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夏油温泉連泊登山 駒ヶ岳でツキノワグマを目撃

駒ヶ岳( 東北)

パーティ: 1人 (まさ10 さん )

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行程・コース

天候

快晴、風強し

登山口へのアクセス

マイカー
その他: マイカーで夏油温泉へ、連泊して周囲の山を登山する。

この登山記録の行程

夏油温泉(07:00)…三合目(07:50)…七合目(08:50)…駒ヶ岳(09:40)…七合目(10:40)…三合目(11:25)…夏油温泉(12:00)

コース

総距離
約8.9km
累積標高差
上り約822m
下り約822m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

夏油温泉に連泊して、この日は駒ヶ岳に登山する。
夏油温泉観光ホテル近くの登山口から入山。ミズナラの林をしばらく行くと一合目の標識。しばらく急登が続く。
三合目で北東方向が開け、雲海の上に鷲ヶ森山方面が見える。
それからはずっと樹林帯を歩くので山頂まで眺望はない。
四合目を過ぎると山腹をトラバース気味に緩やかに登って行くようになる。
ニリンソウやサンカヨウの花が咲く開けた場所に出る。この先何か所も雪渓が消えたばかりの早春の風景が現れる。
ところで、五合目の標識が不自然に傾き大きな傷がついている。六合目の標識は完全に引き抜かれていて、標柱には新しい大きな傷が…
時々現れる沢沿いのぬかるみには、ツキノワグマと思われる真新しい足跡がいくつも見られる。湿原が現れるたびに熊鈴を強く鳴らしながら進む。
八合目の水場で小休止。この先は山頂への急登が始まる。
歩き始めて2時間少々で神社のある駒ヶ岳山頂。金ヶ崎側からの登山者が1名休んでいる。
今日は焼石連峰もはっきり見える。左手奥には栗駒山が霞んでいる。
しばらく展望を楽しんで山頂を後にする。

【ツキノワグマと遭遇】
もうすぐ六合目という時、前方の藪から小枝の折れる音、そして動物の鳴き声。
左カーブのため動物の姿は見えない。鳴き声などはかなり近くから聞こえる。熊鈴を鳴らしてこちらの存在をアピールする。
ふたたび動物の鳴き声。熊鈴を鳴らしながら慎重に前進する。
カーブを曲がって登山道が開けた時、右手の藪の中に入っていくツキノワグマの成獣の姿を目撃した。
登山道の右手に雪渓が残っていて、その周囲に芽吹いた植物を食べに来ていたようだった。

雪渓や湿原が現れるごとに「熊がいるのでは」と警戒し、四合目から急坂をくだり12時ごろ登山口に到着。
元湯夏油の食堂で昼食をとり、午後は湯めぐりで疲れをいやす。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 地図 コンパス 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
行動食 トレッキングポール

登った山

駒ヶ岳

駒ヶ岳

1,130m

よく似たコース

駒ヶ岳 岩手県

夏油三山のひとつ、駒を祀る展望のよい山頂

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
3時間30分
難易度
コース定数
15
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