• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

晩秋の十文字越え

十文字峠( 関東)

パーティ: 1人 (まさ10 さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

一日目:晴れのち曇り、2日目:晴れのち曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: 【往路】小海線信濃川上駅から川上村営バス 梓山下車
【復路】秩父湖から西武バス 西武秩父駅下車

この登山記録の行程

【一日目】
梓山(11:07)・・・毛木平(12:07)[休憩20分]・・・十文字小屋(14:26)

【二日目】
十文字小屋(05:50)・・・四里観音(06:16)・・・三里観音(08:03)・・・二里観音(09:41)[休憩19分]・・・一里観音(11:13)・・・林道(11:46)・・・登山口(12:22)・・・栃本関所跡(12:38)・・・秩父湖(14:05)

コース

総距離
約27.2km
累積標高差
上り約1,554m
下り約2,319m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

静かな山小屋に泊まり、冬枯れの稜線から紅葉の山里へ、古の峠道を歩く山旅。

日曜日というのに、小海線の信濃川上駅で下車したのも、バスの乗客も私一人。
梓山の集落から毛木平登山口まで、畑の中の舗装道路を歩く。
舗装が無くなると葉を落としかけたカラマツやシラカバを両側に見ながら毛木平(毛木場)の駐車場に着く。
車がたくさん停まっていて、三々五々下山してくる方たち。ここで昼食休憩をとる。
登山口を出発し千曲川を渡る。向こうから十文字小屋の小屋番の宗村さんが下山してくるのに出会う。1年ぶりに会ったので、しばらく立ち話。今日はお手伝いの方が小屋に入っているとのこと。
沢増の登山道の広葉樹は葉を落とし、薄暗い針葉樹林の八丁坂を登りきると稜線に出る。
樹林が開けると、煙突からうっすら煙の立ち上る十文字小屋に到着する。
昨日はイベントで賑やかだったそうだが、今日の小屋泊まりは私ともう一人だけ。すでにその方が大弛峠から歩いて到着していて、お手伝いの方とストーブの前で語り合っていた。
話に私も加わり、夕方まで過ごす。夕食後もテント泊のソロの方も呼んで4名で消灯時間まで。

夜はそれほど冷え込まなかった。地面にも霜が降りていない。
朝食を少し早めに用意してもらい、明るくなるのを待って出発する。
針葉樹林を下っていくと前方から朝日が差してくる。少し歩くと四里観音。さらにしばらく行くと四里観音避難小屋分岐。小休止の後、歩き始めると避難小屋に泊まったという方が後ろからやってくる。
あまり眺望のきかない樹林を1時間以上歩いて三里観音。この周辺は台風の影響か倒木が多い。しばらく落葉と落枝で踏み跡も良くわからないところがあり、倒木の前後でさらに道間違いに注意が必要だった。
途中でボランティアで登山道を整備されている方に行き違う。
ようやく倒木も少なくなると、白泰山避難小屋のある二里観音へ。すぐ近くの「覗き岩」で軽食休憩をとる。
白泰山は北側をトラバースする。木々の間から両神山方面が見える。
だんだんと標高が下がって、落葉した木々より紅葉した木々が増えるようになってくる。ちょうど紅葉の盛りの所に一里観音。
しばらく赤・黄・オレンジの木々を両脇と頭上に眺めながら歩く。植林された針葉樹が現れるようになり、薄暗い杉林を抜けると林道が現れる。再び杉林下ると両面神社、その先で登山口に出て舗装道路を栃本の集落に向かう。
栃本関所跡は昼間はバスが少ないため、秩父湖まで向かうことにする。
雁坂トンネルが出来て走る車も少ない国道を、秩父湖のバス停まで歩く。
三峰神社からやってきた西武秩父行きのバスは平日でもたくさんの方が乗っていた。

続きを読む

フォトギャラリー:44枚

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 健康保険証
医療品 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる