行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
富山駅よりレンタカー
この登山記録の行程
馬場島(7:52)・・・東小糸口(8:10)・・・鞍部(8:54~9:04)・・・クズバ山(11:16~11:48)・・・鞍部(13:40)・・・東小糸口(14:15)・・・馬場島(14:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2015年の6月にチャレンジしたクズバ山でしたが、頂上直下の崩壊箇所が渡れず、かつ雨が降り始めて断念してから、3年が経ちました。当時を振り返ると登山を始めて2つ目の山になぜクズバ山を選んだのかは思い出せませんが、急登の連続で大きなトラウマを残しました(笑)。リベンジを心に決めトレーニングと登山を重ねて何回かチャレンジのチャンスはありましたが、回避していました。それほど急登が心に残っていたからだと思います。今回、秋晴れの中チャレンジしてきました。
橋を渡ったところに止められそうでしたが、車が渡れるようにしてある木の板の間隔が意外と広く、借りたレンタカーが軽自動車でなんか脱輪しそうで怖かったので車は馬場島荘前に止め、歩いていきました。3年前はこの橋へ行く途中にデカい倒木が道を塞いでおり車は入れませんでした。東小糸谷登山口より登山開始です。3回渡渉があります。増水時にはかかっている木の渡しが流されるようです。息が切れないようにはじめは非常にゆっくりとしたペースで登っていきます。鞍部に着き小休止後、クズバ山方面に向かいます。
3年前はもう少し繁っていたと思いましたがこの間によく踏み込まれたようです。はじめは本当にゆるい登りです。木の階段が出てきて少し傾斜が出てきます。そして登っていき最後に2~3段の木の階段があり大きな木を過ぎるといよいよ急登が始まります。等高線の間隔を見ていただければ分かるように短い距離で高度を稼ぎます。ある方が3大急登の早月尾根よりも傾斜があると言っていましたがその通りです。ただこの3年間によく踏み込まれステップもしっかり付いており、登山道もしっかり踏まれています。急登といえば急登ですが頚城駒ヶ岳の急坂のほうが厳しかったと思います。多少は経験を積み成長したみたいです(笑)。
そして前回断念した頂上直下の崩壊箇所に差し掛かります。今回はそんなに厳しく感じませんでしたが当時は無理だったのでしょう。そして最大の難所、直登部分です。ロープが付いておりステップもありますので注意して登れば大丈夫です。直登というより急傾斜です。ここを越えればすぐ頂上でなくしばらく登ります。そして頂上に到着です。剱岳が目の前にあります。圧巻です!そして360°の大パノラマです!秋晴れで空気が澄んでおり周囲の山々もクッキリ見えます。長大な早月尾根と早月小屋、馬場島周辺の個性的な猫又、大猫、赤谷山、剱岳周辺の奥大日、大日岳、早月川と富山方面と見飽きません。目の前に剱岳を見ながら昼食です。贅沢としか言いようがありません。静かな時間が流れていきます。
昼食を取り下山ですが、下りは膝に応えます。膝を保護する機能性タイツやストックをそろそろ考えたほうがいいかなと思いました。鞍部を過ぎて安心したのかスリップして尻餅転倒してしまいましたが無事に下山できました。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スパッツ・ゲイター | タオル | 帽子 | グローブ |
サングラス | 地図 | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 行動食 |
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