立山 | 立山室堂山荘

雪山登山装備必要(サングラス必須)。立山稜線はアイゼン&ピッケル必須。遭難発生しており注意

夕景 (2024.04.25 立山室堂山荘 )
夕景 (2024.04.25 立山室堂山荘 )
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天気・気温

富山市の天気予報
明日
晴時々曇
26℃
12℃
明後日
曇時々晴
21℃
13℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 16:00発表
松本市の天気予報
明日
29℃
9℃
明後日
晴のち曇
27℃
12℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 16:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天候 4/24 15:00 曇時々雨 6℃ 

■自然【小屋の周辺の様子】
4/24 本日は高曇りの天気である程度はききますが青空は見えず時折少雨となる天気でした。
小屋入り(4/6)して以降あまりまとまった降雪がありません。
今週も天気はあまりよくない日が多いですが、気温が高めの為しっかりとした雪にはなっていません。
去年より多いかと思った雪もゆっくりと沈んできています。

4/20のシーズン最初の土曜日に3件の遭難がありました。春山とはいえ標高3000mの山岳地帯です。
十分な安全マージンをもって行動してください。

室堂の気温は-10℃~10℃前後です。

4/30の日の出は04:58頃、日の入りは18:39頃です。

登山道の状況

室堂周辺はまだ雪が覆っています。
観光客も含め多くの方が歩いているのでトレースも多く、踏み抜きもあまりありません。
朝一は溶けた雪が再凍結して硬いことが多々あります。
荒天時にはトレースが消えますので状況変化にご注意ください。

まとまった降雪がしばらくないため現時点では雪は安定的です。
雪は硬めで昼の前後2時間ずつくらいは適度に緩んでいます。

稜線以外はスノーシューが必要なところがあります。また稜線付近はアイゼン、ピッケルが必要になります。

4、5月は入山届の提出義務化期間です。
登山、スキースノーボードをされる方は室堂ターミナルにて提出してください。

■スキー、スノーボード、登山を行う方へ
この時期の状況をよく理解している経験者、またはガイドとの同行をお勧めします。
雪崩などのリスクについて、周辺では特別ロープを張るなどの指示はしておりません。
各自が現場での見極めになります。

■立山一帯では、登山者及びスキーヤーは 入山届の提出と雪崩ビーコンの 携帯が必要です。
詳細はこちら! http://toyamaken-sotaikyo.jp
http://chubu.env.go.jp/nagano/to_2015/post_11.html

■ライチョウ沢キャンプ場
4月20日よりライチョウ沢キャンプ場がオープン 水場やトイレなどが利用可能

登山装備

立山室堂は完全に雪山です。
スキー、スノーボード、登山の方は冬期の装備が必要です。

晴れた日の行動中、日差しがあると体感ではかなり暑く感じますが、稜線上で風に吹かれると一瞬で体が冷えます。
体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雨・風雪にしっかり耐えられるレベルが必要。
稜線歩きをする場合は、目出し帽と予備手袋は忘れずに。

紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須ですが、4月5月は紫外線の強さと雪の白さで特に照り返しが強いです。日焼け止めをしっかり塗っても外で作業している従業員は顔が黒くなっています。

■観光の方へ
観光でもそれなりの装備が必要です。
雪や寒さ、濡れに対処するため防寒具、雨具、防水の手袋や暖かい帽子、防水の靴(長靴、トレッキングシューズ)などが必要です。
雪の照り返しから目を守るため、サングラスも絶対必要です。
駅ターミナルから室堂山荘は、雪の上を歩きます。ターミナル前広場には看板がありますし、ルート上に竹ポールを刺してありますが、濃霧等天候によってはルートが不明瞭なこともあります。
その際はお電話にてお問い合わせ下さい。徒歩でお迎えに上がります。

※駅ターミナルから室堂山荘は、雪の上を歩きます。ターミナル前広場には看板がありますし、ルート上に竹ポールを刺してありますが、濃霧等天候によってはルートが不明瞭なこともあります。
その際はお電話にてお問い合わせ下さい。徒歩でお迎えに上がります。

注意点

天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。

下界ではすっかり春ですが、北アルプスは天気が悪いと真冬に戻ります。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。

山に登る方はアイゼン、ピッケル必携です。

お知らせ

■室堂山荘HP
http://www.murodou.co.jp/

■室堂山荘 
電話 076-463-1228

室堂山荘HP、Twitter
http://www.murodou.co.jp/
https://twitter.com/murodousansou
https://www.instagram.com/tateyamamurodousansou/

■宿泊には予約が必要
当山荘空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
4月土曜日やGW期間は既に満室の日も多いです。

昨年の今頃の様子は?

2003年アルペンルート開通は4/15。山荘営業も4/15~(予約受付中)。立山室堂は完全に雪山です2023.04.13

室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26

融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11

立山室堂山荘周辺の過去の様子

  • 夕景 
  • 夕方は太陽が出ました。
  • 朝は予報とは裏腹のガス。視界20mほど
  • 立山の様子
  • 室堂山荘の様子(小屋明け準備中)
  • 周辺山岳はまだまだ雪山です
  • 昨日の降雪で、うっすら積もりました。今日は1日いい天気でした
  • これより下山します。今年度も多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
  • 先週末にまとまった降雪がありました。現在約1mほど積雪しています
  • 小屋に来るまでも踏み跡以外を歩くと腰まで埋まりました。
  • 富士の折立と大汝山
  • 雄山頂上

立山室堂山荘

現地連絡先:
076-463-1228
電話番号:
076-463-1228
連絡先住所:
〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂

地図で見る
http://www.murodou.co.jp/

施設の詳細を見る

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 ふつう立山と呼ぶ場合、雄山神社を祭る雄山(3003m)か、浄土山、雄山、別山を含めた立山三山を指す。昔は毛勝三山から薬師岳辺りまでを含めて立山と呼んだし、江戸時代の文人画家、谷文晁(たにぶんちよう)の『日本名山図会』では別山、立山、剱岳をひとまとめに「立山」としている。つまり漠然とした山域なのだ。  その山域の最高峰が大汝山。古くは御内陣と書かれているので、雄山神社の奥社だったと思われる。縦走路から少し東にそびえている。  花崗閃緑岩質片麻岩で構成される大汝山には、西側に氷河地形として知られるカールがある。日本の地理学のパイオニアで、日本の氷河地形を初めて発見した山崎直方の名をとった山崎カールで、天然記念物に指定されている。  冬の北西の季節風で豪雪が山の東側に積もるため、日本のカール地形はほとんど東斜面に発達しているので、西斜面の山崎カールは珍しい。室堂から見ることができる。  地籍は富山県中新川郡立山町。乗鞍火山帯に属す火山で、溶岩台地の弥陀ガ原の上にそびえている。立山のもう1つの顔は加賀の白山とともに北陸の霊山として古くから信仰されていた修験道としての山。  開山は大宝元年(701)で越中介佐伯有頼(慈興上人)が鷹狩りの折、手負いのクマを追って奥山に入り岩屋に追い込んだが、中に入ると阿弥陀如来と不動明王に化身し「立山開山」を命じたとか。同じ8世紀には越中国の国守に任じられた万葉の歌人、大伴家持が「立山に降り置ける雪を常夏に 見れども飽かず神からならし」と歌ったように、立山は霊位に満ちた山なのである。  後年、天台宗と真言密教の修験道場となり、立山三山を極楽、地獄谷と剱岳を地獄に見立てた思想が独得の立山講を生み、山麓の芦峅寺衆徒の立山曼茶羅図による視覚に訴える全国布教で信者を増大させていった。ことに、宗教上のタブーだった女性にも極楽往生ができるという「布橋大潅頂」がセールスポイントで、江戸時代での先進的、精神的女性解放の旗印だった。  イラスト入りで地獄極楽を説き、ほかの宗門では不可能な、女性でさえ極楽往生ができるという説教を聞かされたときの驚きと喜びが、立山講中の賑わいを生み、芦峅寺から材木坂を登り、長大な弥陀ガ原をたどって室堂や雄山へと、三十数kmもの山道の苦行を悦びに変えていたのである。  現在の登山者は室堂までケーブルカーやバスを乗り継ぎ、室堂から2時間30分で雄山へ、さらに15分で最高峰の大汝山に登り着く。

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