行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
JR嵯峨嵐山で下車、そのまま正面の道を下って行き嵐電に乗り換え、四条大宮で下車、JR西日本バスに乗り換え周山経由で栂ノ尾バス停で下車、バス停の裏側が高山寺
この登山記録の行程
JR嵯峨嵐山駅着(7:23)・・・徒歩で嵐電嵯峨駅に着(7:30)・・・嵐電四条大宮行き発(7:37)・・・四条大宮駅(8:00)・・・周山行きバス停(四条大宮交差点北西角)栂ノ尾行き発(8:12)・・・栂ノ尾(9:00)・・・高山寺(9:10)・・・西明寺(9:20)・・・神護寺(9:40)・・・錦雲渓(11:10)・・・清滝バス停(13:50)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は敢えて山登りを封印してハイキングを楽しんでみました。
今回紹介するルートは低山ハイキングを始めたばかりの方やまずは散歩の延長から始めて見たいと考えている方に楽しんでいただきたいと考えて出来るだけアップダウンや高低差が無いように調整しました。
ただ、どうしても階段はありますので階段がイヤな方は神護寺を外せば更に難易度は下がります。
それではコース案内です。
今回敢えてバス停を四条大宮に設定したのは阪急の駅と隣接しているので大阪方面からのアクセスを考慮したからです。
もちろん京都駅からでも出ているのでそちらが良ければ京都駅からの時間を調べてチョイスしてください。
また、京都の方でしたら円町からでも乗る事が出来るのでご自身の近隣のバス停を調べてみてください。
京都駅からなら約一時間、四条大宮からなら約45分で栂ノ尾バス停に着きます。
栂ノ尾バス停の近くに高山寺への裏参拝道がありますのでそちらから高山寺へ行きましょう。
すぐに石水院という国宝がありますので拝見しましょう。
ちなみに今回紹介する寺院は全て京都の誇る三尾と呼ばれる栂ノ尾、槇尾、高雄に所在し紅葉が大変有名な寺院です。
また国宝級の寺院ばかりですので見応えは保証します。
ただ、残念なことに今年の台風21号の影響で高山寺は石水院から先は倒木のせいで行く事が出来ません。
寺院の方も心から申し訳なさそうにされていたのでご挨拶して高山寺を辞します。
次に向かうのは西明寺です、高山寺の表参道から道路に出て右へ進むとすぐに橋が架かっていますので渡った先を道標に従い右へ進みます。
道標は全て京都トレイルの道標になるので分かりやすいです。
しばらく進むと西明寺への分岐がありますので従い赤い橋を渡ります。
渡った先にある受付で拝観料を支払って坂道を上がっていきます。
ここも距離は大したことは無いですが坂道と階段があるのでゆっくり進んでください。
山門を抜ければ目の前に本堂がありますので参拝しましょう。
御朱印が欲しい方は本堂の左側に納経所があるので頂きに行きましょう。
ちなみに高山寺は金堂に行けないので石水院で受け付けておられます。
西明寺は庭園が素晴らしいのでゆっくり散策しましょう。
御朱印をいただいたら次に向かうのは神護寺です。
一旦、西明寺からでて道標に従い神護寺方面へ進みましょう。
ちなみに約半分くらいがアスファルト歩きなので歩きやすい靴を履いてください。
出来ればトレッキングシューズがいいですが特に厳しい道はないのでスニーカーでも問題はありません。
私のように川を渡渉しようと思わなければ大丈夫です。
アスファルトの道とは言え周囲は山々に囲まれて紅葉が綺麗なので飽きることなく神護寺に到着します。
赤い橋を渡った先が入り口ですがここから結構な階段を上っていくので階段が苦手な人はエスケープして錦雲峡へ向かってもいいと思います。
ただ、神護寺はとても素敵な寺院なので出来れば拝観される事をお勧めします。
しばらく階段を上っていくとここも台風の影響で倒木がありますが通路を塞いでいる訳では無いので頭上に注意して進んでください。
右へ大きくカーブしたところを過ぎると左手にお茶屋さんが数件ありますので疲れた方やお腹が空いた方は休憩するといいでしょう。
お茶屋さんを過ぎると左に大きくカーブしてそこから最後の心臓破りの階段となります。
ここを上りきれば立派な楼門があります。
ここは珍しく楼門を守っているのが金剛力士ではなく持国天様と増長天様となっているので見逃し注意です。
楼門を過ぎると広大な境内のあちこちが紅葉で彩られており何処を見ても素晴らしい景色が広がります。
ちなみに全て見て回ると小一時間ほど最低でも必要です。時間の無い方は最低でも鐘楼と金堂(本堂)と多宝塔とかわらけ投げ広場は抑えておきましょう。
私は全てを見て回らないと気が済まない性格なので全て見て回りました。
鐘楼と金堂に多宝塔は更に階段を上がる必要がありますがここまで来れたのなら大丈夫ですので頑張って見て回りましょう。
金堂で御朱印がいただけます。
かわらけ投げ広場は景色も最高ですので是非立ち寄ってみてください。
ここもお茶屋さんがあるので休憩ポイントです。
広場の左側にお土産物屋さんがあり、ここで200円を支払ってかわらけをもらいましょう。
広場の一番奥が展望台兼かわらけ投げの場所なのでここからかわらけに願いを込めて投げましょう。
コツはかわらけを逆さまにして手首のスナップを利かせながら投げれば結構遠くまで飛んでいきます。
3枚いただけるので楽しみながら投げてみてください。
お土産を買い、店の方と仲良く喋った後、いよいよ錦雲峡に向かいます。
まずは来た道を戻って入り口まで来たら右へ進みましょう。
最初はホテルや休憩所をすり抜けるような道ですが右手に公衆トイレを見送ったあたりから本格的な山道に変わります。
左側にあるダムの前に架かる橋を渡った先から錦雲峡の始まりです。
右側に展開する紅葉を存分に楽しみながら進みましょう。
アップダウンはほとんどないので歩きやすいですが台風の影響で少し道が崩れた場所がありますので注意してください。
もちろん危険な箇所にはロープが張ってあるのでそれほど神経質になる必要はありません。
しばらく進むと左側に水路がモダンな建築物としてあるので紅葉と一緒に写真に撮るといいでしょう。
そこからしばらく進むと杉木立の中を進むような道があります。
ここを抜けた先の右側から河原に下りられるのでここで大休憩を取るといいでしょう。
清流が目の前をサラサラと流れ、その先には素晴らしい紅葉が展開する素敵な場所です。
私はここでお昼ごはんをいただきました。
足元がしっかりしているのなら少しだけ渡渉するとそのままコースに復帰することができますが濡れるのが嫌なら来た道を戻ってコースに復帰してください。
ここからは橋を渡って右側のルートに変わります。
左側に清流を眺めながら紅葉も楽しみながらととても素敵なコースです。
ただ、以前にも金鈴峡(保津峡駅から清滝までのルート)で紹介しましたが出来るだけ自然のルートを利用しているので足場は岩の上が多く滑りやすいので注意が必要です。
しばらく景色を楽しみながら進むと右へルートが変わります。
ここからは川を高巻く形で少しだけ上りになります。
距離は大したことはないのですがそこそこ上りますので足腰の弱い方はゆっくり取り組んでください。
上りきった先が愛宕山の裏参道と合流するのでそのまま道標に従い清滝バス停まで戻りましょう。
バスは行き先にもよりますが一時間に数本出ていますのでうまく組み合わせれば待ち時間を気にすることはないと思います。
私は必ず嵐山温泉に行くことにしているので阪急嵐山駅へ向かいます。
嵐山温泉でゆっくり疲れを癒してから帰路につきましたがこの季節は観光客で渡月橋が凄いことになっているので気をつけてください。
最初は嵯峨駅前あたりでビールでも飲もうか?と思いましたがあまりにも人が多いのでサッサと家路につきました。
フォトギャラリー:76枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 |
GPS機器 | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 |
アイゼン | ピッケル | ショベル | プローブ | ビーコン | ゴーグル |
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