行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
団地0300⇒名神・東海北陸道⇒ほおのき平BS0620/シャトルバス ほおのき平BS0705⇒畳平BS0745
この登山記録の行程
畳平(08:05)・・・県境ゲートバス停(08:19)・・・富士見岳(08:30)[休憩 20分]・・・富士見岳分岐・・・肩ノ小屋(09:16)[休憩 9分]・・・乗鞍岳(10:12)[休憩 45分]・・・肩ノ小屋(11:37)[休憩 52分]・・・富士見岳分岐・・・県境ゲートバス停(13:03)・・・畳平(13:12)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
3連休の中日である日曜日に百名山12座目となる、北アルプス南部に位置する乗鞍岳に行ってきた。
山竹の会でどこかに登ろうと言っていたが、3連休で天気も良さそうなので、せっかくなので百名山にしようということとなった。
ただ猛暑が想定されるので、比較的高山で登りやすいところということで、急遽 乗鞍を選定した。
今回は残念ながら1家族の都合がつかなかったので2家族 4名で行った。
乗鞍岳は複数の峰を有する活火山で、主峰は3026mの剣ヶ峰だ。
馬の背に置かれた鞍のような山容から乗鞍と呼ばれるようになったらしい。
アクセスは乗鞍スカイラインがマイカー規制になっているので、ほおのき平に車を停めてシャトルバスで標高2702mの畳平へ向かう必要がある。
2702mから標高差約320m程の山行なので、比較的 暑さもましだろうというのが選定した理由だ。
朝3時に団地を出発し名神~東海北陸道を経て、6時20分頃 ほおのき平駐車場に着いた。
シャトルバスの始発は6時55分なのでバス停にはまだ人はいないが、駐車場の9割りは埋まっていた。
朝ごはんを食べて準備をして、6時50分頃 バス停に行くと既に50人以上の列ができており、次の7時過ぎのバスに乗った。
おそらく3連休ということで、臨時便を出してくれているのだろう。
畳平に向かい高度を上げていくと、北アルプスのとりわけ槍穂が綺麗に見えてきて、テンションも次第に上がってくる。
7時45分に畳平に着き、嫁さん達が御朱印をもらったり(実際は剣ヶ峰頂上の本宮を参拝してからとのことで、下山後に無事 頂いたらしい・・・)、記念撮影したりして8時5分に行動を開始した。
ビックリするぐらいの快晴で、気温も高くなく絶好の登山日和だ!!
最初は鶴ヶ池の淵を回って岐阜県と長野県の境を富士見岳に向かって登っていく。
鶴ヶ池の周りには色んな高山植物が咲いている。
花や景色に感動しつつ、8時半に最初のピークである富士見岳(2818m)に到着。
文字通り富士山が見えるらしいが、ホントのトップだけらしく、快晴の中でも残念ながら見分けがつかなかったが、360°の大パノラマである。
北側には焼岳・槍ヶ岳・西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳・燕岳・常念岳が素晴らしい!
東には八ヶ岳・南アルプス、南にはこれから登る剣ヶ峰が一望できる
やはりなかでも槍穂の景観は秀逸だ!!
唐沢カールまではっきりわかる。
絶景に後ろ髪を引かれつつ、一旦少し下って車道を進んでいく。
途中、剣ヶ峰の手前左手に雪渓があり、スキーを楽しんでいる人々がいる。
春スキーとは聞いたことがあるが、夏スキーである。
しばらく進むと肩の小屋に着く。
ここからいよいよ剣ヶ峰に向けて、本格的なガレ場の登山道となる。
ところが、頂上でご来光を見たのか、既に下ってくるパーティもあり登り下りで渋滞になっている。
それでも50分程で手前のピーク朝日岳を越えて頂上小屋を経て剣ヶ峰の山頂に着いた。
山頂には乗鞍本宮があるのだが、比較的狭く山頂標識での記念撮影には15分程 並んで待つ必要がある。
剣ヶ峰には一等三角点がある。
山頂からは南側に御嶽山が望め、以外に近いんだと実感できる。
狭い山頂なので当然 昼ごはんは食べられず、THETAとパノラマ画像を撮り下山を開始した。
下りは登り以上に渋滞だった・・・。
肩の小屋まで戻り、昼ごはんを食べた。
今回はカップ麺とおにぎり。
食後にコーヒーを飲み、小屋で山バッチを買って、12時半に下山開始。
下山は富士見岳を巻いて歩きやすい車道を降りていく。
途中 火山湖が美しい!
40分程で畳平に戻ってきた。
少し余力があったので反対側の魔王岳(2764m)に登った。
往復で30分程度であるが、観光客は剣ヶ峰まで登らなくても、ここまで昇れば絶景が堪能できるのでおすすめだ。
嫁さん達も無事 御朱印をもらい、百人以上並ぶシャトルバスを30分程待って、16時にほおのき平駐車場へ戻った。
帰路の途中、高山で温泉&飛騨牛を堪能し、22時半に帰宅した。
帰ってニュースを見ると京都や岐阜では38℃超えだったようだが、今回の3000mの登山は晴天のなか汗もかかずに絶景を堪能できた最高の山行であった。