行程・コース
天候
晴れのち小雪
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
市営駐車場8:15-掃部ガ岳登山口8:20-硯岩8:40-掃部ガ岳山頂9:30(休憩15分)-登山口10:25-榛名湖横断ー榛名富士登山口10:50-榛名富士頂上11:40-ロープウェイ山頂駅(休憩30分)-ビジターセンター12:40ー駐車場13:10
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
暖かい日、寒い日が交互に来て段々春を感じた。
田んぼの真ん中の公園でロウバイの花の甘い香りに誘われてウォーキング。
河川の水面には鴨が羽を休め、白鷺は何かを探して歩いている。
葦の間からはゴソゴソと雉の雄が顔を出し、河川をビューと川蝉が飛んでいく。
春になると雉の幼鳥と雄と雌とが並んで田んぼの畔を歩く姿を見かける。
先日何年か振りに榛名湖が凍結したニュースを目にした。
暫く歩いていなかったので榛名山でも行こうかな。
余り積雪もなさそうだし。
夜明け前に自宅を出発し上武国道を北上。
伊勢崎辺りから朝日があたる赤城山を横目に正面に榛名山の凹凸の山容が見えてくる。
遠く小野子山の奥に白い草津方面の山々も。
今年は白根山噴火したんだよね。
榛名山も休火山。ちょっと心配だよね。
伊香保の温泉街から湖畔の市営駐車場まで道路は積雪無。
大きい駐車場にはすでに何台か車が止まっている。
身支度を整え8時過ぎに出発。
見上げた青空に硯岩が良く見えた。
榛名吾妻荘の脇の登山口からは着雪あり。
念のためここからチェーン軽アイゼンを履く。
分岐から硯岩への道は凍結して下りは慎重に。
硯岩からは凍結した榛名湖が一望。
榛名富士、外輪山も手が届きそう。
掃部ガ岳へは笹の道から木道を登り1時間ほどで山頂へ。
土曜日だけど先客無の静かな山頂。
北側は木々に覆われているが西側は雄大な浅間山が見え南側は妙義山や荒船山などの西上州の山々から秩父方面が霞んで見えた。
天気は良いけれど遠くは霞んでいて八ヶ岳や富士山は見えないや。
でも浅間山から流れてくる雲がとても綺麗。
15分ほど展望を楽しんだら元来た道を下山。
下山後湖畔に向かいお待ち兼ねの榛名湖横断。
赤や黄色のカラフルなテントでは沢山の人がワカサギ釣りに夢中。
諏訪湖でボートでのワカサギ釣りはしたことあるけどこの時期の穴釣りの方が寒いだろうな。
あれ?足下から何やら音がする。
耳を澄ませるとボコーン、ボコーン。
波が氷を押し上げているのかな。
それにしても何十年ぶりに湖上を歩いただろう。
20分ほどでゆうすげ元湯に到着。
この裏から今度は榛名富士を目指す。
北側の斜面だからか掃部ガ岳の道より積雪有。
距離は短いが一気に登るため結構大変。
11時40分神社のある山頂到着。
空を見上げるといつの間にか天気が急変。
小雪が舞ってきた。
看板に書いてある相馬山の先の関東平野や赤城山も良く見えないや。
他に登山者も皆無な為とりあえずロープウェイの山頂駅へ。
こちらは眼下の湖面やヤセオネ峠への道は見えている。
コーヒーを飲みながら暫しベンチで休憩。
ロープウェイは数十分おきに数人の観光客を運んできたが皆さん寒そう。
さてと下山するかと山頂駅の端から降りはじめる。
こちら側の登山道は積雪無し。
途中で会話を交わしたトレランのお兄さんは3往復目で20分ほどで登ってくるそう。
良く登るようだが例年この道はほとんど雪がないとの事。
登山口に着いて帰りも湖上を横断しようと思っていたが強風で雪煙が舞い上がっている。
こりゃあ車道歩いた方が良いな。
小雪舞うなか、土産物屋が立ち並ぶ車道を駐車場へ。
寒くなってきて何だか鼻水出てきた。
それにしてもこんな天気になっても湖上ではワカサギ釣りをしている人がまだ沢山いることに驚かされる。
13時10分駐車場到着。
遅めの昼食を車内でとる。
時間もあるので帰路の途中榛名神社に寄ってみた。
長い参道を歩き、山門を潜り、狛犬の睨む三重塔を過ぎ、瓶子の滝に到着。
落差のある滝は氷結している。
狭い参道を登ると漸く本殿に。
龍などの彫刻が豪華絢爛。
帰りは倉渕方面へ。
この辺は道祖神が多いから道祖神めぐりも良いな。
そして烏川の橋を渡って相間川温泉ふれあい館に。
鉄分を多く含んだ黄金色の湯。
開放感ある露天風呂には小雪が舞っていた。