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大山 一向平~三鈷峰 日帰りピストンで計画

三鈷峰(大山)( 中国・四国)

パーティ: 1人 (みねるう゛ぁ さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り 大山・剣ヶ峰付近はガスぎみ 三鈷峰上空は曇り・眺望は◎

利用した登山口

一向平  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 蒜山ICより、蒜山スカイライン・大山環状道路経由、一向平駐車場。

この登山記録の行程

一向平(06:38)・・・大山滝展望所(07:10)[休憩 30分]・・・大休口(07:55)・・・大休峠(08:45)[休憩 15分]・・・野田ヶ山(09:30)[休憩 10分]・・・振子山(10:16)[休憩 20分]・・・ユートピア避難小屋(11:07)・・・三鈷峰(11:20)[休憩 45分]・・・ユートピア避難小屋(12:15)[休憩 5分]・・・振子山(12:40)[休憩 10分]・・・野田ヶ山(13:20)[休憩 5分]・・・大休峠(13:45)[休憩 15分]・・・大休口(14:35)・・・大山滝展望所(14:50)[休憩 5分]・・・一向平(15:20)

コース

総距離
約15.2km
累積標高差
上り約1,784m
下り約1,784m
コースタイム
標準7時間4
自己6時間2
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

中四国の山々も初雪の報告がちらほらと聞こえだしたので、
2018年の無雪期登山シーズンの最後を飾ろうと、日帰りでちょっと「がっつり」な登山を計画。
今回は大山南側(東側になるのかな)から行ってみましょう!

一向平から大山滝を堪能し、そのまま大休口→大休峠→野田ヶ山へ。
そこから稜線部をたどって親指ピーク越え→振子山→ユートピア避難小屋へ。
さらに三鈷峰へ登頂した後、同コースを日帰りピストンの予定。

全行程約15Km。休憩こみこみ標準ペースで、コース所要時間約9時間。
となると朝7時に出発したとして、戻ってくるのは16時。
ちょっと遅れると日没となってしまうので、
三鈷峰を絶対の目的地とはせず、午前中に行けた所が最終目的地で後は引き返す、
でも行ければ三鈷峰まで!というつもりで、日が昇り空が白み始めた午前6時、一向平駐車場を出発。

大山滝までは、吊り橋前のド急登階段以外は傾斜もさほどきつくない道が続きます。
のんびり立ち寄ってる余裕はあまりなかったのですが、見たかった大山滝の滝壺眼前まで降りました。
滝壺に降りる道は鎖場で、意外にハードでした…^^;

滝を堪能した後、いよいよ本命の三鈷峰を目指します。
大山滝より先はやや傾斜がきつくなり、道幅もようやく登山道的な!?狭さに。
ただ、全行程で標高差が1000mほどありますが、
駐車場から三鈷峰までは歩行距離もけっこうあるので、全体的に傾斜は比較的緩やかです。

傾斜が本格的にきつくなるのは大休峠も過ぎ、野田ヶ山山頂手前あたりから。
また、野田ヶ山・振子山間の稜線は道幅が狭く、
特に親指ピークは小さいながらも切り立った岩場で、かなりの難所です。
さらに、今まで風裏にいたので感じませんでしたが、
野田ヶ山山頂を過ぎ稜線部に出てからは、
日本海側から吹き付ける北風にさらされました。
冷たい北風にさらされると、
やはり冬の訪れを感じずにはいられません。

親指ピーク周辺の難所を抜けても、振子山手前が結構急登。
その上、足下がぬかるんでいたので滑りやすく、慎重にならざるを得ません。
振子山を過ぎてからも、稜線歩きが少し続きます。
ここは岩場ではないので、親指ピーク周辺と比べると一見穏やかに見えますが、
道幅が狭く、さらに小さいながら2カ所、穴が開いている!?所があって…

穴を通して、なんと!その下に崩落部斜面が見えます!!  ̄◇ ̄;

もしスポッとはまって穴を抜けると、そのまま滑落するのでは!?
今は人一人はまる様な大きな穴ではありませんし、はまっても片足ぐらいです。
それに穴の周囲を草木の根が張ってあるので、すぐに崩れる心配もなさそうですが…
これっていわゆる雪庇的な感じで張り出してて、
下が一部えぐれてる(崩落してしまってる?)所があるってことでは!?^^;
正直、怖すぎて右側には寄れません… ̄□ ̄;
(この時の進行方向、振子山からユートピアに向いての『右側』です)

午前11時過ぎ、無事ユートピア避難小屋到着!
午前中になんとかここまで来ました。
一向平からここまで、実は誰にも会いませんでしたが、
さすがにユートピアに着くと
大山寺方面から登ってこられた方が数名おられました。
ちなみに、帰りも大山滝過ぎるまでは誰ともすれ違いません。
一向平から大山を目指す人はやはり少なめ…

ユートピア・三鈷峰周辺は雪はありませんでしたが、
剣ヶ峰の方はちらちら雪が見えます。
この感じなら弥山あたりにも、もうすでに少し雪はありそうです。

三鈷峰で少し休憩し、帰りは登ってきた道と同じ道をピストンします。
野田ヶ山山頂までは下り基調ながら、アップダウンあり、難所あり。
道幅も狭く、ペースアップできる所はあまりありませんが、
野田ヶ山山頂を過ぎれば、
後は吊り橋付近のド急登階段以外は基本なだらかな下りです。
行きは5時間近くかかりましたが、帰りは3時間ほどで、
無事に、時間内に一向平駐車場へ戻ることができました。

正直、ハードな道のりでしたが、どうしても見たかった大山滝も見れました。
紅葉のピークは明らかに過ぎていましたが、秋の山道も堪能できました。
親指ピークや稜線歩きなど、難所越えのやりがいもありました。
無雪期登山シーズン最後にふさわしい、3ヶ月ぶりの大山登山を満喫です。

さすがに半端ない疲労感ですが、それ以上に充実感のある登山でした!

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