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恭仁京跡から海住山寺を経て三上山

三上山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ(時々薄曇り)

登山口へのアクセス

電車
その他: JR加茂駅下車後まずは恭仁大橋を目指す、恭仁京跡から行くと史跡を通り抜けて行くことができるが道標に従い、海住山寺を目指しても同じ結果となるのでどちらでも良い、登山口は海住山寺の奥にある。

この登山記録の行程

近鉄京都駅発(7:27)・・・新祝園(JR祝園駅に連絡しているので乗り換え)祝園(8:09)・・・木津駅(8:27)・・・加茂駅(8:33)・・・海住山寺(9:20)・・・登山口(境内右奥から上がれば直ぐにわかります。)(10:20)・・・三上山山頂(11:00)・・・棚倉駅(14:00)

コース

総距離
約14.0km
累積標高差
上り約800m
下り約811m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいつもの友人と今年最後の登山をどこにするか悩んだ挙句、連休でしたが天気も悪かったことから24日の一日だけで行ける山をチョイスしてみました。
友人のリクエストはシンプルに見晴らしの良い山とのことだったので最初は高山を考えていましたが気温も低くなるとの情報から選んだのは三上山です。
この山は京都の南、木津川の近くにあり標高こそ473mの低山ですが意外な程鋭角なので上りごたえもあり、山頂には展望台もあるため友人のリクエストにも応えられたのと古刹や史跡もあるので正しく今年最後を締めくくるのにはもってこいの山でした。
それではコース案内です。
京都駅からはJR奈良線で木津までいき乗り換えて加茂まで行くか近鉄で新祝園まで行き、隣接しているJR祝園駅で加茂まで行くかチョイスしてください。
加茂駅を西口から出たらそのまま目の前の道を真っ直ぐに進みます。
大きな道をチョイスした場合はしばらく進むと右手に郵便局があるので右へ曲がります。
後は突き当たりまで進んで左へ曲がるだけです。
曲がった先に老舗の和菓子屋さんがあれば正解です。
和菓子屋さんの前の道を河川の土手まで上がります。
木津川を左に見ながらしばらく進めば恭仁大橋があるので渡ります。
渡った先から恭仁京跡の道標が出てくるので従い、進路を左に取ります。
しばらくのどかな道を道標に従いながら進むと右は海住山寺へまっすぐは恭仁京大極殿跡地方面となります。
我々は素直に海住山寺方面へ向かいましたが恭仁京大極殿跡地から行くと山道を経由して海住山寺へ行くことができるのでアスファルト歩きが嫌な方は恭仁京大極殿方面から行かれることをおすすめします。
民家の間を抜けると海住山寺の石碑が現れますがここからがいろは坂と呼ばれる急坂が待ち受けています。
途中には公衆トイレがあるので利用するといいでしょう。
ぐんぐんと高度が上がっていくので友人とこのままでは山頂付近まで行ってしまうなと話していましたがそれほど高度差が大きいのでゆっくり取り組んでください。
しばらく進むと山門が見えてきますがこれは昔の入口のようで本当の入口はまだまだ先です。
ただ、ここから先は道が緩やかになってくるので海住山寺までは散歩感覚で歩けます。
しばらく進むと左側に階段が現れます。
上がりきった先が海住山寺です、立派な山門をくぐって境内に入ると古刹という雰囲気が満開の素晴らしい寺院です。
お参りを済ませ五重塔を拝見したら御朱印をいただきます。
おそらく先代の御住職の奥様と思われる方が御朱印を書いてくださいました。
しばらく境内を散策していると奥様が「三上山へ行くの?」と聞いてこられたのでハイと返事をすると「この道を上がるのよ。」と登山口への道を教えてくださったのでお礼を述べて上がって行きます。
上がった先は広場となっており近くには鳥獣供養塔があります。
左手は展望が開けておりここからの景色はなかなかのものなので写真に収めましょう。
広場入口に戻ると看板があり、登山口を示唆しているので従い進みます。
途端に素敵な山道が続きますので楽しみながら進みましょう。
ただし、ここから極端に道標が少なくなるので周囲に注意して進んでください。
しばらくは海住山寺→神童寺という貼り紙に従い進むのですが途中の分岐で右は下り、左は少し上りという分かれ道に差し掛かります。
よく注意して見ると小さな看板で下り方面に三上山と書いてあるので下りましょう。
道なりに下って行くとやがて谷間に出ますので小さな沢を渡渉します。
渡った先は車道になっているので右へ進みます。
しばらく車道を上がって行くと左カーブになっていますが真っ直ぐに進むことができます。
ここはよく見ればわかりますが看板があり、冒険の道と記載されています。
ここからはこの道標に従い進む事になりますがここから本格的に山道となるのと結構急登の連続となるので低山だからと舐めてかからないようにして下さい。
木製の階段や急坂、タイトな上りが続くので疲れやすい方はゆっくり進みましょう。
しばらく急登が続き、そのあと一回目の車道を渡ります。
ここからは山道→車道を渡るを3回ほど繰り返す事になります。
3回目を越えたあたりから道は左へ切れていきこの辺りから水平に進む事になります。
しばらく進むと三上山展望台を示唆した看板が出てくるので従い木製の階段を上っていきます。
上がった先が三上山山頂となり目の前に展望台があるのでまずは展望台に上りましょう。
展望台には標高看板があり、山頂が473mだという事がわかります。
それよりも素晴らしいのは360°の展望を楽しむことができることです。
京都南部は当たり前ですが奈良北部、生駒の山々を一望できるとても素晴らしい山です。
しばらく景色を楽しんだら展望台の真下が東屋になっているので少し早いですがお昼を食べることにしました。
途中から1組のカップルが(登山者)来られたくらいで他には登山者を見かけませんでしたがここまでは車でも来ることができる為、我々と入れ違いで家族連れが帰って行きました。
なのでたまたま静かな山行になりましたが桜や紅葉の季節は人が多いかも知れません。
食事を終え、コーヒーを楽しんでゆっくり休憩した我々は下山を開始します。
下山は来た道(下山方向で見ると来た道は左)とは違い右へ進みます。
この道は一回車道を渡るのですがそこから先はかいがけの道と呼ばれる素敵な山道となります。
しかし途中でモトクロスのバイクが転倒していてライダーが疲れた表情で佇んでいたので声を掛けましたが大丈夫ですと言うのでそのまま進みました。
正直言って山道なのでバイクは禁止されているはずですが確証が持てないので特には注意することなく下りましたがかいがけの道の終点(一旦車道に出ます。)に柵がしてあり表側には二輪の通行禁止の看板がありました。
友人とやっぱりなと言いながら先へ進みます。
我々もバイクに乗るので気持ちはわかりますが禁止された道は通行してはいけませんし万が一、登山者を怪我させたり自分自身が谷底に滑落したらどうするつもりなのか?考えが浅はかとしか言い様がありません。
ちなみにバイクやマウンテンバイクが山道を走ることが増えて来ていますが基本は禁止されていますので自治体に事前に問い合わせて通行可能か確認して楽しんでいただけたらと思います。
車道に出たら左へ進みます、しばらく進むと看板が棚倉駅を示唆していますので従い山道に入ります。
ここからも素敵な山道を進むのですがここから次の車道に出るまではひたすらこの林道から外れないように進んでください。
私の記録にも何回か右へ進んでは引き返した跡が残っていますがガイドブックを読み間違えて右へ入ってしまいました。
この辺りは一切の道標や山岳会の看板がない為、右へ入るタイミングがわかりませんでした。
ガイドブックには車道に出たら左へ進み山道へ入ると記載されており、その先はY字路を右へ入ると記載されている為、右への道を模索していたのですがたまたまかいがけの道の終点を最初の車道だと思っていたら実はこの車道はカウントされていなかった為、右への道がおかしくなってしまったのです。
なので正確に説明すると一回目の車道(バイク禁止の看板がある車道)は左へ進み看板に従って山道に入り最初のY字路は左へ進み道なりに車道に出るまで進みます。
車道に出たら左へ進み直ぐにあるコンクリートで出来た坂道を上がってその先にある分岐は左を進むと右の道と合流します。
(右の道は荒れているのと間違えて鉄塔下へ行く道がある為オススメ出来ません。)
そこから先はもうガイドブック通りとなって左右の分岐はお墓が見えている右へ進みます。
そこから少し進むと左側にため池が見えて来ますので道なりに集落へ進みます。
十輪寺の前を左へ進み直ぐにある十字路はまっすぐに進めばJR棚倉駅が見えて来ます。
散々道に迷いながら着いたので1時間ほどロスしましたがそれなりに楽しんで歩けたので苦痛ではなかったです。
ただ、このルートは逆だと全くと言っていいほど目印がないので我々のルートで棚倉駅を目指すか三上山からは海住山寺方面へ引き返した方が道迷いのリスクは少ないでしょう。
14時に棚倉駅に着いた我々は25分の電車に乗って京都駅まで戻りいつもの温泉で疲れを癒して飲みに行きました。

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登った山

三上山

三上山

473m

よく似たコース

三上山 京都府

京都府南部、好展望で人気が高い山

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
5時間35分
難易度
★★
コース定数
20
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