン!最近は地方行ってもなかなかお目にかかれないような、超素朴な醤油味のラーメンでした。東京ラーメンみたいな隠し味に豚とか魚とかいろいろ入れてる醤油ラーメンじゃない昔ながらのベーシックな醤油味。

ラーメン食ったら、次はすぐ目の前にある「真壁伝承館」に入ってみます。

真壁っていうと、大谷石とか加波山事件のイメージがあるんですが、ここは集落が違うせいかそういった展示は一切なく、真壁城の発掘とか石器とかがメインで、その片隅にテツが喜ぶ今はなき「筑波鉄道」の展示コーナーが!

この筑波山をバックに走る筑波鉄道の写真なんか、テツならずとも涙涙でしょう!

かくなるうえは、筑波鉄道の復活は無理としても、やっぱりつくばエクスプレス、筑波山口まで延長して欲しいですよねー!

真壁伝承館を出た後は、再びおひな様を見物しながら街中をブラブラし、最後は街外れの桜川市真壁庁舎まで行って、最初にも書いた桜川市の市営バスに乗って筑波山口バス停まで戻り、さらにつくバスに乗り換えてつくば駅まで戻り、つくばエクスプレスで東京に帰りました。

なお今回のように、筑波山口まで往復つくバスを使う場合は、SuicaやPASMOを使わずに「1日乗車券(500円、土日限定)」を買うと物凄くお得です!ただし、筑波山のつつじヶ丘に行くバスはつくバスじゃないためこの券は使えません。

桜川の山 ハイキングマップ | 桜川市観光協会公式ホームページ
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000640.html

筑波山羽鳥道
http://www25.tok2.com/home/shimada/outdoor/tsukuba/hatori/hatori.htm

真壁のひなまつり | 桜川市観光協会公式ホームページ
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/dir000053.html

真壁のひなまつりチラシ表(バスに乗って真壁のひなまつりに行こう)
http://www.kankou-sakuragawa.jp/data/doc/1482729529_doc_11_2.pdf

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装備・携行品

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登った山

筑波山

筑波山

877m

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