行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
松山方面から国道33号から久万高原町で12号線に入り約45分で面河茶屋。駐車場から面河川沿いに林道を歩いて25分で登山口。
この登山記録の行程
面河茶屋発(6:50)---登山口(7:15)---霧が迫(8:45)---
「面河山山頂」標識(9:35)---愛大石鎚小屋(10:25)---二の鎖上(11:30)---弥山・頂上(12:00)---下山開始13:00---
登山口(17:30)---駐車場着(17:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
宇和島のグループ、クラブ・テクテクの石鎚登山に参加させてもらうことになり、朝、松山インターで拾ってもらって、面河渓に行った。
登山口から、階段と急斜面の道を登って、面河山頂の下まではモミ、ツガなどの生えた涼しい林の中を歩き、時々右手遠くに筒上山が見えた。またキツツキが木を突っつくトトトトトという音が聞こえた。
面河山頂下を過ぎ、尾根に出てしばらく歩いて愛大石鎚小屋に近づくと展望が広がり、石鎚山頂南西斜面の威容が姿を見せた。
小屋から先の登山道は1,2か所くずれているところもあったが、通過に特に困難はなかった。
笹原をトラバースするやや長い、緩い上り坂を過ぎ、シコクシラベの森を通って、急斜面の坂を上ると二の鎖の上に出た。頂上へは、三の鎖を登ってもいいし、金属製の階段を上ってもよい。階段が登山者で渋滞していたこともあり、私は20年前に一度(土小屋から)登った時と同様、鎖を登った。
私は片道(登り)5時間の山歩きは初めてだった。同行した人の中で非常に足の速いベテランがいて、私はついていこうとはせず、距離が開いても、自分のペースで歩こうとした。しかし、それでも、ずっと前方を歩いているその人の姿が見えると、無意識にがんばってしまったのかもしれない。途中から軽い頭痛を感じはじめたが、空は晴れ渡り、気分はよく、疲れはさほど感じなかった。
三の鎖を上った時には頭痛も忘れてどうということはなかった。頂上で、昼食を食べ、記念写真を撮った。東京の新聞社の企画したツアーの客などで頂上は混みあっていて、天狗岳に渡るのは諦めた。
この間に、高山病が進行していたようだ。下り始めて間もなく頭痛がひどくなり、全身に疲労を感じ、体のあちこちが痛み出した。また、吐き気がして、何度もゲップをして胃の中にたまったガスを押し出した。つま先、ふくらはぎ、ひざ、もも、足全体が痛くなって歩くのがつらかった。これは典型的な高山病の症状と思われる。
グループで最後になり、ほかの人を待たして申し訳ないとは思ったが、ほとんど倒れそうで、駐車場にやっとたどり着いたときには、渓谷に落ちる夕日は翳っていた。ようやく元気が戻り、口を利けるようになったのは、車に乗り、30分ほど経ってからだった。
フォトギャラリー:5枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
ノート・筆記用具 | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
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