行程・コース
天候
快晴、風強し
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
マイカーで夏油温泉へ、連泊して周囲の山を登山する。
この登山記録の行程
夏油温泉(07:00)…三合目(07:50)…七合目(08:50)…駒ヶ岳(09:40)…七合目(10:40)…三合目(11:25)…夏油温泉(12:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏油温泉に連泊して、この日は駒ヶ岳に登山する。
夏油温泉観光ホテル近くの登山口から入山。ミズナラの林をしばらく行くと一合目の標識。しばらく急登が続く。
三合目で北東方向が開け、雲海の上に鷲ヶ森山方面が見える。
それからはずっと樹林帯を歩くので山頂まで眺望はない。
四合目を過ぎると山腹をトラバース気味に緩やかに登って行くようになる。
ニリンソウやサンカヨウの花が咲く開けた場所に出る。この先何か所も雪渓が消えたばかりの早春の風景が現れる。
ところで、五合目の標識が不自然に傾き大きな傷がついている。六合目の標識は完全に引き抜かれていて、標柱には新しい大きな傷が…
時々現れる沢沿いのぬかるみには、ツキノワグマと思われる真新しい足跡がいくつも見られる。湿原が現れるたびに熊鈴を強く鳴らしながら進む。
八合目の水場で小休止。この先は山頂への急登が始まる。
歩き始めて2時間少々で神社のある駒ヶ岳山頂。金ヶ崎側からの登山者が1名休んでいる。
今日は焼石連峰もはっきり見える。左手奥には栗駒山が霞んでいる。
しばらく展望を楽しんで山頂を後にする。
【ツキノワグマと遭遇】
もうすぐ六合目という時、前方の藪から小枝の折れる音、そして動物の鳴き声。
左カーブのため動物の姿は見えない。鳴き声などはかなり近くから聞こえる。熊鈴を鳴らしてこちらの存在をアピールする。
ふたたび動物の鳴き声。熊鈴を鳴らしながら慎重に前進する。
カーブを曲がって登山道が開けた時、右手の藪の中に入っていくツキノワグマの成獣の姿を目撃した。
登山道の右手に雪渓が残っていて、その周囲に芽吹いた植物を食べに来ていたようだった。
雪渓や湿原が現れるごとに「熊がいるのでは」と警戒し、四合目から急坂をくだり12時ごろ登山口に到着。
元湯夏油の食堂で昼食をとり、午後は湯めぐりで疲れをいやす。
フォトギャラリー:28枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
行動食 | トレッキングポール |