百名山１１座目＆花の百名山

日帰り

四阿山・根子岳（上信越）

2018.06.09（土）

パーティ： 3人 (ヤマちゃんさん、ほか2名)

ヤマちゃんさん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他：軽井沢プリンス0500⇒菅平牧場Ｐ0620

この登山記録の行程

菅平牧場登山口(06:55)・・・中四阿(09:13)・・・分岐(09:55)・・・四阿山(10:12)[休憩 23分]・・・分岐・・・根子岳(12:26)[休憩 69分]・・・菅平牧場登山口(15:06)

コース

総距離: 約9.3km

累積標高差: 上り約1,017m; 下り約1,017m

コースタイム: 標準5時間15分; 自己6時間39分; 倍率1.27

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

前日は軽井沢でゴルフを楽しみ、プリンスのコテージに宿泊して朝５時に出発、一般道を走り６時２０分に菅平牧場駐車場に到着。
駐車場自体は無料だが、利用料金が一人２００円かかる。
まだゲートには人がおらず(料金は後払い)、登山口に一番近い駐車場にもまだ車は数台程度である。

登山口横の綺麗なトイレを使わせてもらい、準備を整えて登山スタート。
てんくらはＣだったが昼から晴れそうだったので、北アルプスが望める根子岳を後回しに、四阿山を先に登る反時計回りルートで登ることとした。
牧場では牛さん達が朝ごはんを食べている。
天気も曇りからだんだん晴れ間が広がってきた！！
牧場脇をしばらく歩き、中四阿経由の四阿山登山口から登山開始である。
この登山道もしばらくレンゲツツジの咲く、牧場脇を進んでいく。
丸木橋で沢を越えると本格的な登山道となる。
しばらく樹林帯を歩くとだんだん笹道となってくる。
登山道ははっきりしてるので、藪こぎとまではいかない。
１時間半ほど高度を上げると森林限界を越えてガレ道となる。
更に進むと中四阿となり四阿山の全貌が見える。
四阿山はなだらかな山容のイメージがあったが、崩れた岩肌が露出した荒々しい山である。
いくぶん傾斜が緩くなると根子岳への分岐に出る。
木段を越えてしばらく登ると日本百名山四阿山頂上(２３５４ｍ)である。
岩だらけの幅の狭い山頂である。
残念ながら薄曇りとなり浅間山を含めてはっきりとした眺望ではなかった。

３０分程待ったが回復しなさそうなので、根子岳に向けて出発した。
分岐まで戻り根子岳方面に進むと、かなり急な下りとなるので注意しながらおりていく。
急坂を下りて大スキマと呼ばれるコルからは、根子岳に向けたthe登山道とも言える気持ちの良い稜線歩きとなる。
大スキマ手前で２人の山ガールに「頂上までどうですか？」と聞かれたので、結構きついよ！！と答えると「ひぇ～」と言っていたが、我々はこっちから登らずに正直良かったとの偽らざる感想である。
このあたりから花の百名山らしく花々が目立つようになる。
花の百名山なので穏やかな山なのかと思いきや、頂上に近づくにつれて荒々しい岩山となる。
山容も削り取られたような荒々しいものであり、さすが火山の外輪山という山容である。

岩を越えたり隙間を進んだりしながら花の百名山根子岳山頂(２２０７ｍ)に到着である。
天気は良いのだが遠景は霞んでおり、残念ながら北アルプスははっきりとは認識できなかった・・・。
頂上はかなりの広さであり、こちらでの昼食は正解であった。
根子岳に向かう途中から晴天となり、お昼は汗を流しながらカップ麺を食べた。

お昼を食べてコーヒーを飲んで１時間ほどのんびりして菅平牧場に向けて下山した。
下山道は四阿山～大スキマのような強烈な斜面はなく、比較的歩きやすい登山道である。
１時間ほど下ると東屋があるが、この前後はレンゲツツジの群落が続き、疲れを癒してくれる。
東屋からは菅平高原が一望できる。
更に３０分ほど下ると菅平牧場に着く。

下山後は駐車場近くの売店で高原のソフトクリームと山バッチを購入。
あまり汗はかかなかったが、冷えたソフトクリームが体温を少し下げてくれた。
後片付けをして１６時前に駐車場を後にした。
出発早々、ヒッチハイクの２人が近くのバス停まで乗せてって、とのことで乗せてあげると大スキマ手前で会話した山ガール２人だった。
なんと奇遇な！？
今年だけでも北から南の結構な数の百名山に登頂してるそうで、その健脚が羨ましい限りである。
バス停で２人を降ろして帰路についた。
少々の渋滞はあったものの、２０時前に二子玉に到着した。

今回の四阿山～根子岳周回は登山道は明瞭だったし、樹林帯・笹道・ガレ道・稜線と一度の山行で色んな山歩きを満喫できた。
四阿山は百名山でも少しマイナーなのか、登山者も比較的少なく、のんびり楽しめたのも良かった！！
天気と花にも恵まれ、充実した山行だった。