登山記録詳細

無雪期登山
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四国屈指のシロヤシオ群生地・西又山南尾根 西又山(中国・四国)
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記録したユーザー

マローズ さん
  • 日程

    2018年5月4日(金)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:安田町の国道55号から県道12号に入り、北川村で県道54号に出て北上。馬路村魚梁瀬からは千本山の道標に従い、県道370号から西川林道本線へ入る。
    宝蔵山登山口に到る宝蔵山林道との分岐手前にはゲートがあるため、事前に安芸森林管理署魚梁瀬地区合同事務所に鍵番号を問い合わせておく必要がある。

    西川林道125線に入ると悪路になるため、車高の低い車の走行は厳しい。
    西川林道より8kmの標柱を右手に見てからほどなくして、土砂崩れ地に達するので、路肩に駐車する。

  • 天候

    晴れ
    [2018年05月04日(金)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

駐車場所10:26・・・西又西滝と西又東滝10:32~10:36・・・登山口11:16~11:34・・・烏帽子ヶ森ルート分岐11:40・・・1151mピーク11:47・・・図根点(アンテナのピーク)12:54~12:58・・・西又山13:15~14:01・・・1151mピーク14:39~14:53・・・登山口15:00・・・西又西滝と西又東滝15:34・・・駐車場所15:40

<落差200数十mの滝やトサノミツバツツジも>
徳島と高知県の剣山系の何割かの山は’00年代に入り、スズタケ等のヤブが一斉に枯れ、各マイナー峰及びセミマイナー峰は展望が開けるようになった。同山系に属する安芸山地の西又山(1359m)も同様で一気にパノラマが広がるようになり、安芸森林管理署も登山道(魚梁瀬コース)を整備し、展望舎を設ける等した。標高の高い箇所にはブナやヒメシャラ等の自然林もあるため、登山口には馬路村教育委員会が案内板を設置している。

が、その案内板には重要なことが記されていない。それは西又山南尾根が県下随一のシロヤシオ(ゴヨウツツジ)群生地であるということ。更にトサノミツバツツジも各所に咲いており、シロヤシオとのコラボも見られる。

にも拘らず、その花々が見られる魚梁瀬コースは年々廃れる一方で、台風で倒壊した展望舎も再建されることなく、地元の登山ガイド団体も何年も前から登山者を案内しなくなった。それは登山口に到る西川林道125線が途中で崩土を起こしているため。森林管理署や自治体に照会すると、崩土箇所は125線に入ってすぐの所である旨、説明されるが、実際はかなり奥まで車で走行することができる。登山口まで徒歩45分程度の箇所までである。それを加味したとしても、登山口と山頂との標高差は300m弱なので、大した登行ではない。

[コース]
駐車場所から6~7分ほど林道を歩くと、沢の出水で路面が土砂に埋まった箇所があるが、ここには東西に並行する二つの滝が落ち込んでいる。当方は西の滝を「西又西滝」、東の滝を「西又東滝」と仮称しているが、両方共、落差が200数十メートルを超える県下随一の巨瀑。地元の山岳ガイドはこれを否定しているが、ある程度林道を進んでから後ろを振り返るとその全容が明らかになる。数年前まで林道からは滝の流れが見えにくかったため、地元の山岳ガイドは滝の全容を見たことがないのではないかと思う。

登山口周辺はガレ場で、登山道は年々薄くなっているが、斜面を見上げると朽ちた木造階段が辛うじて残っているので、ルートは分かる。
階段を上り切ると丸木階段が埋まって見えなくなったガレた涸れ沢となる。この涸れ沢は登山口のすぐ右手に雪崩れ込んでいるため、木造階段がなくなったとしてもルートは分かるだろう。

涸れ沢を2分ほど登ると左手のスズタケの斜面の道に移る。
道はその先で西又山の道標の建つ支尾根起点部に出るが、ここは烏帽子ヶ森ルートとの分岐点でもある。

支尾根を登り切った所の1151mピークはシャクナゲの小群生地だが、三輪ほどしか開花していない。そこから稜線(西又山南尾根)までは、道の両側にアセビが群生しており、ヤブ化している箇所もある。

稜線を登って行くと、シロヤシオの落ち花が現れるようになったため、今年はもう開花期が終わったのではないかと心配していたが、それは取り越し苦労で、次々と開花したシロヤシオが現れるようになる。

次第にトサノミツバツツジも現れるようになり、シロヤシオとのコラボも楽しめるようになる。4月末に登った徳島県の志貴岳ではミツバツツジはほぼ終わりかけだったのに、こちらの山はまだまだ見頃。
シロヤシオの群生区間は何百メートル(距離)歩いても終わることはない。まるで植物園のような大群生である。これだけの大群生を堪能できたから、来週登る予定だった徳島県のシロヤシオ名所・南高城山はもう登らなくていいだろう。

標高が高くなってくると二本が縦に並んだ桧の大木や樹齢約800年、樹高14.9m、胸高周囲5.2mのイチイ(アララギ)の大木が現れる。
1360mの独立標高点付近は「大アレ山」という呼称もあるが、ここから二重山稜ぽくなっていたような記憶がある。

山頂も地形図での等高線は1360mだが、詳しい地図には1359mの独立標高点が記載されている模様。
展望舎は倒壊しているとは言え、北西から東方向に広がる展望は変わることなく、山頂から北の県境尾根や東の県境尾根の安芸山地(徳島県側の呼称は「海部山系」)の山々を始め、三嶺から西方の高山群も遠望できる。

登山中の画像
登山画像
西又西滝
登山画像
西又東滝
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西滝遠望
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登山口上
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涸れ沢
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シャクナゲ
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アセビの支尾根
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トサノミツバツツジ
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トサノミツバツツジアップ
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シロヤシオ越しの展望
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シロヤシオとヤマツツジのグラデーション的コラボ
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シロヤシオの稜線
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桧の大木
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イチイの大木
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トサノミツバツツジ
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シロヤシオの花を沢山
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山頂
登山画像
山頂から北方の展望
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シロヤシオのアップ
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、ナイフ、行動食、トレッキングポール
この山行で使った山道具
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